バイトに飽きてしまった！辞めるべきか続けるべきか迷う人へ

やる気があってバイトを始めたのに、実際に働くとつまらないと感じる場合があります。

バイトに飽きてしまったら、まずは何が原因なのか知るようにしましょう。

人間関係に疲れた

バイトに飽きてしまう理由のひとつに人間関係があります。

職場の人と仲良くできないと、バイトがつまらなくなってしまうでしょう。

苦手な人がいて、バイトに行くのが嫌になる人もいます。
 

また、自分が行きたくないのに、よく飲み会に誘われるのも嫌になる原因でしょう。

バイトはお金を稼ぐところで、人間関係を築くところではないと割り切っている人は、そう考えてしまう場合があります。
 

人間関係の問題は自分では解決できないことも多いため厄介です。

とくにバイト先に苦手な雰囲気の人が多いと、モチベーションも上がらなくなってしまいます。

仕事内容に飽きた

バイトに飽きた理由は、単純に仕事に飽きた場合があるでしょう。

始めてみたら仕事が単調過ぎて飽きることがあります。

さらに、仕事内容がスキルアップできないものなら、なおさら飽きてしまうかもしれません。
 

また、暇な時間が長すぎる場合、時間を持て余すのも辛くなってしまいます。

忙しい時間帯と暇な時間の差が大きいと、作業がない時間がただ過ぎるのを待つだけになります。
 

ほかにも、自分には向いていない、苦手な仕事だったなどの問題もあるでしょう。

人によっては、長くバイトを続けたことで飽きてしまうこともあります。

バイトに飽きてしまったら、当たり前のこと以外に目を向けましょう。

目先を少し変えるだけでも、バイトが楽しくなることはあります。

いつもつまらないことに目を向けるのではなく、考え方を変える方法がおすすめです。

バイトのやりがいを改めて考える

バイトを始めたころの初心を思い返してみましょう。

最初は、誰でもバイトにやりがいを感じていたはずです。

あの頃と同じ感覚は得られないかもしれませんが、よく見直してみるとバイトのやりがいは見つかるものです。
 

たとえば、アパレルの接客業では、お客様が喜んでくれる顔を思い浮かべてみてください。

また、飲食店のバイトでは、自分が提供した料理を美味しそうに食べている人を探してみましょう。
 

人のために役立つバイトだと気がつけば、やる気もアップできます。

小さなことでもいいので、バイトのやりがいを見つけてみてください。

楽しみを見出す

バイトに飽きてしまったら、小さな楽しみを探してみましょう。

仕事内容が単調でも、楽しみ方はいろいろとあるものです。
 

たとえば、一緒に働いているバイト仲間の観察をしてみましょう。

お客さんの行動を分析してみるのも、意外な楽しみがあるかもしれません。

バイトでは多くの人と関わるため、人間観察は飽きないものです。
 

今までは仕事をこなすことに精一杯だったかもしれませんが、余裕が出てきたら今までは目にしなかったことに注目してみてください。

すると、新しい発見に気がついて楽しみが出てきます。

具体的な目標を設定する

バイト先で目標を設定するのも、モチベーションアップにおすすめです。

まずは、半年先の目標を設定してみてはどうでしょうか。
 

たとえば、作業スピードを上げる、いつもより丁寧にやってみるなどです。

ゲーム感覚で目標を設定すると、クリアしたときの喜びが大きくなります。

1人でやるのではなく、バイト仲間と一緒に楽しむのもいいでしょう。
 

目標で注意したいのは、小さな目標にすることです。

30分かかっていたことを25分に短縮するなど、達成可能なことにしてください。

数字を使った目標ならわかりやすいため、モチベーションがアップしやすいでしょう。

バイト仲間に打ち明ける

バイトがつまらないと感じたら、素直に周りに話してみてください。

とくにおすすめなのは、バイト仲間です。

同じ職場で働いている人は、同じ悩みを抱えているかもしれません。
 

また、バイト仲間によっては、同じ仕事でも楽しんでいる場合があるでしょう。

なぜ楽しいのか聞いてみると、自分では気がつかなかった意外な点が見つかります。

何を目標としてバイトをしているのか、どんな点に楽しみを感じているのか聞いてみてください。
 

バイト仲間に素直に打ち明けることで、仲間意識も強くなります。

より共感できる間柄に発展しやすくなり、話せる相手がいるだけでも、仕事が楽しくなるでしょう。

高校生や大学生など学生時代のバイトは、社会人になってからも役立ちます。

このような理由からバイトを辞めようか迷う人もいるかもしれません。

しかし、嫌々バイトをしたままでは、時間の無駄になるため注意するようにしましょう。
 

