デリバリーのバイトはきつい?仕事内容とメリットデメリットを解説
2021.08.31
デリバリーのバイトは最近街でもよく見かけるようになりました。
自分にもできるかな?と迷っているなら、デリバリーバイトの詳細を確認してみましょう。
デリバリーバイトといっても雇用形態は2種類あるので、それぞれの特徴を比較してみてください。
また、デリバリーバイトが自分に向いているか比較できるよう、メリット・デメリットも紹介します。
バイトを探す
高校生や初心者でもできる?デリバリーバイトの仕事について
デリバリーバイトは、高校生や初心者でもできる簡単な仕事です。
なぜなら、仕事のメインは、料理をバイクや自転車に積み届ける簡単な作業だからです。
料理をお客様のもとに届けたら代金を受け取って、それを同じように繰り返していきます。
また、平日は土日祝日と比べると注文数が少ないでしょう。
暇な時間帯は、配達エリアの住宅にポスティングをする仕事もあります。
お店によっては、インストアスタッフの補助もあるでしょう。
具体的な仕事内容については、以下で解説します。
短期や単発求人もある柔軟な働き方が可能
デリバリーの働き方は、2タイプあります。
1つは店舗所属のアルバイトと、もう1つは個人事業主です。個人事業主は委託という働き方です。
店舗所属のアルバイトは、長期で働きやすいでしょう。
個人事業主は、1件ごとの受注で、短期や単発勤務に向いています。
どちらの働き方でも、1日だけ勤務可能な場合があります。
1日からの勤務が可能な仕事先であれば、自分の空いている日だけ仕事することができます。
アルバイトとして雇用される
デリバリーのバイトは、アルバイトとして雇用される場合がほとんどでしょう。
雇用先は、デリバリー対応の店舗やデリバリー代行会社です。
アルバイトは、何時から何時までという形のシフト制で働きます。
シフト制だと、勤務時間内は時給が保証されるのがメリットでしょう。
ただし、シフト勤務時間内は拘束があります。
個人事業主として業務委託される
個人事業主としての働き方は、業務委託です。
請負は完全出来高制で、仕事をすれば報酬がもらえます。
アルバイトとの違いは、働けば働くほど収入が増える点です。
または、隙間時間を利用して、少額の報酬をもらう働き方にも対応できます。
個人事業主は高い報酬が期待できますが、その代わり仕事がなければ収入になりません。
確定申告のわずらわしさも、デメリットのひとつでしょう。
働く前に覚えておきたい保険や研修制度について
デリバリーのバイトは、移動手段はどうするのか、保険はどうなるのか気になるでしょう。
また、初心者だと研修制度があるのかも不安なはずです。
働く前に覚えておきたい、保険や研修制度について紹介します。
自転車・原付きバイク・クルマは必要?
雇用される形のアルバイトの場合は、移動手段を貸し出しているところがほとんどです。
しかし、個人事業主の場合は、自前になることが多いでしょう。
どちらになるかは、店舗や雇用主によっても異なるため、最初に確認しておくことが必要です。
また、移動手段の貸し出しが可能でも、店舗や雇用主によって種類が違います。
自転車は電気自転車なのか確認しておきましょう。
場合によっては、原付バイクやクルマを数台所有している場合があります。
その場合は、出勤スタッフでバイクやクルマを使いまわします。
自動手段の貸し出しよりも重要なのは、保険の扱いです。
デリバリーのバイトは事故の恐れがあるためです。
どの移動手段であっても、店舗や雇用主が保険をかけているでしょう。
具体的には、以下の保険があるか確認すると安心です。
・自賠責保険
・任意保険
・労災
研修は必須
デリバリーのバイトの多くは、研修制度があります。
仕事はマニュアル化されており、先輩に付きながら仕事を少しずつ覚えることができます。
研修制度があれば、未経験者でも安心でしょう。
具体的な研修は、数日程度先輩に付いて配達手順を教えてもらいます。
クルマでの配達であれば、最初は先輩が運転してくれるため安心です。
一緒に配達に行きながら、配達のコツ・道順・代金を受け取る方法を覚えることができます。
自転車やバイクなら、先輩に同行するスタイルです。
数日程度で慣れたら、1人で配達に行きます。
独り立ちできるまでの期間は、店舗やその人によっても異なるでしょう。
しかし、デリバリーのバイト自体が難しいものではないため、数日程度の場合が多いようです。
デリバリーバイトの時給は?
