服装自由のバイトはどこまでOK?高校生から大人まで覚えておきたい服装マナー
2022.01.31
服装自由なバイトでも、どのような服装でもOKというわけではありません。
そのため、何を着るか、何を着てはいけないのか、悩んでしまうこともあるでしょう。
服装自由のバイトではどのような服装が一般的か、職種別に紹介します。
また、服装自由であることのメリットとデメリット、さらに面接におけるおすすめの服装についてもお伝えします。
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服装自由のバイトは何着るのが正解?職種別一覧
服装自由のバイトとは、制服がない、もしくは制服を着用しなくてもよく、私服で働けるバイトのことを指します。
だからといってどのような服でもよいか、と言えばそうではありません。
服装自由のバイトでも、ある程度のマナーを守る必要があります。
服装自由のバイトにはどのような職種があるか、また、服装自由なバイト先では何を着ればよいのか、またどのような服装はNGなのか、服装マナーについて職種別に解説します。
カフェ店員
カフェ店員は基本的に私服ですが、私服の上からエプロンを着ることが多いものです。
「服装としては、「襟付きのシャツ」「チノパンやスキニーパンツ」「地味なスニーカー」もしくは「ヒールの低いパンプス」という服装が定番です。
飲食店でもあり清潔感を求められるので、他の職場と比べるとやや厳しめのお店が多いでしょう。
清楚でシンプルな服装を選んだ方が無難です。
個人経営のカフェではもう少し自由な服装でもOKな場合も。
Tシャツやジーンズなどラフな恰好でも大丈夫というケースもあります。
オフィスワーク
コールセンターや事務スタッフの私服では、オフィスカジュアルの服装が無難です。
基本的に服装は自由なのですが、大学や遊びに行く時とは異なり、カジュアルすぎる服装よりオフィスで働くということを意識した服装を心がけた方がよいでしょう。
その方が、誠実で信頼できる印象を与えます。仕事ができるという雰囲気も出せるでしょう。
淡い色のブラウスやシャツ、タイトスカートやパンツスタイル、チノパンやスラックスなどがおすすめです。
足元はローファーやパンプスを選ぶとよいでしょう。
軽作業
お客さんと対面するということはほとんどなく、スタッフとの仕事である軽作業は、細かい私服の指定がない場合がほとんどです。
そうかといって、露出が激しかったり、パジャマやスウェットのようなカジュアルすぎたりする服装はNGです。
一緒に作業をする相手に悪い印象を与えて、好感を持ってもらえない服装は避けることが大切。
服装自由とはいえ、職場なので人と接して仕事をするということを意識した服装を心がけましょう。
短期のイベントスタッフ
イベントの内容にもよりますが、短期イベントは軽作業なども多いため動きやすい服装がおすすめです。
内容によってはジーンズやTシャツでもOKです。
イベントスタッフとしてジャンパーなどを着ることも多く、特に服装についての指示はないことも多いものです。
イベントの受付などは接客としての仕事もあるので、さっぱりとしたこぎれいな服装が求められることもあります。
面接にはシャツにスラックス、ブラウスにタイトスカートなど清潔感のある服装をしていった方が好印象を与えられるでしょう。
販売系
カフェ店員のようにシャツやチノパンといった決まりごとはない場合が多いものです。
しかし、その店舗の雰囲気に合わせなければなりません。
販売スタッフは店員の服装なども商品購入に影響するため、お店の雰囲気や傾向に合わせることが求められます。
アパレル店員の場合、基本的に制服はありません。
お店の服を購入して着ることも多いです。
社割などで安く購入できることもありますが、シーズンに合わせて入荷するお店の服をレンタルできる場合もあります。
在宅ワーク
在宅ワークの場合、仕事場=自宅になり、人と直接会うことはないため、服装は完全に自由です。
それこそ、パジャマで仕事をしても誰からも何も言われることはないでしょう。
ただし、オンラインでミーティングをする時や、最初の面接時などは、仕事を意識した服装が大切です。
また、パジャマでは仕事モードにならない場合もあるでしょう。
気持ちを切り替えて仕事を進めるには、仕事用の服装に着替えることも必要です。
どんな私服ならOK?服装自由のバイトの注意点
服装自由のバイトでも、どんな服でもよいわけではありません。
どのような服装を心がければよいのか、NGな服装はどのようなものかなど、服装選びの注意点を紹介します。
清潔感を意識する
服装自由のバイトでも、清潔感を意識した服装を心がけましょう。
袖口が汚れていたり、スカートの裾がほつれていたりしないよう、出勤前にはチェックすることです。
そのような服装で平気でいると、相手に好印象を持ってもらえないこともあります。
清潔感を意識するのは服装だけではありません。髪型や持ち物も清潔に保つことが必要です。
寝ぐせがついていないか、バッグや靴に泥やホコリなどが付着していないか、などもチェックする習慣をつけましょう。
