大学生のバイト代はいくら?月収や勤務時間を徹底調査
- #大学生
2021.09.02
生活のため趣味のためなど、あらゆる目的でほとんどの大学生がバイトをしています。
今のバイト代が大学生の相場に見合うか知りたい人のために、月収や勤務時間を紹介します。
月いくら稼ぐかだけでなく扶養内で稼げる最高年収や、学業と両立して稼ぐ方法もチェックしましょう。
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大学生のアルバイト平均は月いくら?中央値は?
大学生はバイトで平均月いくら稼ぐでしょうか。
毎日講義を受け、サークル活動などをしながら上手に働く平均額を紹介します。
現実と理想収入の違いについても説明します。
大学生月収平均は約3万円
大学生のアルバイトの平均月収は29,675円/月です(データは独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)の「平成28年度学生生活調査」をもとにEd Careerが試算したもの)
参考:https://schoolie-job.net/edcareer/article/collegestudent-parttimejob/)
大学生アルバイトの平均月収は調査を行う団体により結果に差はありますが、約3万円以上を稼ぐ大学生が多いと言えます。
大学生の月収の中央値は約5万円だと推定でき(マイナビサイトの大学生男女411人(男性209人、女性202人)を対象にした調査)、多く稼ぐ大学生もいることがわかります。
参考:https://gakumado.mynavi.jp/gmd/articles/49674
理想の月収は10万円
大学生の理想月収は10万円以上と考える人が多いと、マイナビの調査データからわかります。
しかし現実は厳しく、平均月収3万円とは大きな差がありました。
10万円稼ごうと思っても、授業やゼミ、サークル活動が忙しい場合、バイトにあてる時間をとりづらいです。
長期休みを利用するとバイトで10万円を目指して稼ぎやすいですが、夏休みなどには合宿を行う場合もあり、まとまった期間バイトに入れないケースもあります。
バイトで10万円稼ぐには、主婦のパートほどの長時間勤務が必要です。
よほど取得講義数の少なくなった学年を除き、週何日もの長時間勤務は難しいのが現状です。
扶養の範囲内から見る大学生の最高年収
大学生がバイトで年収103万円を超えて働くと、親の扶養家族から外れてしまいます。
できるだけたくさん稼ぎたいと思えば、稼ぐことは可能です。
しかし、親に課せられる税額があがり家計に影響するケースがあります。
他にも親が会社員の場合、扶養手当を受け取っていると扶養から外れた大学生分収入が減り、使えるお金が下がります。
年収103万円で超えると大学生本人は所得税を納め、20歳以上になると年金も納めますが稼いだ額により、学生納付特例制度を受けられないことがあるので注意が必要です。
そのため大学生が扶養の範囲内でバイトする最高年収は103円に抑えましょう。
1円でも超えると扶養から外れるため、毎月しっかりバイトする人はこれまでにいくら稼いだかを把握して続けると安心です。
大学生のバイト代の使い道は?
