バイトの面接に欠かせない必要な持ち物は？「履歴書不要」は手ぶらでもいいの？カバンや服装も紹介

持ち物①｜記入済みの履歴書

履歴書は、これまでの経歴や特技、資格などを知ることのできるとても大切なアイテムです。

そのため、不要と指示された場合を除き、必要事項を記入した履歴書を持参しましょう。

面接会場に出向くまでに、折れ曲がったりしないよう、クリアファイルなどに保管して持ち歩くようにしてください。

履歴書は慌てて書くのではなく、時間をかけて丁寧に書くようにしましょう。

書き損じがないかをしっかりと確認することも忘れないようにしてください。

持ち物②｜スマートフォン・携帯電話

スマートフォンや携帯電話は、面接会場に出向くまでの道順を確認したり、電車やバスの時刻表を調べたりする際にとても役立つアイテムです。

万が一、面接時間に間に合わないようなことがあった場合も、先方に連絡できるので安心ですね。

使いたいときにバッテリーが切れてしまうようなことがないように、きちんと充電されているかを確認した上で出発しましょう。

モバイルバッテリーをお持ちの方は持参するのがおすすめです。

面接会場に到着したら、必ず電源をオフにするかマナーモードに切り替えることを忘れないようにしましょう。

持ち物③｜スケジュール帳など予定のわかるアイテム

面接の最中や面接終了後に採用が確定した場合、具体的に働き始める時期を確認されることがあります。

その際すぐに返答ができるよう、スケジュール帳など予定のわかるアイテムを持参するようにしましょう。

最近ではスマートフォンのカレンダー機能を使ってスケジュール管理をしている方も多いかと思います。

その場合は、面接官に「スケジュールを確認してもよろしいでしょうか？」と一言告げてからスマートフォンを操作することを忘れないでください。

持ち物④｜ICカードや現金

面接会場に出向くまでに、電車やバスなどの公共交通機関を利用される場合が多いでしょう。

そのため、ICカードや現金は必ず持参するようにしましょう。

運賃を支払う手間と時間が省けますし、スムーズに乗り降りできることからICカードは忘れないようにしてください。

ただし、タクシーや店舗によってはICカードに対応していないこともありますので、現金も併せて持ち歩くと安心ですね。

持ち物⑤｜マスク

以前は、マスクを着用したままの面接はタブーとされていましたが、最近はコロナウイルスの影響もありマスクを着用した面接が基本となっています。

そのため、自宅を出る際には必ずマスクを着用した状態で出向くようにしましょう。

その際、派手な柄のマスクやキャラクター物のマスクは避けて、無地タイプのアイテムを選ぶようにしましょう。

また汚れたとき用の替えマスクも持っておくと安心ですよ。

持ち物⑥｜ハンカチ

コロナウイルスの影響もあり、面接会場に到着したら手洗いをするように指示されるケースもあります。

そのため、ハンカチは必ず持参しましょう。

濡れたままの手で面接に望むことがないように気を配りましょう。

暖かい季節になると、汗をかくこともあるでしょう。

清潔な印象を与えるためにも汗拭き用の小さなフェイスタオルを持ち歩くのもおすすめです。

持ち物⑦｜地図や面接先の情報がわかるメモ

スマートフォンの地図アプリを活用しても、面接会場への行き方や道順がわかりにくいこともあります。そんなときには、事前に地図をプリントアウトして持ち歩くのもおすすめです。

