バイト面接の質問・服装などのコツとマナー!失敗しないポイント
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2021.07.26
憧れの職場でバイトの求人が出ていれば、バイト面接を確実にクリアしたいと思うはずです。バイト面接で採用担当者が良い印象を持つと、採用にぐっと近づきます。
ここではバイト面接で押さえたいコツとマナー、聞かれやすい質問と失敗しないポイントを紹介します。初めてのバイト面接でも、ポイントを知り対策しておけば怖くありません。
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バイト面接は何を準備すればいいの?
バイト面接へ出かけるとき、履歴書や手帳などの持ち物から身だしなみのマナーまで、あらゆる準備が必要です。
一般的な面接で指示のある持ち物リスト・面接時に望ましい服装と髪型、あわせて履歴書の書き方まで解説します。
持ち物
応募先企業から提出物の指示があるとき、必ず持参します。
その他、指示はなくても持っていくとその後の話もスムーズな物は、以下の通りです。
忘れ物がないよう注意して持ち物を準備しましょう。
・会社から指示された物
・履歴書
・印鑑(朱肉を付けて判を押すタイプ)
・筆記用具(消せるボールペンを避ける)
・腕時計
・スマホや携帯電話
・ICカードと現金
・手帳
・メモ帳
・通帳とキャッシュカード(給与振込先にできる物)
面接時の服装・髪型の注意点
バイト面接を受けるにあたり、身だしなみのチェックも不可欠です。
服装と髪型について、男性女性それぞれの注意点を紹介します。
普段の服装や髪型と比較して、早めに準備を進めましょう。
服装
男性は清潔感のある服装で、派手な色・柄の衣服は避けシンプルなものを心がけます。
例を挙げると、白の襟付きシャツにコットンパンツといった服装です。白がない場合は薄い色を選びます。
男女共通することですが、もし職場がスーツ着用の条件であればスーツでバイト面接に行きましょう。
中には普段の私服を見ておしゃれさを図るケースもあります。
事前に職場の様子を見て、バイト面接の服装を決めてください。
女性も男性と同じく清潔さが感じられるシンプルな服装をします。
淡い色の衣服がおすすめで、例えば白または淡い色のブラウスと膝丈くらいのスカートの組み合わせです。
女性はナチュラルメイクでバイト面接に臨むと印象が良くなりますが、アパレル系やコスメ系のバイトではそのブランドのカラーに合うメイクをしましょう。
髪型
男性は前髪が目にかからないか、襟足が長すぎないかをチェックしましょう。
寝ぐせのない整った髪型を意識し、ワックスのつけすぎは不衛生な印象を与える場合があるためほどほどの量にします。
落ち着いた髪色でバイトの面接を受けますが、応募先が髪色を確認しこの位の色にできるか尋ねられるケースもあります。
女性も男性同様で目に髪がかからないことに加えて、顔に髪がかからないかも確認しましょう。
肩に付く長さの髪は低い位置にひとつにまとめ、ロングヘアの場合は低い位置でお団子にすると、清潔な印象になります。
メイク・ネイル
アルバイトの面接時は、服装と同じくらい重要なのがメイクです。
面接に出向く際はナチュラルメイクが基本です。
しかし、ノーメイクも場合によっては問題ないこともあります。
ベースメイクは自分の肌色よりもワントーン明るめの色を選ぶことで、明るい印象になるのでおすすめです。
顔の血色をよくしてトーンアップをすることで顔の印象が華やかになります。
アイブロウやアイメイク、チークなどは控えめにするのが良いでしょう。
ブラウンや淡いピンクやオレンジ系の暖色カラーを基調としたアイテム選びをしていきましょう。
カラーコンタクトに関する質問が非常に多く寄せられますが、カラーコンタクトもNGと考えておきましょう。
TPOに合わせた身だしなみができないと判断されかねないので気をつけてください。
マナーを守り、節度のある身だしなみを心がけましょう。
最近では、ジェルネイルなどでネイルをされてる方も多いかと思いますが、食品を扱う飲食業やスーパーなどの小売店などでもNGのところがほとんどです。
アルバイトの募集要項を確認し、必要であればネイルを外した状態で面接に臨みましょう。
面接時の服装や髪型については、こちらの記事がより参考になるのでチェックしてみてください。
バイト面接の服装の基本!失敗しない服装や髪型のマナーを解説
難しいと思わないで!履歴書の書き方のコツ
バイト面接用の履歴書は、手書きとパソコン作成のどちらでもかまいません。
手書きは誤字脱字に注意して、見やすい丁寧な字を心がけてください。
