「現在に至る」「以上」は履歴書に書く?いらない?正しい書き方と位置を紹介

    2022.08.01

    現在に至る サムネイル 現在に至る サムネイル

    履歴書や職務経歴書を書く際に見本でよく見る、「現在に至る」や「以上」という言葉ですが、その意味や正しい使い方がわからず困っている方も多いのではないでしょうか。

    この記事では、そのフレーズの意味や使い方のマナーの他に、注意点や使用ポイントなどを解説していきます。

    マナーに準じた正しい方法で作成するようにしましょう。

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    「現在に至る」「以上」はいる?いらない?本当の意味

    履歴書に「現在に至る」または「以上」という文言を書きますが、これにはどのような意味があるのでしょうか。

    そして、そもそも本当に書く必要があるのでしょうか。

    ここでは、そのフレーズの意味と必要性について解説していきます。

     

    「現在に至る」は、在籍中を意味する言葉

    「現在に至る」という言葉は履歴書の職務欄や、職務経歴書に記入します。

    在職中に転職先を探しているときや、アルバイト中に就職先を探すときに記入することで、現在何らかの仕事に就いているということを示します。

    そのため、退職後に就職活動をする場合には、「現在に至る」という表記はしないので、注意が必要です。

     

    「以上」は、”その後の職歴はありません”という意味

    「以上」は、「その後は何の仕事にも就いていません」または「これで記入する事項は以上です」という意味で、学歴や職歴欄に使用します。

    また「以上」には、書き漏れがないと示す意味もあるので、現在仕事に就いている人も、仕事に就いていない人も、必ず最終記入行の次の行に「以上」と書く必要があります。

    履歴書の「現在に至る」「以上」の正しい書き方まとめ

    現在に至る イメージ画像1

    「現在に至る」と「以上」が、どうして必要なのかがわかったところで、次は履歴書に、どのように書くのが正しいのか、どの箇所にどのように書けば良いのかを解説していきます。

     

    「現在に至る」「以上」の正しい位置

    「現在に至る」と「以上」は、書く位置が違います。

    現在仕事をしている人やしていない人など、ほぼすべての人が記入する「以上」という文字は、職歴や職務経歴書の一番最後に書いた行の次の行に、右寄せで記入します。

    もし職歴が多くすべての行が埋まってしまっていたら、履歴書の場合は最終行の右端に、職務経歴書の場合は次のページを使用して記載すれば問題ありません。

    「現在に至る」「以上」が書かれていなかったら

    現在に至る イメージ画像2

    「現在に至る」や「以上」を書く目的は、採用担当者に自分の現在の状況と、これまでの職歴を正しく伝える目的があります。

    しかし、大切だとわかっていても、つい書き忘れてしまうこともあるでしょう。

    ここでは、書き忘れてしまった場合の評価や、それがもたらす弊害について解説していきます。

     

    書かなかったことが採用の評価には基本影響しない

    「現在に至る」や「以上」を書き忘れてしまったからといって、それだけで不採用になることはまずありません。

    しかし、職歴や職務経歴書は、自分のこれまでの職歴を正しく伝える必要があり、履歴書の中でもとても重要な場所なので、マナー通りに正しく書く必要があります。

     

    書き忘れただけで不採用になることはありませんが、注意力の足りない人、常識のない人などとマイナスな印象を抱かれる可能性は十分あります。

    最初からマイナススタートにならないよう、書き漏れに注意しましょう。

     

    採用担当者に誤った情報を伝えてしまう可能性が高い

    もうこれ以上書くことがありません。

    という意味の「以上」を書き忘れてしまった場合は特に問題ありませんが、現在在職中を意味する「現在に至る」を書き忘れてしまうと、採用担当者に現在の就業状況が正しく伝わらず、誤った情報を与えてしまう可能性があります。

    採用担当者はすぐに勤務できるものと思ってしまうかもしれないので、「現在に至る」は絶対に書き漏れのないよう注意が必要です。

    履歴書で「現在に至る」「以上」を書くときのポイント

    履歴書を書く時に、「現在に至る」や「以上」とともに、気を付けなければいけないポイントがいくつかあります。

    どのようなことに気を付けて記入すれば良いのか、職歴欄の記載方法における注意点を解説していきます。

     

    職歴欄には最新情報を書く

    職歴欄には必ず最新の情報を記入する必要があります。

    パソコンで履歴書を作成したものを何度も使いまわしている人は、更新し忘れていることも多くあります。

    転職活動中に転属したのに情報を更新し忘れて、採用担当者に誤った情報を伝えてしまうことのないように、パソコンで履歴を管理している人も、面接前には必ず履歴書の見直しをするようにしましょう。

     

    退職日が決まっている場合は予定日を記入する

    「現在に至る」と書く場合は、現在仕事に就いていることを意味しますが、もし退職する日がすでに決まっている場合は、退職予定日も必ず記載するようにしましょう。

    企業側はできるだけ早く働いてくれる人材を求めている場合もあるので、退職する日がわかれば選考の際、有利になる場合もあります。

    退職予定日は「現在に至る」の次の行に、「なお、◯月〇日付で退職予定」と記入すると良いでしょう。

     

    学生のアルバイト・派遣は一定期間働いているなら記載する

    短期間のアルバイトであれば、わざわざ記載する必要はありません。

    しかし、一定期間働いた実績があり、仕事内容やスキルや経験が次の仕事にも生かせそうな場合は、積極的に記載してアピールしましょう。

    特に職歴に長い期間の空白があると、まったく仕事をしていない期間があると思われてしまい、マイナスイメージにもなりかねません。

    そのため一定期間アルバイトをした経験がある場合は、必ず履歴書に記載しましょう。

    「現在に至る」「以上」の意味を理解して正しい使い方・書き方をしよう

    「現在に至る」「以上」の意味と使い方を解説しました。

    どちらも正しく使うことが大切だということがおわかりいただけたのではないでしょうか。

    たったひと言のフレーズですが、使い方を間違えると正しく伝わらない可能性もあります。

     

    履歴書は自分をアピールする大切な書類であり、採用担当者にとっても、人材が自社に合っているか、いつから働けるのかなどを判断する大切な書類です。

    マナーに準じて漏れなく記入し、書類上でもしっかり自分をアピールしましょう。

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