バイト先の店長が嫌い！辞める前にできる対策を紹介

バイトを辞めたいのは、店長が影響している場合があります。

仕事内容は問題ないのに、店長が嫌いで辞めたいと考えてしまうためです。

店長が理由でバイトが続けられない問題を避けるため、どのような店長が嫌われやすいのかその特徴を理解しておきましょう。

理不尽に八つ当たりする

バイトに八つ当たりする店長は、スタッフに嫌われる傾向があります。

とくに注意が必要なのは、ストレスがたまりやすい職場でしょう。

ランチやディナーなど忙しい時間帯があるお店や、お酒を提供しており嫌なお客さんが来るケースで八つ当たりされる場合があります。
 

ストレスを抱えやすいバイト先では、店長の機嫌が悪いと弱い立場の人が被害に遭いやすくなります。

お客さんには直接言えないため、バイトに当たり散らす人は少なくありません。

セクハラする

女性の場合は、店長からセクハラされれば嫌な気分になってしまうでしょう。

直接的な影響がなくても、言葉によるセクハラもあります。

性的な嫌がらせをする店長がいると、女性は精神的に傷ついてしまうでしょう。
 

また、接客業ではお客さんからセクハラを受ける場合もあります。

店長にうったえても助けてくれないなら、バイトが嫌になっても仕方がありません。

軽く流してくる店長は、もしかしたら同じ気質かもしれません。

家庭のことに口出ししてうざい

プライベートなことまで詮索してくる店長は、嫌われる傾向があります。

たとえば、休日の様子まで聞き出そうとする場合や、彼氏がいるかなど細かい部分まで詮索するケースです。
 

店長によっては、生活事情まで把握しようとする人がいるかもしれません。

「どうせ暇」や「貧乏だから」など、バイトとは関係がない発言がある場合に注意しましょう。

そういった店長は、バイトを見下している可能性があります。

仕事ができない

必ずしも、店長だからといって仕事ができるとは限りません。

店長の仕事ができないと、バイトのシフトが希望通りにならず、周りにも迷惑をかけてしまいます。
 

また、本部から言われたことしかできない店長も、スタッフに影響を与えるかもしれません。

自主的に行動できない店長がいると、お店の売り上げが悪くなることもあります。
 

売り上げが上がらなければ結局従業員の負担が増えやすいため注意が必要です。

そのような店長は、従業員のモチベーションにも影響を及ぼしかねません。

遅刻や欠勤する

勤務時間に間に合わない店長は、社会人として失格でしょう。

仕事ができない以前の問題のため、何を言っても無理かもしれません。

また、勝手に欠勤する店長は、従業員は指示がもらえず業務に迷ってしまいます。
 

遅刻や欠勤をする店長に限って、従業員には厳しいことがあります。

自分のミスは棚にあげて、スタッフの小さな問題はダラダラと叱るかもしれません。
 

このような店長は自分の状況が見えておらず、周りに責任を押し付けやすいため注意が必要です。

部下の成長を喜ばない

バイトが成長しても、素直に喜ばない店長は嫌われやすいでしょう。

このような店長は、自分が1番でないと気が済みません。

誰かが成功すれば嫉妬心をあらわにして、人の足を引っ張ろうとする可能性があります。
 

部下の成長を喜べない店長は、仕事を任せてくれないでしょう。

また、大変な業務はバイトに任せて、手柄を横取りしようとするかもしれません。
 

自分のことしか考えていないため、このような店長のもとで働いてもステップアップは見込めないでしょう。

紹介したようなダメな店長がいると、今すぐにでも辞めたくなるかもしれません。

しかし、嫌われる店長がいたとしても対処方法はあります。

辞める前に対処法を試してみてはどうでしょうか。

店長とシフトをずらす

店長が出勤する時間を確認しておくと、ストレスを避けられるでしょう。

仕事内容やバイト仲間に問題がないなら、おすすめの対処方法です。
 

シフトを提出するときには、店長がいる曜日や時間を避けるようにします。

たとえば、日中に店長がいることが多いなら、夕方以降にシフトをずらすといいでしょう。
 

店長も休みの日があるため、週に1回でもいいので会わない日を設けるだけでも、ストレスを減らすことができます。
 

単純に店長と会う時間が少なければ、嫌がらせを受ける回数が少なくなります。

ターゲットにされないよう対処することで、楽しくバイトができるでしょう。
 

また、店長が自分勝手で周りの負担が大きい場合でも、出勤時間をずらせば自分達でやりやすい業務ができます。

店長の立場に立って考える