パソコン作成は、パソコンスキルを採用担当者にアピールする機会にもなります。
自由記入欄の志望動機と自己PRは書き方で悩みがちですが、次の書き方のポイントを参考に文を作りましょう。
・学生の場合
自宅や学校から近い・生活費や学費のために稼ぎたい・仕事に興味がある・就活に向けてマナーを身につけたい・これまでの経験を生かしたいなどのポイントで書くと分かりやすいです。
例えばコンビニでは深夜シフトに入れる、スーパーではシフトに柔軟に対応できるなどのPRの仕方があります。
・フリーター・主婦・主夫の場合
学生の場合と同様で、自宅から近い・経験を生かしたいことは志望動機に書けます。他には未経験の仕事への挑戦も、理由として十分です。
主婦や主婦の場合は、主婦・主夫ならではの視点を生かして働ける・空いた時間を有効活用したいとの志望動機や自己PRもおすすめです。
中には履歴書不要の企業もあります。気軽な応募をうながす・まず会ってみて採用できそうな場合提出を求めるなどの目的です。
履歴書の書き方について、より詳しく知りたい方はこちらの記事をチェックしてみてください。
バイト面接の流れ
まず応募先企業の建物へ入る前、防寒具や上着など面接時着用しないものを脱ぎます。
その後会社へ入り、受付や接客中でないスタッフへ声をかけましょう。
「お忙しいところ失礼します。○○時に面接のお約束がありうかがいました<自分の氏名>と申します。担当の○○様はいらっしゃいますか」など、丁寧に話します。
事務室やスタッフルームなどに案内されたら、履歴書や筆記用具手帳など面接に必要な物を用意し担当者を待ちます。
・あいさつ
担当者が入室すると先に自己紹介をされることが多いので、その後応募者からもあいさつしましょう。
バイト面接では担当者が指示を出し、その流れに従って話をします。
・履歴書提出
面接の冒頭で持参した履歴書を提出します。
このとき封筒から出しクリアファイルに入れた状態で、担当者へ渡してください。
・質疑応当
履歴書の内容を元に担当者から質問される、聞きたいことがあるか尋ねられるなど、企業によりさまざまです。
どの場合もしっかりと話を聞き、スムーズな受け答えを心がけます。
担当者が話す間うつむいて目を合わせないでいると印象が悪く、採用後働けるか不安に思われてしまいます。
相手の顔を見て時折うなずきつつ話を聞きましょう。
・説明を聞く
その企業の客層や仕事の説明を受けるケースがあり、早速業務の話になることもあります。
採用後困らないよう、メモをとりつつ分からないことは質問して聞きます。
・退室時のあいさつ
面接が終了したらお礼のあいさつをします。
「本日はお時間をとって頂きありがとうございました」と伝え、荷物を持って退室しましょう。
部屋を出るときは、「失礼いたします」の一言を忘れないようにしてください。
扉の開け閉めはできる限り静かにし、音を立てないようにします。
バイト面接で覚えておきたいマナー
バイト応募の電話は、営業時間内にかけましょう。業種によりますが、一般的に忙しいと言われる始業直後・お昼前後・就業直前は避けます。
電話では、自分がバイト求人に応募したいとわかる話し方がポイントです。例えば、「お忙しいところ失礼します。<情報媒体名>にて御社のアルバイト求人を拝見しお電話いたしました<自分の名前>と申します。担当の○○様はいらっしゃいますか」などと言いましょう。
面接を辞退したい時の断り方
面接の約束をしたものの、別のバイトが決まったなどの理由で辞退するときもあります。気まずい連絡ですが、何も連絡せず面接に出向かなければ会社に迷惑をかけます。バイト面接の辞退は、電話またはメールで正直に事情を伝えましょう。
・電話での断り方
電話をかけて面接の約束をした担当者につないでもらいます。もし長期出張など本人と連絡が取れない場合は、やむを得ず伝言を頼みます。大切なことなので、できるだけ担当者本人と話しましょう。
担当者が電話に出たら、面接の約束のお礼と辞退のお詫びを伝えます。例えば「お忙しいところ失礼します。先日面接のお約束をして頂きました<自分の名前>です。大変申し訳ありませんが、別のアルバイトで採用されましたので面接を辞退させて頂きたいと思っております」のように丁重に伝えてください。
・メールでの断り方
電話連絡が一向につかないときは、メールで面接辞退を伝える方法もあります。電話で伝える内容とほぼ同じですが、メール冒頭に社名と担当者名を入れ、最後に署名を入れます。文章の最後に面接時間を調整してもらったお礼も忘れず加えましょう。
バイト面接の辞退の仕方について詳しく知りたい方はこちらの記事が参考になります。
面接の到着時間は何分前に行くのがいい?