デリバリーバイトの時給は、他のバイトと比べて時給が高めです。
時給が高い理由は、自転車・バイク・車の運転が必要で、屋外の作業がメインだからです。
体力が必要なバイトのため、屋内のバイトと比べて時給が高めの傾向があります。
ただし、報酬スタイルは、店舗所属か個人事業主かによっても異なります。
店舗所属:時給制
個人事業主:歩合制
店舗所属の場合
店舗所属の場合は、時給1,000円~1,300円程度です。
また、移動手段によっても、時給が変わってきます。
たとえば、自転車が時給1,000円であれば、バイクは1,200円などの設定です。
移動手段により時給が変わるのは、バイクやクルマの運転は事故のリスクが高く免許を必要とするからです。
時給制のアルバイトなら、デリバリー注文が入らない時間帯も時給が発生します。
ただし、一部の店舗では、待機時間にタイムカードを押すよう言われて、無給扱いにする場合があるため注意が必要です。
通常はありませんが、不安なら確認してください。
また、待機時間でも時給が発生しているため、配達以外の仕事をさせられる場合があります。
請負の場合
個人事業主で請負の場合は出来高制で、報酬額は受注数に左右されます。
報酬のスタイルは、時給ではなく1件当たりの単価の場合が多いようです。
たとえば、「基本料+受け渡し料金+距離料金×手数料」などの扱いです。
単純に1件いくらの単価ではなく、長距離料金やボーナスが追加される場合が多いでしょう。
請負の報酬を時給換算にすると、1,000円~3,000円程度です。
ただし、受注数が多いエリアなら稼げますが、受注数が少ないと稼げません。
自分が働きたい時間帯と受注が合わない場合も、収入は安定しないでしょう。
デリバリーバイトはキツイ?メリット・デメリット
デリバリーバイトは、一般的なバイトと比べて高時給のメリットがある一方で、デメリットもあります。
どのような人に向いているのか、メリット・デメリットを紹介します。
デリバリーバイトのメリット
デリバリーバイトのメリットは、3つあります。
・収入が大きい
・スケジュールが自由
・人と接する時間が少ない
具体的にどのようなメリットなのか解説していきます。
収入が大きい
デリバリーバイトのメリットは、収入が大きいことです。
店舗所属では時給1,000円~1,300円、請負では時給1,000円~3,000円程度です。
一般的なバイトの時給は1,000円前後のため、デリバリーバイトは稼ぎやすいでしょう。
業務委託では、やればやっただけ報酬につながるので、やる気につながります。
スケジュールに合わせて仕事ができる
自由度が高いのは、業務委託の場合です。
店舗所属のアルバイトは、シフト制で希望の時間で働けますが、業務委託と比べると自由度は低くなります。
業務委託の自由度が高いのは、アプリを使って仕事を受注できるためです。
空きのある仕事をどこでも探すことができます。
たとえば、本業がある人が仕事帰りにアプリを使い受注すれば、隙間時間を使って働きやすいでしょう。
人と接する機会が少なく楽
デリバリーバイトは、配達に出ている時間は基本1人です。
店舗やお客様との対応はありますが、最低限のコミュニケーションスキルがあれば問題ありません。
デリバリーバイトは接客が少なめで、接客が苦手な人におすすめです。
また誰かと仕事をしている緊張感が少なく、人間関係で他のバイトが続かなった人にも向いているでしょう。
デリバリーバイトのデメリット
デリバリーバイトのデメリットは、3つです。
・交通事故のリスク
・天候でのリスク
・道に迷うリスク
それぞれどんなデメリットなのか解説していきます。
交通事故のリスクがある
デリバリーバイトは、自転車・バイク・クルマを運転する時間が長いため、交通事故リスクがあります。
移動手段が異なってもリスクは同じなため注意が必要です。
とくに、時間まで商品を届けようとする真面目な人ほど、焦りから事故を起こしやすくなります。
時間制限のあるバイトも焦りやすく注意が必要です。
また、配達中にスマホでルートを確認する場合は、走行をやめましょう。
運転しながらのルート確認は、事故の恐れがあります。
運転しながらのスマホ操作、急いでいるときのスピード違反は、警察に捕まるリスクもあります。
天候に左右される
デリバリー注文は、悪天候のときほど多くなる傾向があります。
悪天候ほど注文が多いのは、お客様が外出を避けたいからです。
天候が悪くても、スタッフは配達しなければなりません。
夏は厳しい暑さで、熱中症リスクがあるでしょう。
冬は厳しい寒さで防寒対策が必要です。
強風で自転車が煽られるリスクや、雨の日で体が冷える恐れもあります。
とくに、天候に左右されるのは、自転車とバイクの配達です。
クルマの配達では、多少のリスクはありますが、大きな影響を受けません。
道に迷うなどで時間に追われる
配達先はスマホでルートを確認できますが、場合によっては道に迷うことがあります。
ルートによっては、わかりづらい場所もあるためです。
道に迷うと時間に追われやすく注意が必要です。
とくに注意が必要な人は、方向音痴の人でしょう。
また、遠くまで配達する場合は、こまめなルート確認が必要です。
歩合制では長距離手当が付くことがありますが、それでも何度もルート確認すれば給料が見合わなくなるリスクがあります。
デリバリーバイトは柔軟な働き方をしたい人におすすめ
デリバリーバイトの仕事内容を知った上で、興味があるのなら挑戦してみましょう。
時給が高めでシフトの自由が利きやすいため、人気があるバイトです。
とくにおすすめなのは、柔軟な働き方をしたい人です。
デリバリーバイトをしようか迷っているなら、話だけでも聞いてみるといいでしょう。
また、単発で仕事ができる請負タイプなら、お試しで働けるメリットがあります。
多少体力が必要なバイトですが、働いているのは若い人が多く、同世代の人と働きたい人にもおすすめです。
バイトを探すなら最大1万円のマッハボーナスをもらえるマッハバイトで
バイトを探す