バイト先で嫌な店長がいるなら、辞める前に店長の気持ちを考えてみましょう。

もしかしたら、本部との板挟みになっていて、店長もストレスを抱えているのかもしれません。
 

店長の苦労がわかれば、お互いに助け合うことができます。

バイトに仕事の辛さを見せない店長は多いため、少しでも店長の負担を軽くできないか考えてみてください。
 

たとえば、バイトが休んだ日に店長が代わりに出ている場合は注意が必要です。

また、一人で事務所にこもって悩んでいる様子がある場合も、何か重圧で苦しんでいるのかもしれません。
 

そういった状況では、自分ができることがないか店長に聞いてみましょう。

バイト仲間に相談する

明らかにセクハラ行為の場合や、店長の自分勝手な行為が目立っているなら、別の人に相談しましょう。

相談するといい相手は、別の上司や先輩などです。

それらの人が直接店長にかけあうことができなくても、良い対処法をアドバイスしてくれるかもしれません。
 

ただし、相談相手はよく考えるようにしてください。

口が軽い人や、信頼関係ができていない人に相談してしまうと、自分の悪い噂を広められる恐れがあります。

逆に自分の評判を落とす結果となることもあるため注意しましょう。

弁護士に相談する

店長の行為が明らかに問題行動であるなら、弁護士に相談する方法があります。

セクハラなどで精神的な苦痛を感じているなら、専門家に相談してください。
 

店長の問題発言を録音するなど、証拠を残すようにしましょう。

証拠があれば店長を訴えることができます。

精神的な被害があったときは、店長に対して損害賠償を請求することも考えてください。
 

また、弁護士を立てて店長に訴えるだけでも効果的です。

職場で大きな問題を起こせば店長もお店にいにくくなり、辞めていく可能性があります。

弁護士に相談するときは費用がかかりますが、一人で抱え込むと精神的苦痛により体や心を壊すこともあるかもしれません。

店長が嫌いでも、絶対に避けたいのは店長に復讐する行為です。

その理由は、自分が逆に社会的責任を負うリスクがあるからです。

どんなに店長が嫌いでも、復讐ではない、対処法をとりましょう。
 

たとえば、店長に嫌がらせをするため、自分がお客のふりをしてクレームをつけるやり方には注意が必要です。

このような行為は、店長にバレる恐れがあります。

バレた場合、店長の信用を落とすことはできず、逆に自分がバイトを辞めさせられる恐れもあるでしょう。
 

店長に復讐したくても、冷静になるようにしてください。

1人が行動してもあまり影響がありませんが、スタッフの多くが団結すれば状況を変えることは可能です。

直接的な復讐を考えるのではなく、本社など店長より立場が上の人に訴えるようにしましょう。
 

本社としても、大きな問題になれば見逃すことはできません。

会社の評判を落とす原因にもなるため、改善してくれる可能性があるでしょう。
 

また、店長に復讐をする方法は、店長と同じになってしまいます。

店長と同じ嫌な人間になる方法は、大人としてはやってはいけないことです。

嫌な店長がいたとしても、コミュニケーションで状況を改善できることはあります。

問題があるのは、お互いの意思疎通ができていないからかもしれません。

また、相手のことをよく理解すれば、上手い対処法が見つかりやすいでしょう。
 

人に当たり散らす人は、自分の弱さを隠す傾向があります。

また、周りがバイトばかりで頼ることができずに、一人で問題を抱えていることもあるでしょう。
 

店長とコミュニケーションを高めるなら、まずは挨拶から始めてください。

笑顔で接する人には、嫌な態度をしにくくなります。

また、ちょっとした世間話でもいいので、店長に話しかけてみましょう。

共通の趣味などがみつかり、お互いのいい面を知ることができるかもしれません。
 

店長と話すようになると、意味なく怒られる回数が減る場合があります。

イライラしていたのはお互いに理解していなかっただけかもしれません。

店長が周りを頼れる環境があると、お店全体の雰囲気が良くなる場合もあるため、コミュニケーションを深める対策はおすすめです。

嫌われる店長のタイプと、対処方法を紹介しました。

紹介した対処方法を試しても改善できないなら、バイトを辞める方法も考えてみてください。
 

バイト先は別の場所もあるため、1つにこだわる必要はありません。

精神的に苦痛を伴うならば我慢しすぎる必要もありません。

どうしても店長と合わないようなら、バイト先を変えるのも選択肢の一つです。
 

柔軟に考えながら、自分らしく活躍できる場を見つけて、楽しくバイトを続けましょう。