ティッシュ配りのバイトは辛い？危ない？時給やメリット、デメリットを徹底解剖

ティッシュ配りはどんな仕事で、どのように始めればよいのでしょうか？

ここでは、ティッシュ配りのバイトの時給や服装など、具体的な情報を解説します。

ティッシュ配りバイトの時給相場は1,300円

ティッシュ配りは時給にすると平均1300円程度です。

配る場所により変わり、1000円～1500円程度の時給設定が多いようです。

繁華街で土日祝日の人通りが多い日には時給が高くなります。

逆に、地方で施設内などのティッシュ配りの場合はそれほど時給が高くない傾向があるようです。

時給は配る数に比例すると考えてよいでしょう。

服装や髪色は自由なことが多い

アミューズメント業界や飲食店などは髪色や服装が自由な場合が多いようです。

髪色や服装など自分好みにこだわりたい人に向いています。

ただし、企業イメージに沿った服装が指定される場合もあるので注意が必要です。

不動産など堅いイメージのある職種のティッシュ配りの場合は、華美過ぎない服装が求められます。

落ち着いた色の襟付きシャツにロングパンツを合わせればほとんどの場合は問題ありません。

ノルマはある場合が多い

配布数にノルマがある場合が多いです。

無理なノルマを課して一気に複数を配ったり、配るのではなく捨ててしまう事を防ぐため、それほどきついノルマ設定はされていない場合が多いようです。

交通量などによって無理のない範囲が定められているので、それほど心配する必要はありません。

ティッシュ配りは危ない、怪しいというイメージがある人もいるでしょう。

基本的に危ない仕事ではないといえます。

フィットネスクラブの入会の宣伝、不動産の宣伝、ファイナンス系の宣伝、アミューズメント系の宣伝、飲食店の宣伝などが多いといわれています。ティッシュ配りのバイトの始め方をまとめました。