さらに、万が一面接に遅刻する際や何かトラブルが起こった際もすぐに連絡できるため、面接先の担当者の名前や連絡先などをメモしておきましょう。

持ち物⑧｜筆記用具

面接中に仕事内容などの大切なことをメモしたり、必要書類に記入したりする場合もあるため、必ず筆記用具は持参してください。

ボールペンやシャープペンシル、消しゴムやマーカー、メモなどの最低限の筆記用具をまとめて用意しておくと安心です。

面接先で貸してくれる場合もあるでしょうが、事前に用意しておくことでいい印象を与えることができます。

面接当日に合否結果がわかるアルバイトも多くあります。

その場合、面接後に就業手続を行うことがあります。

用意が必要な場合は事前に伝えられることがほとんどですが、念の為持参しておくとスムーズに手続きできるためおすすめです。

就業手続きを行う際に必要なアイテム

• 身分証明書
• マイナンバーの情報
• 印鑑
• 通帳やキャッシュカードなど口座情報がわかるもの

本人確認のための身分証として、学生証や運転免許証、マイナンバーカードや保険証などがあります。

社会保険に加入する場合にマイナンバーの個人番号を申告しなければならないケースがありますので、用意しておくと安心です。

そのほか、雇用契約書に押印をするための印鑑や振込口座を確認するための通帳やキャッシュカードも必要です。

通帳やキャッシュカードそのものがなくても、金融機関名、店番、口座番号が把握できていれば手続き可能です。

常備薬

頭痛薬や胃腸薬、酔い止め薬など、普段から飲んでいる常備薬がある場合は、お守り程度に持参するのがおすすめです。

面接前は誰でも緊張してしまうものです。

普段と違う環境に大きなストレスを感じてしまい、体調が悪くなることも考えられます。

万が一の事態に備えて準備をしておくと、万全な状態で面接に望むことができるでしょう。

折りたたみ傘

天気予報が外れてしまい大雨に降られてしまったなんてことがないよう、折りたたみ傘などのレイングッズを用意しておくと安心です。

雨が降りそうな場合でも、折りたたみ傘ならカバンにしまうことができるのでとても便利です。

置き場所がない場合もありますし、濡れた傘を面接会場に持ち込むこともあまり好ましくないため、通常の傘ではなく折りたたみ傘がおすすめです。

手鏡

第一印象をよくするためにも面接の際は身だしなみを整える必要があります。

面接前にトイレなどで身だしなみを整えることができないことも考えられるので、コンパクトタイプの手鏡があると便利です。

男女問わず清潔感が非常に大切です。面接前には必ず身だしなみを確認して万全の状態で臨むようにしましょう。

メイク用品やヘアケア用品

面接前、身だしなみを整える際に役立つのがメイクやヘアケア用品です。

特に春先から夏場にかけた暑い時期は、身だしなみが乱れがちです。

女性はファンデーションや眉かき、マスカラなどのメイク直し用のアイテムを用意しましょう。

また、髪の毛も整える必要がありますので、携帯用のヘアワックスやヘアスプレーなどを持参するのもおすすめです。

ストッキング

アルバイトによっては、スーツを着用して面接に出向く場合があります。

その際、女性はストッキングを着用するかと思いますが、面接会場に向かうまでの間に破れてしまったり、伝線していることに気づいたりする場合もあるでしょう。

ストッキングが破れた状態のまま面接をすることでだらしない印象を与えかねません。

万が一の際に慌てないためにも、予備のストッキングを用意しておきましょう。

口臭予防アイテム

マスクを着用する時間が増えたことで、口臭がキツくなる方も増えているようです。

面接前には口臭予防や対策アイテムでケアするようにしましょう。

口臭が気になって集中できなかったり、面接官に悪印象を与えてしまったりとさまざまなデメリットが考えられます。

ポケットに収まるような小型のスプレータイプやタブレットタイプがおすすめです。

ここまで面接時に持っていくべきアイテムについてご紹介しましたが、ここからは反対に持っていくべきでないアイテムについて詳しくご紹介しましょう。

ノートパソコン

一般的なアルバイトの面接にノートパソコンやタブレットなどの電子デバイスは必要ありません。

パソコンができるアピールをすることで、仕事ができる人というイメージを与えられるかもしれませんが、逆効果の場合も考えられます。

メモを確認するために、パソコンをチェックしたり、スケジュールを確認したりすることもあるかもしれませんが、面接官の方も驚いてひいてしまう可能性もあります。

そのため、面接会場ではノートパソコンやタブレットなどの使用は控えましょう。

面接に全く関係のないもの

面接に全く関係のないアイテムを持参することもイメージダウンにつながりますので気をつけましょう。

不真面目な印象を与えかねませんし、面接に対する本気度も伝わらなくなってしまいます。

スケートボードや大きなヘッドフォン、サッカーボールなど遊びを連想させるようなアイテムも持参してはいけません。

さらに大きな荷物やスーツケースなどを面接会場に持っていくこともマナー違反といえます。

