企業を直撃インタビューしました特集

株式会社キャッチアップ

事業内容
賃貸マンションの仲介・管理
不動産売買の仲介
賃貸マンションの企画・立案・ファイナンシャルプラン
保険代理業
マンションリフォーム
バリ島の家具・インテリア雑貨の輸入販売
茨木地域情報発信
プロフィール
1966年京都生まれ。
1988年地元賃貸専門会社に入社後、
全国展開の大手不動産チェーンに入社。
年間契約本数全国一位の実績を得た後、
新たな想いが叶う会社に転職後、
一から営業後、専務取締役に就任。
2005年設立したグループ会社の1社である会社を、翌年買取りにて
2006年6月に社名変更とともに代表取締役に就任。
2008年店舗を高槻市から茨木市に本店移転。

代表取締役 堀真悟さん

社員もアルバイトも大活躍!
新しい不動産業のカタチを提供し続ける

旧態依然とした不動産業界を変えたい思いで、たった一人で独立

京都生まれの47歳。子供の頃から父親が経営していた不動産の仕事をつぶさに見てきたが、旧態依然とした不動産業界の空気に反発し、絶対に跡は継がないと心に決めていた。ところが、22歳のとき、思いがけずこの世界へ飛び込むことになった。

「ひとり暮らしをしたくて駅前の不動産屋に相談に行ったときのことです。カウンターで煙草を吸いながら商談する、ポケットに手を突っ込みながら客の私を『兄ちゃん』と呼ぶなど、25年前の不動産業者の横柄さは本当にひどいものでした。私は不動産業界には行きたくなかったけれど、父親のことは尊敬していました。だから、その父の仕事をバカにされたような気分でした」。

サービス業とは思えない不動産業界の実態を見て、「この業界変えたる!」と大手不動産会社へ就職した。

「入ってみたら、やっぱりムチャクチャでした。もっと正々堂々と、切磋琢磨するレベルの高い業界にしていかないとあかんと痛感しましたね。自分の力でなんとか風穴をあけて、この業界全体に蔓延している体質を本気で変えてやろうと」。

熱血漢の掘堀社長は、自分が結果を出すことで改革へ取り組んだ。そして、30店舗の中で営業成績No.1を獲得。店長を経て、部長となり、ついには専務取締役までに出世。しかし、大きな企業の中では、なかなか根本的な体質まで変えることができなった。そんなとき、会社からリストラ同然で不採算店を買って独立しろと言われる。

「当時の部下が『一緒について行く』と言ってくれましたが、それは前の会社に対して不義理になると断りました。ひとりで高槻に店舗を構えるところからスタートしました」。

3年前に店舗を茨木駅の目の前に移転。そこで、独立した直後から、賃貸物件でもフロアやクロスを100種類以上の中からお客様に選んでもらう、これまでにない新しいサービスを展開した。“業界初”と新聞にも取り上げられた。

「私があえてテレビやラジオに出るのは、この業界を変えたいという願いから。これまでの不動産業のイメージを払拭したいんです」。

少数精鋭部隊で、人間教育に注力〜主婦のアルバイトが大活躍!

現在、正社員とアルバイトを合わせて4名のスタッフとともに、不動産とエリア情報発信を2軸で行う堀社長。今後は、もっと人員を強化していきたいと話す。

「社員、パート、アルバイトに関わらず、入社したらまずは宅地建物取引主任者の資格を3年以内に取ってほしいと言っています。仕事中に勉強したっていいぞ!てね。社員全員が宅建の免許を持っている会社にしたいんです。資格があると、彼、彼女たちのその後に人生に何かと役立ちますから」。

キャッチアップには早朝勉強会なる、堀社長自ら開く社員向けの勉強会も行っている。

「借家契約の法律、火災保険の仕組み、トップセールスマンになる方法など、不動産に関することから、コーチング、マナー、人生論まで、人として生きるために必要なあらゆることをレクチャーしています。もちろん、無料ですよ(笑)。特に社員研修というのではなく、アルバイトの方にも参加してもらっています。ここで少しでも多く何かを学び、吸収してほしい。人生勉強したい人がいれば、もう誰だって大歓迎です」。

“不動産というのは情報産業”と堀社長。現在、茨木市全域の地域情報をフェイスブックで発信するサービスも行っており、そのリポート記者に主婦のアルバイトを雇っている。

「口コミや人脈など、主婦の情報を収集する能力は非常に高い。市内全域の病院、食べ物屋、クリーニング店、この地域に住んでいる方に喜んでいただけるリアルな情報を集めてくれます。ですので、不動産ではなく、今はこの新サービスの方に注力してもらっています。そこで得た情報は、結果的に私たち不動産を売る営業マンにとって貴重なネタになるんですよ。たとえば単身赴任で初めて茨木に来られた方など、このエリアのことを知らないお客様にも親身になってフォローできますから」。

堀社長が今求める人材は、「こんなんやりたい!」と夢を語れる人。

「不動産も地域情報の発信も、みんながワクワクするための生活提案事業。人の数だけ夢があるように、社員の数だけ会社には夢があるはず。そんな社員がやりたいことを叶えて幸せになれば、それは会社の幸せにもなる。さらにそれが地域の幸せにつながると思っています」。

不動産業界のイメージは昔と比べるとだいぶ良くなった。次は、夢を抱いて門をたたく若者を応援したい。社員もアルバイトも関係なく、人と、地域と本気で向き合う堀社長の広い背中を見ることが、何よりの勉強になるかもしれない。

「お客様がうちのスタッフと話しをしていて、『元気がもらえた、安心して住めますわ』と言ってもらえることが、今の私の夢ですね」。

児童虐待防止オレンジリボン運動を支援

最近では、児童虐待防止全国ネットワーク“オレンジリボン運動”も積極的に支援している。

「私たちの仕事は、お客様の部屋を探してカギを渡したら終わりではなく、住んでもらっている限り続く関係。マンションの管理もするし、騒音問題とか水道の水漏れとか、連絡を受けたらすぐに駆けつけるようにしています。この道に入って25年、あらゆる家庭内の様子を見てきましたが、荒れている家が多いんですよ。時には、母親が小さな子供に暴力をふるっているのを目の当たりにすることも」。

そんなとき、児童虐待防止を訴えるオレンジリボン運動のことを知り、支援企業に名乗り出た。社用車に運動を啓発するためのオレンジリボンマークを貼り、ティッシュ配りや講演会なども手伝っている。

「虐待の場面に遭遇したら通報するのではなく、私自身が親御さんを説得します。最初の1時間は『あなたに関係ない』と押し問答になりますが、2時間粘っているとちゃんと話を聞いてくれるようになり、虐待に至った経緯を語り始めます。なぜ虐待が後を絶たないかというと、近所付き合いが希薄になり、母親が孤独感を抱えているからなんです」。

虐待をなくすためには、地域ぐるみで声を掛け合うなどのコミュニケーションが不可欠だと言う。

「マンションの隣に誰が住んでいるのかわからない状態では、空き巣などの犯罪も多いし、虐待も見抜けない。子供の命を守ることが第一ですが、万が一の事態になってしまっては、不動産としての価値も落ちます。だから、ご近所さん同士あいさつをしましょうって、大家さんのセミナーでも必ず話しています」。

堀社長の熱き人間教育と地域に寄り添った活動は、まだまだ続く。

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