面接会場への到着は10分前が目安です。10分前に着いて上着を脱ぐなど身だしなみを整え、5分前になった頃に受付や手が空いていそうな人に声をかけます。
余裕を持って到着しても、約束時間の15分以上前では担当者が別の仕事をしている可能性が高いです。途中で仕事を切り上げさせては迷惑がかかるため、5分前まで待ちます。目立つ場所を避け、店外または店内の目立ちにくい場所で待ちましょう。
声をかけるタイミングを見計らいつつ、到着から5分前までを過ごすとスムーズです。
やり方次第?バイト面接に受かるためのコツ
人気のバイトや求める条件にぴったりのバイトは、受かるためのコツを押さえてバイト面接に臨みましょう。いくつもバイト面接受けてもなかなか採用されない場合、ポイントを押さえていないかもしれません。採用されやすいコツを参考に面接対策をしてください。
履歴書が丁寧に書かれている
履歴書に空欄がなく丁寧な字で書かれており写真の貼り忘れがないことは、バイト面接用の履歴書にも欠かせないポイントです。他にも、汚れや折れ、シワがない・誤字脱字がある・誤字脱字を修正テープや乱雑にペンで訂正しているなどは、担当者に良い印象を与えません。持ち運ぶ際はクリアファイルや封筒に入れ、きれいな状態のまま提出します。
誤字脱字に気付いたら初めから書き直し、証明写真は身だしなみを整えた状態で撮り適切なサイズに切って貼ることも、受かるコツです。
履歴書にある志望動機や自己PR欄も空欄にせず記入します。難しい内容を書く必要はなく、通いやすさや収入を得たい旨正直に書きましょう。
好感の持てる受け答えができている
初めて会う面接官が良い印象を持つには、清潔感のある身だしなみからです。派手でない髪色・目にかからない前髪・長い髪はひとつにまとめます。服装は派手でない無地の襟付きシャツが望ましく、男性はジーンズでない綿パンツ、女性は膝丈程度のスカートを着用しましょう。
面接では面接官の顔を見て、話にはうなずきつつ適度に「はい」と返事をします。必要なことはメモをとりながら聞くと好印象です。質問には敬語で返答をし、難しい敬語を話す必要はありませんが、ビジネスマナーを心得ていると伝わる受け答えをしましょう。
事前連絡のマナーを守っている
面接の約束をとりつけるための電話連絡でもマナーを見られます。面接時と同じく敬語での会話は必須です。電話する時間帯は、その会社が忙しい時間帯を避けて連絡することも受かるコツです。
スマホや携帯電話で応募する場合は、電波状況とかける場所が静かなことを確認します。こちらからの声がきちんと届くよう、はっきりした声での受け答えも心がけましょう。
面接はどんな感じ?気を付けるポイントとは
バイト面接を初めて受けるときは緊張しますが、正社員ほど難しい面接ではないと思うと気持ちが軽くなるでしょう。しかし、手を抜かず誠実な態度で面接を受けるようにしてください。バイト面接で心がけたいポイントを紹介します。
すすめられるまで着席しない
担当者が来る前に先に面接場所へ案内されることがあります。先に担当者が入室しており、自分があとから入った場合でも、すぐに着席せず立った状態であいさつしましょう。
担当者の到着まで時間がかかりそうな場合、着席して待つよううながされることがあります。そのときは担当者の入室時に立ち上がり、あいさつをします。
どちらの場合も、面接官から着席をうながされるまで勝手に座らず待つのがマナーです。
肩の力を抜いて姿勢良く座る
いすに座ったら背もたれには寄りかからず、姿勢を良くします。奥深くまで座らずやや浅めに腰かけましょう。バイト面接は緊張しがちですが、肩の力を抜いて適度にリラックスした方がスムーズな受け答えができます。
男性は肩幅程度に足を開き、太ももの上に軽く握った手を置いて、膝と足先は前に向けます。女性は膝とかかとをそろえて床から垂直になるよう座りましょう。手は太ももの上で重ねます。
質問は内容を事前にまとめて簡潔に伝える
バイト面接で面接官から質問されるだけでなく、質問はないか聞かれる場合が多いです。気になることや確認したいことがその場でスムーズに出てくるよう、事前に内容をまとめましょう。
バイト面接でよく聞かれる質問
バイト面接で何を聞かれるかを知っていれば、回答の準備ができます。よく聞かれる質問と理想的な答え方を紹介します。
応募した理由は?
