ガソリンスタンドのバイトとは?仕事内容や待遇についても詳しくチェック
2021.07.26
ガソリンスタンドのバイトは、体育会系のイメージを持つ方もいるでしょう。
何となく自分には向いていないのではないかと不安を感じているなら、仕事内容や待遇をチェックしてみてください。
ガソリンスタンドのバイトの特徴やデメリットの面も紹介します。
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ガソリンスタンドのバイトはどんな仕事をする?業務内容を解説
ガソリンスタンドのバイトの仕事は、主に給油です。
スタンドで扱うのはガソリンや軽油で、取り扱いに注意が必要です。
そのため、周囲に目を配ることも仕事になります。
タバコを吸っている人はいないか、子どもが給油しようとしていないか、携帯容器に正しく給油しているかなどの監視が必要です。
また、ガソリンスタンドのバイトの仕事は、フルサービスとセルフサービスで多少異なります。
フルサービスはスタッフが給油するもので、セルフサービスはお客さん自身が給油します。
セルフであっても、接客が不要なわけではありません。
フルサービスの場合
フルサービスのガソリンスタンドの場合は、バイトの仕事も多岐にわたります。
車の誘導から給油、清掃などが主な仕事です。
バイトの場合、事務作業は基本的にありません。
車を誘導する
車がガソリンスタンドに入ってきたら、給油しやすい場所に誘導します。
声出しや身振りも加えて、素早く誘導しなければなりません。
車によって給油口の場所が左右で異なるため、誘導前に確認が必要です。
また、車の大きさや出庫のしやすさも考えながら、適切な場所に誘導します。
給油する
ガソリンスタンドで扱う燃料は、レギュラー・ハイオク・軽油の3種類です。
それぞれ車種に合わせた燃料を選ぶ必要があります。
通常の車はレギュラーですが、ハイオクを入れても問題はありません。
しかし、ハイオク指定の車種にレギュラーを入れると、適切な性能を発揮できないため注意しましょう。
また、ディーゼルの車にレギュラーやハイオクを入れると大変なことになります。
お客さんにどの燃料を入れるか確認しながら、スタッフ自身もチェックしましょう。
給油の量は、お客さんが指定した量を入れます。
窓ふきなど簡単な清掃
給油が完了するまでの時間を利用して、窓ふきや灰皿の清掃をします。
どちらもお客さんに一声かけてから行いましょう。
清掃をしながら、タイヤやオイルの営業をする店舗もあります。
お客さんから洗車や簡単な整備の依頼があれば、専門のスタッフに案内します。給油が終わったら、車を見送って作業は完了です。
セルフサービスの場合
セルフサービスの場合は、お客さん自身が給油します。
バイトは、給油のモニター監視がメインの仕事です。
フルサービスと比べて業務内容は限られています。
給油モニター監視
セルフサービスの給油はお客さん自身がやりますが、許可はスタッフが出します。
店内にいるスタッフが画面越しに安全性を確認しており、問題なければ許可ボタンを押します。
お客さんのサポート
給油のやり方がわからないお客さんがいるときは、操作方法のサポートをします。
または、給油でのトラブルや質問があるときも、スタッフが対応します。
セルフサービス式のガソリンスタンドによっては、清算を店内で行う場合があるようです。
清算が別のところでは、お客さんが店内に入り、スタッフが清算対応します。
商品やサービスの営業
セルフサービスでも、タイヤ・オイル交換・ワイパーの営業をする場合があります。チラシ配布や声掛けによる営業です。フルサービスと比べると、営業する割合は少なめです。
ガソリンスタンドのバイトに資格は必要?年齢制限などはある?
