ガールズバーのバイトって何をするの?初めて働く人が知っておきたい基礎知識
- #ガールズバー
2021.12.20
ガールズバーというと、キャバクラのようにお客様の隣でお酒を作ったりする仕事?と思っている人もいるでしょう。
ガールズバーではお客様の隣で接客をすることはありません。
キャバクラとは異なる仕事です。ガールズバーのバイトとはどういったものでしょうか?
仕事内容やメリット、デメリット、お店を選ぶ際の注意点について解説します。
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ガールズバーとは?
ガールズバーとは女性がバーテンダーとなり、接客をする仕事です。
カウンター越しにお客様にお酒を提供したり、会話をしたりするのがガールズバーです。
キャバクラと同じだと思っている人もいるかもしれませんが、ガールズバーは一般的にキャバクラのようにお客様の隣に座って接客をすることはありません。
分類上においても違いがあります。
キャバクラは風俗営業の飲食店にわけられますが、ガールズバーはお酒を提供する飲食店にわけられ、居酒屋などに違い飲食店です。
ガールズバーの仕事内容
通常、ガールズバーの仕事内容は、カウンターでアルコールやドリンク、おつまみを提供するのが基本です。
お客様と会話をするのも仕事の一つ。また、ダーツの相手などお客様とゲームを楽しむのも仕事です。
お客様が少ないときには、お店の外で呼び込みをすることもあります。
ただし、キャバクラのように、営業時間外にお客様にLINEやメールなどで営業活動をしたり、同伴といって仕事の前後に食事をしたりすることはありません。
中には体験入店できるお店もあるので、興味があるなら申し込んでみてはいかがでしょうか。
ガールズバーはどんな人が多く働いている?
ガールズバーで働いている人は、大学生やフリーターが多く、年齢層は18歳~30歳程度です。
高校生以下は働けませんが、未成年でも仕事はできます。
未成年の場合はお酒が飲めないので、ソフトドリンクで対応します。
ちなみに労働基準法では、18歳未満の場合、22時~翌5時までは仕事ができません。
年齢制限はないお店も多いですが、働いている人は20代前半の人が多く、30際くらいまでが限度と言われています。
ガールズバーでバイトするメリット
フリーターも多く働くガールズバー。時給も高めなお店が多いようです。
ほかにもガールズバーで働くメリットがあります。
ガールズバーでバイトするメリットはどういった点でしょうか?
ガールズバーでバイトするメリットを紹介します。
シフトに自由がききやすい
メリットの一つが、シフトに自由がききやすい点です。
都合のいい時間帯や曜日などを選べるお店も多く、学業との両立もしやすいでしょう。
週に3日、週に5日など、比較的自由にシフトを選べるケースが多いです。
お店にもよりますが、最初から最後まで勤務してもよし、数時間だけの勤務でもよし、など、自分の都合に合わせてシフトに入れるケースも少なくありません。
徒歩で帰れる場所に自宅があれば、終電が終わった後の深夜に帰宅することも可能です。
身だしなみの規定がゆるい
身だしなみもそれほど厳しくはありません。
服装や髪型の規定もほとんどないので、自分の好みの恰好で仕事ができます。
通常の飲食店より身だしなみの規定がゆるく、ピアスやネックレスなどのアクセサリーやネイルも自由なので、オシャレを楽しみながら仕事ができます。
ただし、中には制服があるお店もあり、制服を着用して仕事をしなければならないお店もあります。
キャバクラなどは髪型をセットしたり、ドレスを用意したりしなければなりませんが、ガールズバーはその必要がありません。
髪型のセット代などもかからない点はメリットでしょう。
時給が高め
時給が高めなのもメリットの一つです。
ガールズバーの時給は、一般的に1,500円前後です。
昇給があるお店もあり、中には2,000円以上になることも。未経験者でも1,500円程度の時給で、長期に勤務していれば時給アップも期待できるでしょう。
また、お店によっては時給+インセンティブが設定されていることもあります。
指名料やフードバック、ドリンク・ボトルバックなど、さまざまな注文で加算されます。
短時間で稼ぎやすいのは、大きなメリットでしょう。
コミュニケーション能力が身につく
ガールズバーで働いていると、コミュニケーション能力が身につきます。
いろいろなお客様と会話をしなければならず、また楽しく会話をして客様を癒したり、楽しませたりするのが仕事です。
初めてのお客様だからといって、黙っていては仕事になりません。
相手の立場や気持ちになって会話をしたり、接客をしたりするころで、上手くコミュニケーションが取れるようになります。
ガールズバーで身につけたコミュニケーションスキルは、就職先でも役に立つでしょう。
ガールズバーでバイトするデメリット