タウンワークマガジンが行った調査によると、大学生のバイト代の一番多い使い道は貯蓄、次に遊び、旅行と続きます。
貯蓄する理由は、旅行へ行くためや今後の就職活動で使うため、就職後の一人暮らしに備えたいなどです。
中には自分の大好きなブランド品購入にあてる、昔から投資を続けており投資額を増やすなど驚きの使い方をする大学生もいました。
使い方は個人の自由のため、無駄なく有意義に使いましょう。
大学生になってバイトをし、まとまった月収があるとつい使いすぎるケースもあります。
給料日を勘違いしてカード利用料金の引落に間に合わなかった、好きなゲームに課金しすぎてバイト代が無駄になったなどです。
もらったバイト代をつぎ込んで後悔しなければ悪い使い方ではありませんが、やめておけば良かったと思いそうな場合は控えましょう。
大学生のアルバイト平均勤務時間
独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)の「平成28年度学生生活調査」をもとにEd Careerが試算したデータによると、大学生のアルバイト平均勤務時間は週あたり9.3時間です。
週に3~5日バイトする大学生が多いことから、1日あたり平均1.86~3.1時間になります。
月収と同じく平均勤務時間も増えており、しっかり稼いで貯金しながら大学生活を送る学生が多いようです。
理系・文系別でバイト勤務時間の平均が異なり文理別におすすめのバイトも変わります。
理系
理系学部の大学生は研究や課題が多く、学業に費やす時間が長いため、バイト可能な時間が少ない傾向にあります。
理系学部に入ると自由な時間はあまりないと思い、初めからバイトはしないものと認識する大学生もいるようです。
忙しい理系大学生におすすめのバイトは塾講師や家庭教師で、理系科目を教えられる人材は重宝されます。
プログラミング教室も増えており、専門的な内容を教えるバイトは一般的なバイトより時給が高い傾向です。
そのため短時間のバイトでもしっかり稼ぐことが期待できます。
文系
理系大学生ほど課題に追われず比較的予定の見通しを立てやすい文系大学生は、日中の時間を学業やサークル活動などで有意義に使い、夜バイトする人もいます。
理系と同じく塾講師や家庭教師はおすすめの人気バイトです。
コンビニや居酒屋は夜の方が時給が高く、大学生になると年齢もクリアするため夜間バイトで効率よく稼ぐ文系大学生もいます。
学年があがると必要な単位数を取得し終え、早い時間の講義に出ずにすむ場合もあり、深夜バイトを選ぶケースがあります。
理想的なバイト日数
学業とバイトを両立する場合は週3~4日、学業に専念するまたは忙しい人は週1日程度が理想的なバイト日数です。
もちろん講義時間数や課題の量などにより、それぞれ理想的なバイト日数は変わるため、自分の学ぶべき内容と照らし合わせて日数を算出しましょう。
一人暮らしか実家暮らしかでもバイト可能日数は変化します。
実家住まいの大学生の方がバイト時間を取りやすいとの声もありますが、家事を家族がしてくれる前提です。
実家暮らしでも大学が遠方で行き来に時間を取られる人は、大学の近所で一人暮らしする大学生よりも自由な時間は減ってしまいます。
すると一人暮らしの方がバイト時間を確保できると言えます。
大学生になり自由にバイトができる、できるだけ働いて稼ぎたいと思う人もいますが、大学生のうちにしかできないことを考えましょう。空いた時間を縫うように使ってバイトをするより、しっかりした仕事に就職した方が効率的に稼げます。
バイトは無理のない範囲にし、大学生活を充実させることをおすすめします。
バイトの始め時は何年生?
大学生がバイトを始めるには、1年生でもかまいませんが履修内容を決定してからがおすすめです。
実家暮らし・一人暮らしに関わらず、講義時間を考えないままバイトを決めると、あとから断る必要が出てくるかもしれません。
一人暮らしする大学生は新生活に慣れ、落ち着いてからバイト探しをしましょう。
仕送りだけではお金が足りないと思うと急いでバイトを探しがちですが、学業との両立は欠かせません。
無理せず長く続けられるバイトを見つけましょう。
実家住まいで早めに大学合格の決まった人は、3月以前からバイトする人もいます。
長期バイトで契約すると、履修内容により途中変更が必要なケースもあります。
勤務時間などが合わなければ辞める可能性も出てくるため、できれば短期バイトでつなぎましょう。
履修内容を決めてから続けたいバイト先への応募が確実です。
大学生のバイト月収相場を目安に働こう
大学生はバイトできる時間が限られており、月収の相場は思ったより低いと感じるかもしれません。
学業があるためどうしても働ける時間は短くなりますが、他の大学生も似た環境で過ごしています。
将来きちんと就職するためと割り切り、学業との両立または優先をして上手にバイトしましょう。
相場の平均月収程度バイトし効率よくお金を稼ぐ経験ができれば、将来も役に立つはずです。
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