派遣会社に登録する

まずは派遣会社に登録しましょう。

バイト募集の検索サイトをいくつか探し、比較するとより良い条件のバイトが見つかりやすくなります。

ただし、登録した覚えのないメールアドレスやSNSのDMから勧誘してくるバイトは避けましょう。

また、不自然なほどの高時給の場合も警戒したほうがよさそうです。

大手企業や信頼できるバイトの検索サイトから探したほうがトラブルは少なくなるでしょう。

登録会に参加してスタッフ登録する

登録会に参加する方法もあります。

バイト募集の検索サイトから日時を指定される場合もありますし、地元の求人情報誌で募集を見つけることもできます。

登録したからと言ってすぐに働かなければいけないわけではないので、お試しで登録しておくのも良いでしょう。

バイトに応募する

ティッシュ配りは、登録会で情報を登録した人にティッシュ配りの時間や場所などを提示し、来られる人を先着順で採用する場合がほとんどです。

自分の働きたい条件の仕事が見つかれば、なるべく早めに応募することをおすすめします。

スケジュールが確定する

先方とマッチングできれば、スケジュールが確定します。

当日の服装や注意点などをきちんと頭に入れておきましょう。

また、遅刻をしないよう交通手段や所要時間を確認しておくとより安心です。

ティッシュ配りのバイトはコンスタントに募集があり、フリーターはもちろん限られた時間で働きたい主婦や学生にも人気があります。

単発のバイトから長期プロモーションのためのティッシュ配りまで、幅広い求人が見つかるでしょう。

ここではティッシュ配りのバイトの、メリットとデメリットを詳しくご紹介します。

単純作業なので始めやすい

単純作業なので、特別な技能は必要ありません。

初めてアルバイトをする学生さんや、ブランクのある主婦の方にも始めやすいタイプのバイトでしょう。

体力がつく

ティッシュ配りは、基本的に屋外で立ったまま行います。

そのため、続けることで体力もつくでしょう。

普段運動習慣のない人にもおすすめです。

コミュニケーション能力を鍛えられる

コミュニケーション好きな人にも楽しいバイトだといえるでしょう。

上級者になるとティッシュ配りをしながら初対面の人とのおしゃべりを楽しむ人もいるようです。

人と接するのが好きな人にはピッタリのバイトかもしれません。

また、宣伝する職種によってはコミュニケーションをとることを重視する場合もあります。

例えば、コンセプトカフェなどの接客業の場合、ティッシュをきっかけに会話をすることを推奨する場合もあります。

給料の当日支払いも可能（単発・短期の場合）

ティッシュ配りのバイトは単発のものも多くあります。

特にイベントの告知やアミューズメント系のイベントのティッシュ配りだと、ごく短期間の配布です。

１日単位での募集もあります。

日払いが可能なこともあるので、お財布がピンチの時に短期間だけバイトをする事も可能でしょう。

自分のスケジュールに合わせてシフトを組める

ティッシュ配りのバイトは時間の自由がききやすいです。

短時間から長時間まで様々な求人が見つかります。

自分のスケジュールを優先したシフトが組めるでしょう。

メリットの多いティッシュ配りのバイトですが、デメリットはあるのでしょうか？

実際にティッシュ配りをしてみた人が辛かった事をまとめました。

肉体的な疲労が溜まる

立ち仕事なので、肉体的な疲労がたまります。

また、屋外の仕事が多いので暑い夏や寒い冬には疲労がたまりやすいでしょう。

給料が少ない

給料が多くないと感じられることもあります。

屋外で立ち仕事をすることを辛く感じるタイプの人は割に合わないと感じることもあるようです。

1度に大金を稼げない

ティッシュ配りはコツコツと稼ぐタイプの仕事です。

1日で大金を稼ぐことは難しいので、短期間でたくさん稼ぎたい人には向いていないかもしれません。

断られた時が精神的に辛い

話しかけても反応してもらえない場合につらいと感じる人もいるようです。

ティッシュ配りに慣れるまでは、無視されたと感じるかもしれません。

しかし、続けることで次第に慣れる部分でもありますから、まずは期間を決めてやってみるのも良いでしょう。

ティッシュ配りのバイトがおすすめの人は、２パターンあります。

好きな時間に働きたい人と、単純作業を楽しめる人です。

このパターンに当てはまる人にはピッタリのバイトでしょう。

好きな時間に働きたい人

ティッシュ配りのアルバイトは他のバイトと比べて自由度が高いのが特徴です。

まず、時間の自由がききやすいです。

道に人通りが多い時間帯に限る求人が多いため、拘束時間２時間くらいから求人が見つかります。

子どもが学校に行っている時間帯に少しだけ働きたい主婦や、フリーターで勤務先はありつつもさらにスキマ時間を生かしたい人にも良いでしょう。

繁華街では長時間のティッシュ配りのバイトもあるのでしっかり稼ぎたい人にも向いています。

単純作業が好きな人

単純作業をゲーム感覚で楽しめる人にはティッシュ配りは楽しいバイトでしょう。

工夫してどんどん在庫が減ってくることに達成感を得られる人には特に向いています。

特に忙しい会社員などを対象にした宣伝だと、少ない時間でいかに多く受け取ってもらえるのか工夫が必要です。

このように工夫を楽しめる人にも向いています。

ティッシュ配りにはコツがあります。コツをつかめば受け取ってもらいやすくなるだけでなく、相手に不快な思いをさせない事にもつながります。

コツを押さえてバイトを楽しく乗り切りましょう。

ポイントは、相手にプレッシャーを与えないことと、受け取りやすく工夫することです。

手元に向かってティッシュを配る

手元を狙ってティッシュを差し出しましょう。

荷物を持っているときは荷物を持っていないほうの手を目標にティッシュを差し出します。

格段に受け取ってもらいやすくなります。

笑顔で渡す

まずは笑顔が大切です。笑顔で声をかけられて不快に思う人は少ないでしょう。

また印象が良いと宣伝する会社のイメージアップにもつながります。

短時間でいい印象を残すためにも、にっこりと笑いましょう。

マスクで表情が見えにくい時は、声のトーンを１段階上げ明るい声でハキハキ話すことも有効です。

数個まとめて手に持っておく

ティッシュを複数持っておくこともおすすめしたいテクニックです。

配る度に１回ずつ持ち直すと、次々やってくる人波に対応できない場合もあります。

渡す機会を逃さないために、複数のティッシュを持つことで人が次々に来た時も効率的に手渡せます。

受け取ってくれない場合は諦める

受け取ってくれない場合はあきらめましょう。

追いかけて手渡すのは一見良いように見えますが、実は受け取る相手にはプレッシャーに感じられます。

深追いせず、次の人に渡しましょう。

ティッシュ配りのバイトは２時間程度の短時間から始められ、比較的高い時給をもらえます。

工夫することでどんどん受け取ってもらいやすくなりゲーム感覚で楽しめるバイトです。

知らない人に声をかけ続けるのでコミュニケーションの練習をしたい人にも合っている仕事といえます。

コツを身につけ心身の疲れをためない対策をしながら、ティッシュ配りにチャレンジしてみましょう。