警備員のアルバイトは高収入?仕事内容やメリット、給料について解説!
2021.07.26
オフィスビルや商業施設、コンサート会場などあらゆる場所の安全を守る仕事が警備員です。
男女問わず幅広い年代の人が活躍する仕事で、アルバイトの募集も多数あります。
ここでは人々の安全に関わる警備員のアルバイトのメリットや給料、注意点を紹介します。
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警備員の仕事内容は?
あらゆる場所で見かける警備員は、それぞれ担当する仕事が異なります。
警備員は大きく分けて3種類あり、その場所に必要な安全管理の仕事をします。
担当する仕事内容やスポットの雰囲気、雇用される警備会社などにより服装の違いはありますが、訪れる人や場所に危険がないか目を光らせ、やりがいを感じる人も多い仕事です。
施設警備員
施設警備員はショッピングモールなどの商業施設やオフィスが入ったビルなどを警備します。
1号警備業務と呼ばれる施設警備員は対象施設に常駐して働きます。
施設内の巡回警備が主な仕事のため屋内で過ごす時間が長く、暑さ寒さの厳しい時期もそれほどきついと感じない環境です。
建物内の巡回以外に、人や車両の出入り管理・1か所にとどまって警戒や監視をする立哨・防犯カメラモニター越しの監視を担当します。
もしものときはすばやく行動し対処する仕事で、施設内の防犯と防災のために働きます。
交通誘導整備員
交通誘導警備員は交通整理の必要な場所で働く警備員です。
警備業法では2号警備業務と呼ばれ、駐車場や工事現場など車の流れの整理が必要な場所での交通案内をする仕事です。
具体的には、大型ショッピングセンターの駐車場やイベント会場の駐車場、道路工事で車線を減らしている場所などでスムーズに車と人が流れるよう誘導します。
工事現場内での交通誘導も行い、大型工事車両の死角に歩行者や車がいないかや、障害物がなくスムーズに通れるかを確認して案内します。
イベント警備員
イベント警備員は大規模イベント会場やコンサート・ライブ会場などに来場する人の誘導が主な仕事です。
例えば花火大会やコンサート・ライブはひとつの場所に大勢の人が集まるため、将棋倒しなどの危険回避や来場者同士のトラブルを防ぎます。
スムーズに人の流れをうながしイベントを楽しめるよう警備します。
混雑状況を見て入場制限や代替場所への案内もイベント警備員の仕事です。
警備員バイトのメリット
ショッピングモールやオフィスなどでよく見かける警備員の仕事は、実はメリットがたくさんあります。
例えば警備スキルの習得や判断力アップ、やりがいなどです。
何か新しいアルバイトをと考えるときは、警備員アルバイトのメリットをチェックして検討してみましょう。
警備のスキルが身に付く
警備は専門的な職業でスキルを身に付け高めるほど、幅広い警備の仕事に携われます。
初心者警備員とベテラン警備員ではいざというときの対処に差がつきやすく、実際警備をした経験がなければなかなかスキルは身に付きません。
将来、人の安全に関わる仕事を希望する大学生のバイトとしてもおすすめです。
判断力が鍛えられる
勤務中に何も起きなければ比較的楽なアルバイトですが、実際に事故や事件が起きることがあります。
初めて遭遇した場合、全く動けない人もいますが、経験を積んだベテラン警備員の行動を見て学びましょう。
いざというときの瞬発的な判断力は場数を踏むと鍛えられるため、警備の仕事中に遭遇した事故や事件の経験を積むと、もしものときの判断力が付きます。
仕事にやりがいを感じられる
警備員は施設や場所、そこに訪れた人や車両の安全を守ることが仕事です。
そのため無事安全確保して仕事をやりきったときには達成感を感じます。
何らかのトラブルがあったとしても十分な対処をして乗り気った場合も、やりがいを感じるはずです。
警備をしていると前を通る人や車両に乗った人から感謝の言葉をかけられることがあります。
その言葉が励みになり、将来も人を守る仕事に就きたいと考え始める人もいます。
警備員の年齢制限ってあるの?高校生でもできる?
人々の安全を守り、楽しくまたはスムーズにその場所を利用してもらうことが警備員の仕事です。
やりがいがあり時給も高めなアルバイトですが、働くには年齢制限があります。
ここでは高校生は警備アルバイトが可能か、一定年齢であれば高校生でも働けるかを説明します。
18歳未満は警備員の仕事にはつけない
警備業法で18歳未満が警備の仕事に就くことを禁じているため、18歳以上でなければ警備員アルバイトはできません。
どうしても警備員アルバイトがしたいと警備会社へ応募しても採用はできないため、年齢条件を満たすときを待ちましょう。
高校生可のアルバイトは飲食店やコンビニなど多数あります。
どうしても働く必要がある場合、高校生歓迎の仕事をおすすめします。
18歳になれば高校生でもできるの?
18歳は社会人の人もいれば高校在学中の人もいます。
18歳になれば法律上は警備員アルバイトができますが、募集する警備会社側で高校生を不可とする場合が多いです。
全日制の高校生は平日昼間授業があり仕事ができない・テストを理由に休む可能性がある・過去に雇った高校生とトラブルがあったなど、会社ごとに理由があります。
何歳ぐらいまで仕事ができるの?