迷ったときは先輩をまねる
どんな服装がよいのか迷った場合は、職場の先輩の服装をチェックしてみましょう。
職場の先輩の服装と同じ雰囲気、同じタイプの服装をすれば問題ありません。
または、上司や同僚に直接、勤務中の服装について質問したり、相談したりするのもおすすめです。
服装や身だしなみについても配慮しようという真面目さが伝わり、好印象を与えることもできるでしょう。
ネイルや香水、小物はNG
ファッションセンスがよくても、職場にふさわしくないお洒落はNGです。
過度なアクセサリーや帽子などのアイテムも、仕事上のマナーとして避けましょう。
服装などファッションばかりに気を遣い、仕事に集中していないと見られてしまうこともあります。
持ち物にタバコのにおいが付いていないかなど、においにも配慮することも必要です。
服装自由のバイトのメリット・デメリット
服装自由であるバイトはオシャレもできるし、制服が似合わないなどの心配もありません。
しかしだからこその難しさやデメリットもあるものです。
メリットだけでなく、デメリットも知ったうえでバイト選びをしましょう。
服装自由のバイトのメリットとデメリットについて解説します。
服装自由のバイトのメリット
メリットの一つは、バイトのたびに制服に着替える必要がないことです。
職場に行って制服に着替えるとなれば、その時間も考慮して早めに職場に着いていなければなりません。
着替える際に崩れてしまうような髪型もできないでしょう。
着替える必要がなければ、そういった心配も無用です。
また、指定のシャツや靴などを購入する必要がないので、その分の費用もかかりません。
制服の場合、クリーニングに出すお店もありますが、ちょっとした汚れなどは自分でケアをしなければならないことも。
制服がなければ、そういった手入れの必要もしなくてすみます。
服装自由のバイトのデメリット
服装自由となると何をどのように選べばよいのか、迷ってしまうこともあります。
選ぶ基準がわからず、毎回服装で悩むことになるのはデメリットです。
バイトが初めてという人や初めての職種の場合はイメージもしにくいでしょう。
自由と言いつつも何でもOKな雰囲気ではないことも少なくありません。
勝手気ままな服装で働くスタッフは少ないため、基準や目安が必要となりそれを把握するのに苦労することもあります。
オシャレな人が多い職場では、自分もそれに合わせようと勉強したり、バイト用に服を買ったりしなければならないこともあるでしょう。
ファッションが好きならよいのですが、得意でない人にとってはストレスになってしまうこともあります。
高校生などはファッションにそれほどお金をかけられない場合も多いので、悩んでしまうこともあるでしょう。
ジーンズでもOK?服装自由のバイトなら面接も自由?
服装や髪型、髪色に関して特に指示がない職場だったとしても、面接を受ける際には注意が必要です。
自由な服装で行って印象を悪くしてしまうことのないようにしなければなりません。
面接での服装に関して何を着ていけばよいのか迷った場合は、先方に確認するとよいでしょう。
「普段着で大丈夫です」と言われた場合でも、さわやかで清潔感のある服装を選ぶことが大切です。
面接にふさわしい服装の一例を、男性と女性にわけて紹介します。
男性の服装
男性の場合は、次のような服装を意識しましょう。清潔感とさわやかさがポイントです。
・トップス…襟のついたシャツ。模様や大きな柄のついたものは避けること。Tシャツも避けた方が無難です。
・ボトムス…ベージュや白、もしくは黒のチノパンやスラックス。ダメージジーンズや短パンはNGです。
・靴…基本は革靴がおすすめ。サンダルは避けましょう。
女性の服装
女性の場合は清潔感にくわえて清楚で品のある服装を意識するとよいでしょう。
・トップス…襟付きのブラウスやシャツ。インパクトのある柄や模様のついたものは避けましょう。
・ボトムス…タイトスカートやパンツスタイルがおすすめ。足にフィットしすぎるタイトスカートが気になる場合は、セミタイトスカートを選びましょう。多少カジュアルなバイト先であればフレアスカートもOKです。
・靴…3~5センチメートル程度のパンプス。サンダルやミュールはNGです。
服装自由のバイトでは職種に合った適切な服装を選ぼう
服装自由と言われているバイトでも、仕事内容や職場の雰囲気によっては勝手気ままに自由な服装でよいわけではありません。
職場の雰囲気に合わせた服装選びが必要です。
服装自由なバイトでは、自分の服で仕事ができるので楽な点もありますが、服装選びに悩んでしまうこともあるでしょう。
バイト先として選んだ職場で服装選びに悩んだ場合は、先輩の服装を参考にしてみることや、上司に聞いてみることです。
また、服装自由な職場でも、面接では清潔感やさわやかさを意識した服装選びをしましょう。
誠実さや真面目さをアピールする服装選びが大切です。
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