履歴書の志望動機欄に書きますが改めて伝えます。アルバイトへのやる気と意欲の感じられる回答をしましょう。例えば事務職では黙々と作業をすることが好き、販売職では人と接することが好きなど、自分の長所をアピールしながら理由を話すと良い印象を与えます。
これまでのアルバイト経験は?
前のアルバイトで任されていた仕事やできるようになったことを具体的に話します。飲食店での経験があれば、ホールでの接客の仕事を担当しており、簡単な調理を手伝うこともあったなどと伝えると分かりやすいです。
アルバイト経験がなければ仕事へのやる気を伝える他、業務に関係のありそうなスキルを持っているときはアピールしましょう。
前のアルバイトはなぜ辞めた?
辞めた理由はウソをつかず正直に話しましょう。辞めた理由から、面接官はすぐ辞めそうか問題はないかなどを見ています。前向きな理由の説明がおすすめです。
例えば他の業種の仕事に興味があった、以前から働きたいと思っていた御社が求人を出されたためなどの理由が望ましいです。職歴欄に前のアルバイトが書いてあると聞かれる場合があります。
いつからどのくらい働ける?
アルバイト求人は少しでも早く人手が欲しくて出す企業がほとんどで、手が足りない部分を埋められる人を求めます。具体的な勤務可能日時を面接で尋ねられることは多く、事前に考え準備しましょう。
例えば平日昼間5時間程度や土日も勤務可能など、勤務条件の幅が広いと受かりやすくなります。限定的な日時しか出勤できないと、より多く働ける人の応募があった場合その人が採用されるかもしれません。
バイト面接のコツについて詳しく知りたい方はこちらの記事をチェックしてみましょう。
【職業別】面接のポイント
これから受けるバイト面接対策をさらに具体的にするため、職業別の面接ポイントを挙げておきます。
コンビニバイトの面接のコツ
数あるコンビニ店舗の中から選んだ理由を聞かれやすいため、家や学校から近い・コンビニの仕事に興味があったなどの理由を考えておきます。この店舗の接客が好き、といった、コンビニの中でのその店舗だけの魅力を伝えると好印象です。
営業時間の長いコンビニはシフト制の場合が多く、どのくらい勤務時間に融通が利くかも確認してから出かけましょう。
販売が主な仕事のため、面接でははきはきとした口調と聞き取りやすい大きさの声で話します。商品陳列や発注なども担当するため、作業を黙々とこなせる長所はアピールになります。
飲食店の面接のコツ
食品を扱う飲食店は、清潔感をより重視した身だしなみで面接を受けましょう。現場で働けそうだと面接官に思われるよう、髪をきちんとまとめ、ネイルはせず爪を短く切るなど飲食店にふさわしい服装と髪型で向かいます。
飲食店バイトも志望動機を聞かれますが、生活費や学費を稼ぐためといった理由でも問題ありません。
接客がメインの飲食店バイトは、マナーを守れることやコミュニケーション能力の高さも見られます。面接の約束をした時間は到着時間を考えて厳守し、適度に担当者の目を見て明るい表情で会話するよう心がけましょう。
アパレル関係の面接のコツ
衣服やそのショップが好きで働きたいという気持ちを、志望動機を聞かれたときに伝えましょう。ブランドショップの場合コンセプトを尋ねられても良いよう、公式サイトなどでの事前学習がおすすめです。
アパレル関係のバイト面接は私服でと指示される場合が多いため、ショップコンセプトを意識した服装で出かけましょう。注意点は他社のロゴ入りアイテムの着用や、カジュアルブランドでも足元はサンダルやミュールを避けることです。ジーンズブランドの場合はジーンズでもかまいませんが、それ以外のアパレル関係では控えましょう。
バイト面接のコツとマナーは事前に把握しておこう
バイト面接のコツを押さえ、正しいマナーを身につけて当日を迎えましょう。応募する業種に合った服装や髪型を心がけ、面接に必要な履歴書も余裕を持って作成します。
履歴書の内容だけでなく文字や写真の貼り付け方、面接での会話や表情も全て面接官は見ています。とは言え、よほどの人気店でなければ振り落とすための面接はしません。条件ができる限り合えば採用したいと思っているため、緊張しすぎず適度にリラックスして面接に挑みましょう。
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