警備員として働ける最低年齢は法律で定められていますが、最高年齢の決まりはありません。
実際働く警備員は、大学生からシニアまで幅広い年代の人がいます。
警備員アルバイトは求人数の多さも特徴で、その分自分に合う種類の警備を選んで働けます。
警備員になるにはアルバイトでも研修は必要?
警備員として働くには研修の受講が義務付けられています。
警備員アルバイトでも同じで、土日のみや短期バイトでも同様に研修を受けなければなりません。
警備員の仕事をするとき受ける、新任研修と現任研修について説明します。
初めての仕事に就く際に受ける新任研修
初めて警備員の仕事をするときは新任研修を受けますが、基本教育と業務別教育に内容が分かれます。
まず15時間の基本教育を受け、その後15時間の業務別研修を受けるため、合計30時間の研修があります。
基本教育は4日間かけて行う場合が多く、内容は警備の仕事で必要な基礎知識の学習です。
具体的には警備に関係した法律・心構え・事件や事故発生時の対処・護身道具の使い方・救命措置です。
業務別教育は実際働く現場での知識を学ぶ内容で、常駐警備や交通誘導警備など必要な専門知識と技能の講義を受けます。
現場で実際に受ける現任研修
警備員の仕事に就いたあと受ける現任研修は、定期的な受講を義務付けられています。
半年に一度の頻度で基本教育3時間以上と業務別教育5時間以上を受け、年間で16時間以上の研修受講が必要です。
研修は他にも警備会社独自で行うものや資格対策研修があり、警備員をバイトだけでなく将来働く仕事に考える人は、受講すると専門的な知識や技能が深まります。
警備員に土日休みは取れるの?
警備員アルバイト休みは配属現場により異なるため、休日は固定ではありません。
例えば交通誘導警備は24時間体制が多く、シフト制の場合休みを自分で調整しやすいです。
今週の土日はプライベートを優先するため休みなど、休日や働く時間帯を柔軟に決められます。
繁忙期は休みをとりにくいですが、その時期を過ぎれば休みを増やして休養・リフレッシュする働き方も可能です。
稼ぎたい人は夜勤もおすすめ!給料から注意点など
警備員アルバイトは日中の他に夜勤の仕事もあり、駐車場警備は昼間がイベント警備は夜勤が多い傾向です。
警備員バイトは他のバイトより時給が高めですが、夜勤は深夜手当がつくためさらに上がります。
しっかり稼ぎたい人は、夜勤の警備バイトも考えてみましょう。
ここでは警備員の夜勤アルバイトの給料や注意点を紹介します。
夜勤の警備員アルバイトは時給も良く短期で稼げる
警備員アルバイトは日給制を取る会社が多く、もし短時間で勤務が終了しても満額の日給をもらえます。
時給制の会社と比較するときは実働時間で割って計算し、比較しましょう。
警備の種類によっても給与体系が異なり、施設警備は時給、交通誘導は日給の場合が多いです。
夜勤をすると時給が25%アップになるため、短期でしっかり稼ぎたい人にもおすすめです。
勤務時間は長い?夜勤は年齢が上がるほど楽なの?きつい?
シニア世代も活躍する警備員バイトは年齢が上がってもこなせます。
夜勤は昼夜逆転の仕事のため体調管理ができ健康な人であれば、問題なく働けます。
巡回・不審者の対応・拾得物対応・設備の不具合対応の時間以外は自由に過ごせ、力仕事はまずないためこれまでの人生経験にもとづいた対応力が生かせる仕事です。
ただし交通誘導は屋外で立ちっぱなしで働く場合が多く、年齢が上がると体力的にきつい人もいます。
夜勤警備員の働く際の注意点
警備員の夜勤アルバイトは時給が高く仕事が比較的楽なメリットはありますが、心配なところもあります。
夜勤で警備員をするときの注意を紹介します。
生活スタイルが崩れる
初めて夜勤アルバイトをする場合、夜中起きる生活になるためリズムが乱れやすいです。
慣れるまでは睡眠の質が落ちがちで、ずっと眠い状態なることもあります。
昼間しか開いていない銀行窓口や病院の外来へは寝ない状態で行くため、つらいと感じる人もいます。
仮眠時間はきちんと横になって休み、勤務時間外は休めるときによく休みましょう。
天候に左右される
交通誘導警備を担当すると屋外での仕事になり、天候の良し悪しに関係なく警備に立ち続けるため風雨の強い日はきついと感じやすいです。
夏は夜勤の方が過ごしやすいですが、冬の夜勤は大変寒くその場で立ち続ける必要がありつらさが増します。
トラブルに巻き込まれてしまうことも
施設警備は特に、何かあったときの対処を最初に行います。
不審者や利用客同士のケンカなどの対応に入るためトラブルに巻き込まれる可能性もあります。
警備会社で行うもしもに備えた訓練を受け、研修で教わった内容を普段から忘れないようにしましょう。
警備員のアルバイト実態まとめ
警備員の仕事は昼勤と夜勤があり、しっかり稼ぎたい人は夜勤がおすすめです。
警備員として働くと、専門的なスキルが身に付くほか判断力アップややりがいを感じられるメリットがあります。
時給が高めで配属された現場によっては休みを調整しやすいですが、始める前にしっかりと研修を受けなければなりません。
働き始めたあとも定期的な研修の受講が必要です。
警備内容により生活のリズムの乱れや季節や気候できつさの増すデメリットもあります。
メリットとデメリットの両面を踏まえて、警備員アルバイトにチャレンジするか決めましょう。
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