ガソリンスタンドでバイトするなら、資格が必要なのか気になるでしょう。
どのような人を募集する傾向があるのか解説しますので、不安がある方は確認してみてください。
資格は必要ない場合がほとんど
ガソリンスタンドのバイトでは、資格が不要なところがほとんどです。
あったらいい資格としては、普通自動車免許と危険物取扱者の免許です。
どちらも必須ではなく、あると有利になる場合があります。
普通自動車免許は、車の誘導が多いフルサービスで求められることが多いようです。
免許があれば、運転に関する交通法規などを理解している証明になります。
資格がなくても、基本的な知識を覚えておくと誘導の際に安心です。
危険物取扱者の免許は、バイトでは求められません。国家資格のため、あれば有利に働くでしょう。
ガソリンスタンド以外の業務でも役立つ資格で、チャレンジしておいて損はありません。
年齢制限・雇用形態について
ガソリンスタンドのバイトは、高校生からOKのところがあります。
ただし、スタンドによっては高校生不可ところもあるため、求人情報で確認してください。
高校生が応募したいときは、普通免許が取得できる18歳以上が望ましいでしょう。
または、原付免許なら16歳以上のため、取得していればアピールできます。
勤務時間は、平日の昼間だけや土日だけも選べるところがあります。
平日の昼間に3~4時間程度が可能なところは、主婦に人気です。
高校生の場合は、夜22時以降のバイトができないため、夕方や土日の勤務がおすすめです。
ガソリンスタンドのバイトは、シフト制を採用している傾向があります。
シフト制のバイト先なら、希望の時間や勤務日数に調節しやすいでしょう。
主婦の方で子どもの都合で急に休みが必要なときや、学生で学業と両立したい方にも、シフト制だと安心です。
服装について
ガソリンスタンドのバイトは、基本的にユニフォーム貸与です。
ユニフォームがあるお店なら、通勤の服装は問われません。高校生が学校帰りに制服のままバイトしたいときも安心です。
髪型については、飲食店やコンビニのバイトと比べると、比較的緩い傾向があります。スタンドによっては、髪型や髪色が自由なところもあるでしょう。髪色が自由のところでも、派手な髪色だと帽子をかぶるルールのところもあります。また、接客業のため、長い爪やネイルは避けるべきです。
髪型やネイルに関する基準は、お店によります。大型チェーンのお店は、派手な髪色やネイルが禁止など、細かなルールが設けられている傾向があります。個人のお店は、店長の考えにより異なるため、事前に確認してください。
ガソリンスタンドのバイトの給与相場を解説!社割はある?
ガソリンスタンドでバイトするなら、給与がどのくらいなのかも気になるところ。
飲食店やコンビニのバイトと比べて、どのくらいの時給相場なのか確認しておくと安心です。
また、社割が使えるか待遇があるかも合わせて解説していきます。
ガソリンスタンドのバイトの時給の相場
ガソリンスタンドのバイトの時給相場は、1,000~1,200円程度です。
飲食店やコンビニのバイトと比べると、時給が高めの傾向があります。
ただし、セルフスタンドで監視だけなど、簡単な業務では、時給1,000円前後になる場合があります。
時給の相場は、地域によっても多少異なるでしょう。
車通りが多い場所にあるスタンドなのか、土日に混み合うお店なのかによっても、多少時給が変わってきます。
どちらにしても、一般的なバイトより時給が高めのため、ガソリンスタンドのバイトは稼ぎたい方におすすめです。
夜勤の場合は時給が高い場合も
ガソリンスタンドに限らず、深夜時間は時給が割り増しになります。
22時以降の営業をしている店舗なら、基本給の25%割り増しになります。
基本給が1,000円であれば、22時以降の業務に対し1,250円以上もらえる計算です。
ただし、深夜バイトは来店数も少なくなるため注意しましょう。
時給は高くなりますが、暇すぎて辛いという声もあります。
暇な時間でも何かしら作業を求められる場合があります。
少ない人数で黙々と作業をこなすのが好きな方や、時給の高さのメリットを感じる方におすすめです。
ガソリンスタンドバイトには社割がある?
ガソリンスタンドによっては、社割や待遇が利用できる場合があります。
例えば、ガソリンを社員割引で購入可能であれば、車好きな人にとってお得です。
または、エンジンオイルやオイルフィルターが社割になる場合もあります。
お店によっては、洗車し放題の待遇を設けているケースもあるようです。
また、車の整備に必要な工具が使えれば、整備費用の節約になるでしょう。
暇な時間を利用して、社員から整備を習えるお店もあるようです。
社割や待遇については、お店の規定により異なるため、面接時に確認してみましょう。
ガソリンスタンドのバイトのメリットやデメリットとは?