どのような基準でバイトを辞めるといいのか紹介していきます。

続けるメリットを考えてみる

バイトを辞めたいと思ったら、まずはバイトを続けるメリットを考えてみてください。

・スキルが身につく

・時給が高い

・供給がある

・シフトの調節がしやすい
 

メリットがあるバイトなら、そのまま続けたほうがいいでしょう。

別のバイトと比べて優遇されているなら、辞めてしまうのはもったいないことです。
 

たとえば、時給が高いメリットを感じているなら、別のバイトで同じ時給がないか調べることもできます。

同じ時給でも仕事内容がきついものしかないなら、辞めない選択もありです。

飽きたのか苦痛なのかを考える

次に考えてみたいのは、単に飽きたのかです。

仕事がつまらないと感じていて、楽しみも見つからないなら辞めるべきです。

つまらないと感じながら働いていれば、お店の人やお客さんにも迷惑をかけるかもしれません。
 

また、バイトが苦痛だと感じているときも、バイトを辞めるべきでしょう。

たとえば、肉体労働が辛い、自分に合っていない仕事、ミスが多くて辛いなどです。

心身に負担をかけてまでバイトを続ける必要はありません。
 

とくに学生の場合は、いろいろなバイトを経験してみるのもおすすめです。

自分に向いている仕事を見つけるため、経験を増やすことはいいことです。

あまりにも辛いバイトなら、辞めるという選択肢もあることを知っておいてください。

本気でやってみたのか考える

バイトがつまらないという理由の場合は、少し待ってみるのもいいでしょう。

やる気がないのは、自分の気持ちが影響しただけかもしれないからです。
 

まずは、一年くらい本気でバイトを頑張ってみてはどうでしょうか。

つまらないのは、自分に自信がないからかもしれません。

何か1つでもやり切ることができれば、自分に自信がついてどんなバイトでもこなせるようになります。
 

自分の気持ちが影響しているなら、努力してみてください。

努力した経験は、別のバイトに移ったとしても役立つからです。

続ける理由がないと感じたら辞める勇気も必要

目標や続ける理由がないなら、バイトを辞めることも考えましょう。

意味がなくバイトを続けても、時間だけが過ぎていくためです。
 

とくにバイトを辞めたほうがいいのは、精神的に辛いときです。

バイトのことを考えるだけで精神的に落ち込んでしまうなら、早めに辞めましょう。

現場にいると気づかないことがありますが、少し離れてみると辛さが身に染みてわかるはずです。
 

場合によっては、バイトを辞める勇気も必要です。

ダラダラと続けるのではなく、自分の気持ちをよく考えてみましょう。

バイトを辞めると決めても、辞めるルールがあります。

いきなりバイト先に行かないのではなく、大人としての対応を心掛けましょう。

円満に退職するための心構えを紹介します。

1カ月前に伝える

バイトを辞めるなら、1カ月前に伝えるようにしてください。
 

法律上は、2週間前に退職することを伝えればいいことになっています。

しかし、いきなり言っても代わりの人を探す時間があるため、時間に余裕をもって伝えるようにしましょう。
 

1カ月前に伝えれば、代わりの人を雇う時間があります。

また、現在働いている人に迷惑をかけないためにも、早めに伝えるようにしてください。

次のバイト先を考える

バイトを辞めるなら、次のバイト先も同時に探すといいでしょう。

1カ月前に辞めると伝えていれば、同時に別のバイトを探すことができます。

新しいバイトがすぐに決まるとは限らないため、早めの行動がおすすめです。
 

とくに、大学生でバイト代が重要な場合に注意が必要です。

収入が途切れてしまえば、生活費や学費にも影響を与えるかもしれません。

学生のバイトは多数ありますが、条件に合うところがすぐに見つからない場合もあるため、辞めると決めたら探すようにしましょう。

円満な退職を心がける

バイトを辞めるときは、引継ぎがないか確認してください。

マニュアル化されたバイト先では、後輩の指導が必要かもしれません。
 

また、辞めるときは、一緒に働いていた人に挨拶しましょう。

黙っていなくなると、周りの人に心配をかけてしまいます。

お互いに気持ちよく辞められるように、一言でもいいので声をかけるのがマナーです。

バイトを辞めたくなったら、周りの人に相談してみてください。

同僚でもいいので相談しておくと、解決策が見つかる場合があります。
 

1人で悩むより、誰かに相談してみるといいでしょう。

どうしても辞めたいと決断したときは、円満退職を心がけてください。