時給も高く服装も自由、シフトも自由に入りやすいなどメリットの多いガールズバーの仕事ですが、つらいことやキツいこともあります。
ガールズバーでバイトをするデメリットについて解説します。
お酒が好きでないと厳しい
ガールズバーでおバイトは、お酒が好きでないとつらく感じることがあるでしょう。
自分自身がお酒を飲む必要もあるので、最初は二日酔いなどに悩まされることがあるかもしれません。
また、お客様はほとんどお酒を飲むので、その相手をしなければなりません。
お酒を飲むと態度が悪くなる人や、お説教などをする人も出てきます。
しかし、お客様なので、きちんと対応しなければなりません。
気分が悪いからと返事をしない、ぶっきらぼうになるなどの態度でいるとトラブルに発展することもあります。時には忍耐が必要です。
夜型の生活になる
夜型の生活になるのもデメリットと言えるでしょう。
学生などは昼間の講義で居眠りをしないよう、注意が必要です。
友だちと昼間に出かけたり、買い物をしたりするのもつらいでしょう。
夜型の生活は生活のリズムも崩しやすいものです。
睡眠不足になれば抵抗力も弱まり、風邪などもひきやすくなります。
お酒も飲み過ぎれば体調不良の原因になるので、しっかり体調管理をすることが必要です。
長時間立ちっぱなしになる
基本的に立ち仕事なので、長時間立ちっぱなしになることもあります。
ハイヒールなどを履いて長い時間立っているのはつらいものです。
足もむくむし、靴擦れなどもできるでしょう。
長時間立っていると腰にも負担がかかります。
ヒールは腰への負担も大きく、腰痛などに悩まされる可能性もあります。
お風呂に入る、マッサージをするなど、血流をよくするケアが大切です。
初めてガールズバーでバイトをする人へ!お店選びの注意点
ガールズバーと言ってもシフトや時給、制服や客層などはいろいろです。
初めてガールズバーでバイトをする場合、お店選びに失敗すると苦労をしてしまうでしょう。
ガールズバーでバイトをする際のお店選びの注意点を紹介します。
お店の立地が良いか
注意点の一つはお店の立地です。
立地がよいお店を選びましょう。立地がよければお店も繁盛しやすくお客様も多いです。
お客様が多ければ仕事も早く覚えることができるでしょう。
またお客様が少ないとインセンティブも発生しません。
たくさん稼ぎたいならお客様がたくさん来る繁盛しているお店を選びましょう。
制服はあるか
制服はあるかどうかも確認しましょう。
制服がないと仕事用の服装を自分で用意しなければならず、費用がかかります。
何を着ていけばいいかなど、毎回の服装選びも面倒でしょう。
しかし、制服があればよいわけではありません。
お店によっては露出度の高い制服を着なければならないことがあります。
制服によっては、動きにくい、立ちっぱなしの仕事には適さないデザインなどの制服もあります。
お店を選ぶ際には、制服の有無とどのような制服かをチェックしましょう。
送迎はあるか
送迎があるかないかも確認しましょう。
始発まで働く場合は電車で帰れますが、そうでない場合はタクシーを使うことになります。
お店によってはタクシー代が出ない場合もあるので確認が必要です。
送迎があれば安心して帰れます。
送迎がないと、お客様が外で待っていて飲みに誘われることなどもあり、イヤな顔をすればトラブルになりかねません。
そのような面倒なことを避けるためにも、送迎があるお店を選ぶとよいです。
給与体系はどうなっているか
時給だけでなく、給与体系の確認も必要です。
ガールズバーは時給+インセンティブの場合が多いのが特徴です。
募集には想定時給や最高時給が掲載されていることがあるので、注意しましょう。
募集時の金額には何が含まれているのかをきちんと「質問」しましょう。
インセンティブには指名料やドリンクバックなどがあり、どれくらいの金額かを確認することが必要です。
料金システムやお客様のボトルキープを行っているかでも変わり、バック率によって給料に大きな差が出るのでしっかり確認しましょう。
初めてガールズバーでバイトするならまずは体験入店してみよう
ガールズバーでのバイトは、特に専門的な知識や技術が求められるわけではなく、未経験でもできる仕事です。
高時給で短時間で稼ぎやすいのもメリットでしょう。
シフトも自由に入りやすいお店も多いので、無理をせず続けられるバイトです。
ただし、隣に座るなどの接客はないものの、お酒を飲んだ人を相手にする仕事です。
自分でも飲まなければならないケースも多いでしょう。
いろいろな人の話を聞けるのは楽しいものですが、酔った相手の対応は精神的負担になることもあります。
初めてガールズバーでバイトをするなら、まずは体験入店をして自分に合っているかどうか、仕事を続けられるかどうかを確認してみましょう。
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