上記のようなアイテムがあった場合は、面接前に駅などのコインロッカーに預けるようにしましょう。

派手なストラップなどの小物や装飾品

スマートフォン用の派手なストラップやカバーケースなど、派手な小物や装飾品も避けるようにしましょう。

面接時の服装はもちろん、カバンや靴なども面接官にチェックされています。

見た目が理由で悪い印象を与えてしまうのはとてももったいないことです。

そのため、面接当日はなるべく華美なアイテムやファッションは避けて、真面目な印象を与えられるように工夫しましょう。

スマートフォンカバーなど、一時的に外せるアイテムは面接前に外しておくのがおすすめです。

面接先から履歴書不要といわれるケースも増えているようですが、手ぶらの状態で面接会場にいくのはNG行為です。

そこでここからは、履歴書不要といわれた場合の対応方法について詳しくご紹介します。

念の為指示がなくても履歴書は持参しよう

履歴書不要といわれた場合でも記入済みの履歴書は持参するようにしましょう。

必要な持ち物がないといわれたとしても、準備することに越したことはありません。

本来は履歴書が必要なのに、連絡の伝達がうまくいっていないことで間違った情報が伝えられている可能性もありますので、記入済みの履歴書を用意しておきましょう。

履歴書は不要であっても、面接当日に面接先独自の履歴書シートやプロフィールシートへの記入を求められることもあります。

その際に、事前に履歴書を作成しておけば、内容を書き写すこともできるでしょう。

わざわざ履歴書を購入するのがもったいないと思う方もいるかもしれません。

その場合は、学歴や職歴、資格などを書き記したメモを用意しておくのもおすすめです。

手ぶらは絶対にNG！何を持っていく？

必要な持ち物がないと伝えられた場合であっても、手ぶらの状態で面接会場に出向かないようにしましょう。

履歴書が不要な場合は、面接時の対応の仕方や持ち物などを厳しくチェックしていることも考えられます。

この記事の前半でお伝えした持っていきべきアイテムやあると便利なアイテムを確認して、面接当日に備えておきましょう。

面接の持ち物に関してわからないことがあった場合は、次の方法で面接先の担当者に問い合わせをしましょう。

▽【電話】持ち物に関する問い合わせの仕方例

▽【メール】持ち物に関する問い合わせの仕方例

電話かメール、どちらかの方法で確認していきましょう。すぐに確認したい場合は、電話で確認するのがおすすめです。

アルバイトの面接当日の服装やカバンについてご紹介しましょう。

▽【面接当日のカバン】選び方のポイント

• A4サイズが入る大きさのカバン
• 派手な色やデザインのアイテムは避けること
• 色やデザインが控えめならリュックやトートバッグでもOK
• 汚れやほつれなどがないアイテムを選ぶこと

カバンのスタイルは特にこだわらなくていいものの、サイズ感や清潔感を意識してカバン選びをしていきましょう。

▽【面接当日の服装】選び方のポイント

• スーツの指定がないかを確認する
• 襟付きシャツやポロシャツ、ブラウスがおすすめ
• ジーンズ、パーカー、Tシャツは避けるべき
• 原色ではなくモノトーンカラーのアイテムを選ぶ
• オーバーサイズではなくジャストサイズのアイテムを選ぶ

アルバイトの面接といえども、清潔感やフォーマル感のあるスタイルが基本です。

襟付きシャツやモノトーンアイテムを組み合わせてビジネスカジュアルスタイルで面接に臨むのがおすすめです。

アルバイトの面接を成功させるためには、しっかりとした事前準備が大切です。

事前準備をすることで落ち着いた気持ちで、かつ堂々とした態度で面接に臨むことができるため、好印象を与えることができます。

▽事前準備をしておくべきポイント

• 面接先の情報を調べておく
• 面接前に店舗や企業先に足を運んで仕事場の様子を確認しておく
• 面接当日に聞かれそうな質問に対する回答を準備しておく

以上の3つのポイントをおさえて面接当日に備えましょう。

アルバイトの面接の際に知っておきたいマナーについてご紹介しましょう。

▽アルバイトの面接時に知っておきたいマナー

• 面接時間は厳守！予定時刻の5～10分前に面接会場に到着すること
• 万が一遅刻しそうになった場合は、遅刻する旨とその理由を伝えること
• 面接会場についたら、担当者の名前と面接が目的で来所した旨を伝えること
• 丁寧な言葉遣いで話をすること
• 面接時は、面接官が着席してから座ること

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まとめ

アルバイトで面接に出向く際の持ち物について詳しくご紹介しました。

今回ご紹介した最低限持っていくべきアイテムと持っていると便利で安心できるアイテムの内容を今一度確認して、面接当日までに準備をしていきましょう。

しっかりと事前準備をすることで、面接の成功率もグンとアップします。

自信を持って面接に臨むためにも、今回ご紹介した内容を参考に気持ちの準備もしていってください！