最後に、ガソリンスタンドでバイトするメリット・デメリットを紹介します。
自分に向いているバイトなのか気になる方は、デメリットの面も確認しておくといいでしょう。
ガソリンスタンドのバイトのメリット
ガソリンスタンドでバイトするメリットは、待遇の良さでしょう。
働きやすさや時給の高さを求める方に向いています。または、車好きの人にとってもメリットがあります。
比較的にシフトの自由が利く
ガソリンスタンドは、どのお店でも社員が必ずいます。
深夜や早朝時間だと社員がいない場合もありますが、整備が必要な日中なら必ず社員がいるでしょう。
社員が多い店舗は、急に休みが必要になった際に融通が利きやすい特徴があります。
特に、子育て中や介護が必要な主婦の方に便利でしょう。
学生の方も、テスト期間中に休みを取りやすいメリットがあります。
女性で、生理の期間中に体調を崩しやすい場合も、シフトの自由が利くと安心です。
車に詳しくなる
ガソリンスタンドは、車に関する全般的な業務をします。
車に詳しくない人でも、長く働いていれば、車の知識を深められるでしょう。
例えば、ガソリンに関すること、エンジンのこと、タイヤやオイル交換の知識などです。
簡単な点検スキルが身につけば、自分の車の整備に役立てられます。
バイトは直接車の整備をしませんが、車に関する商品に自然と触れられます。
自分の車で悩んでいることがあったら、社員に相談しやすいメリットもあるでしょう。
ガソリンスタンドは車好きの方が集まる場所で、スタッフ同士の会話にも車の内容が出てくる傾向があります。
時給がいい
ガソリンスタンドのバイトは、他のバイトに比べて高時給です。
短期間でしっかり稼ぎたい方に向いています。特に深夜の時間帯は、業務が少ない割に高時給です。
体力に自信がない方や、忙しいのが苦手な方でも、深夜の業務なら対応できるでしょう。
さらに時給を高くしたい方は、危険物取扱者や普通免許の取得を目指してみてください。
お店によっては、免許がある方に時給をアップしているところがあります。
どのような資格があれば時給がプラスされるかは、求人情報で確認しておきましょう。
仕事を覚えてしまえば楽
ガソリンスタンドのバイトの仕事は、それほど難しい内容はありません。
覚えることはたくさんありますが、慣れてしまえば楽だと感じる人もいます。
特に、セルフサービスの場合は、給油監視がメインのため楽だと感じやすいでしょう。
簡単な業務を選びたい方は、セルフサービスだけ取り扱うスタンドがおすすめです。
地域密着型のお店では、常連客が多いようです。
お店によっては、常連客と世間話をしながら、のんびりと対応できるところがあります。
ガソリンスタンドのバイトのデメリット
好待遇だといわれるガソリンスタンドのバイトですが、大変な面もあります。
バイトに応募する前に、デメリットも確認しておきましょう。
一年中外仕事なので大変
フルサービスのお店では、一年中外で仕事をしなければなりません。
夏は暑く、冬は寒いため、辛いという声もあります。気温差が激しい時期は、自分で体調管理が必要でしょう。
体力も必要な仕事で、慣れるまで大変だと感じるかもしれません。
また、年末年始など長期休暇の時期は、お店が混み合うため大変という声もあります。
多くの人が車に乗る時期は、テキパキと作業をこなさなければなりません。
忙しい時期は、お客さんもイライラしやすいため、注意が必要です。
ガソリンのニオイで気分が悪くなる
ガソリンスタンドはガソリンを扱うため、ニオイが気になる人もいます。
化学物質のニオイに弱い人だと、気持ち悪くなるかもしれません。
ガソリンは気化しやすく、近くにいるとニオイが充満します。
ニオイが気になる方は、セルフスタンドでの監視作業がおすすめです。
店内での作業なら、直接ガソリンのニオイに触れる機会を減らせます。
直接ガソリンの給油をすることもないので、多少は軽減できるでしょう。
態度の悪いお客さんの対応が大変
ガソリンスタンドに来るお客さんの中には、態度が悪い人もいます。
忙しい時間帯だと、多少口が荒っぽくなってしまうのでしょう。
また、車に乗る人の中には、態度が大きくなってしまうタイプの人もいます。
フルサービスでは、車の扱いに注意してください。
洗車の際に傷をつけた、窓ふきが悪いなどのクレームが来る場合があります。
セルフサービスでは、お客さんがガソリンをこぼしてしまい、返金を求めるケースがあるでしょう。
または、機械の操作がわからずクレームを言う場合もあります。
深夜時間帯は暇すぎてきつい
深夜勤務を考えているなら、暇な時間の対応を考えておきましょう。
お客さんが来ない時間帯は、暇すぎて辛いという声があります。
1人で立っているのが辛い、時間が過ぎるのが長いといった声です。
深夜の時間帯だと、ワンオペになる恐れがあるでしょう。
1人で作業をこなすのが苦手な人だと、深夜のバイトは向いていないかもしれません。
また、セルフサービスで1人だと、給油許可ボタンを押さなければならず、トイレに行きづらいという声もあるようです。
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ガソリンスタンドのバイトは、時給が高めなのが魅力でしょう。
デメリットもありますが、資格や免許が不要で、年齢や服装などの自由度が高めなのも魅力です。
特に車好きの人にとっては、車に関わる仕事なのでメリットがあるバイトになるでしょう。
学生や主婦の方で悩んでいる方も、シフトの自由さの面からおすすめです。
セルフスタンドであれば、体力的な問題を感じている人でも働けます。
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