バイトの「髪色自由」ってどこまでOK?明るい色を隠す方法も知りたい!
2021.10.12
人によっては、髪色を自由に楽しみながらバイトをしたい場合があるでしょう。
あえて髪色自由のバイト先を探しても、基準に合わず面接に落ちることもあるため注意が必要です。
どんな髪色がいいのか迷う人向けに、バイト先での髪色の基本的なルールを紹介します。
バイトを探す
「髪色自由」と書かれていたらどこまでOK?どんな色でも良いの?
求人情報で、「髪色自由」と書かれていることがあります。
自由といっても、人それぞれ基準が異なるため、どの程度までOKなのか迷うかもしれません。
具体的にどの髪色まで認めることが多いのか、詳しく紹介していきます。
基準は企業によりまちまち
「髪色自由」となっていても、企業により基準が違います。
一般的には、常識の範囲以内でOKとしていることが多いようです。
ただし、なかには完全に自由な会社など差があるため、個人での自己判断は注意が必要です。
実際には、「髪色自由」となっていても、面接で話を聞いたら暗いブラウンまでというケースは少なくありません。
とくに注意したいのは、明るすぎるブラウン、カラフルな色、メッシュやグラデーションです。
具体的にどの色までOKかは、面接時に確認しましょう。
メンズの場合は、「髪色自由」であっても、暗めのブラウンを指している場合もあるため注意してください。
髪色基準が厳しい業種の例
とくに髪色の基準が厳しめなのは、飲食店です。
食品を扱うお店では、清潔感を重視するため、黒髪が基本となる場合が少なくありません。
ただし飲食店であっても、業種により多少変わるでしょう。
高級レストランや料亭、大人向けのお店は、髪色が厳しめです。
また、医療関係、スーパー、運転手など接客業関連も、髪色を厳しくしていることがあります。
とくに高齢者が利用するサービス、誠実さや安心感を与える業種では、髪色が厳しくなりやすいでしょう。
ほかには、家庭教師のような真面目な印象を与える業種も注意が必要です。
硬い印象のある職業では、髪色で印象を左右しないよう注意している場合があります。
髪色基準がゆるい業種の例
髪色が厳しめの飲食店でも、業種により基準をゆるくしている場合があります。
たとえば、カフェやファミリーレストラン、ファーストフード店、居酒屋などです。
カジュアルな印象のお店や、活動的なイメージのあるお店では、多少基準がゆるくなるでしょう。
また、オシャレ感を重視する業種も、髪色の基準がゆるくなりやすい特徴があります。
たとえば、スタイリスト・ネイリスト・ショップ店員などです。
ただし、ブランド店では、イメージを損なわないよう厳しめの場合があります。
お客様と直接会わないコールセンター・工場・工事現場などもゆるくなりやすいでしょう。
人と会う仕事でも、イベントスタッフは基準をゆるくしている場合があります。
ただし、どの業種でも店長や経営者により多少基準は違うため、事前に確認してください。
髪型・ピアス・ネイルは?求人情報を要チェック
求人情報には、ほかにも「髪色自由」「ピアスOK」「ネイルカラー可」など細かい条件が記載されていることがあります。
逆に記載がなければ、基本的にそれらはNGだと考えておいてください。
髪型自由でも、お店の雰囲気やコンセプトで基準が変わります。
ダウンスタイル、パーマがOKなど、髪をまとめる必要がない意味の場合もあるでしょう。
また、ピアス可やネイルカラー可は、お店でオシャレさを重視しているケースが少なくありません。
ネイル可であっても、飲食店の場合は清潔感に注意してください。
長すぎる爪、派手な色は基本的にNGです。
シンプルな色やデザインをOKとする場合が多く、デコレーションはNGの場合があるため確認してください。
髪色を理由に面接で落とされることもある?
求人欄に「髪色自由」となっていても、面接時に注意を必要とするケースがあります。
自由といっても個人により解釈が変わりやすく、面接官がNGだと感じれば落とされてしまう恐れがあるためです。
比較的髪色が自由な業種の面接でも、金髪に近い髪色は暗いブラウンに染めなおすと安心でしょう。
落ち着いた髪色のほうが、相手に安心感を与えやすくなります。
金髪やカラフルな色の髪は、本人が真面目であっても第一印象を悪くする恐れがあります。
また、面接当日だけでなく、履歴書の写真の髪色にも注意が必要です。
応募人数が多いバイト先では、書類選考で落とされるかもしれません。
髪色の指定がない場合は?常識的な髪色とは
求人欄に髪色のことを何も書かれていないと、髪色で迷ってしまうでしょう。
どのくらいの髪色にしたらいいか迷ったら、常識的な髪色への調節がおすすめです。
会社によっても常識の髪色が異なりますが、次に紹介する基準を参考にするといいでしょう。
カラーチャートを参考に髪色をチェック
髪色の基準がないバイト先では、カラーチャートを参考に調節しましょう。
髪色の明るさを示したトーンで判断すると、個人的な判断となる心配が減らせます。
髪色の明るさは、4~15まで12段階で分かれています。
一般的にバイトで許容範囲だといわれるのは、トーン6またはトーン7です。
地毛に近い色は3~5で、6~7は染めたのがわかる程度の暗い茶髪です。
トーン8となるとやや明るいブラウンで、髪色自由のお店を選ぶ必要があります。
髪色に迷ったら従業員の髪をチェック!
どの髪色までOKか迷ったら、従業員の髪色をチェックするといいでしょう。
働いている人の髪色は、面接に通った人だからです。
従業員で黒髪が多いなら基準は厳しめ、茶髪の人がいるなら多少基準がゆるいと判断できます。
ただし、勤務途中で従業員が明るく染めなおしたのかもしれません。
1人の従業員で判断せず、全体のイメージで判断するといいでしょう。
仕事ができる人は、ある程度髪色を変えても黙認されている場合があるため注意してください。
髪色のことで怒られた!面接前やバイト中に髪色を隠す方法とは
バイトの面接で髪色に注意しないと、指摘されるかもしれません。
また、面接時に黒髪にしていても、バイト中に髪色を変えたくなる人もいるでしょう。
バイト先で怒られないよう髪色を隠す方法を紹介します。
色を隠す方法①カラースプレー
どうしても髪色を変えたくないなら、バイト中だけスプレーを使用する方法があります。
ただし、髪全体にスプレーして隠すのは難しいため、まとめ髪をしてからがおすすめです。
帽子をかぶるバイト先ならカバーしやすいでしょう。
スプレーは、すぐ髪色を変えられます。
デメリットは、色が付着しやすく、表面がバリバリとなることです。
汗をかくバイト先でも、避けるのが無難でしょう。
また、明るすぎる髪色だと、カバーしきれない場合があります。
色を隠す方法②ウィッグ
かなり明るい髪色の場合は、ウィッグの活用がおすすめです。
髪全体を覆うことができて、時間がないときでもスムーズです。
ウィッグ自体はうまくコーディネイトすれば、お店の人にばれない可能性があります。
ただし、不自然に見えるウィッグもあるため注意してください。
お店でウィッグ着用自体を禁止していれば活用できません。
また、汗をかきやすいバイト先だと、蒸れるかもしれません。
品質や付け方にも左右されやすいため、不自然に見えない工夫が必要です。
色を隠す方法③黒く染める
バイト先で黒髪が基準なら、黒く染める方法が手軽です。
ただし、地毛とかけ離れているくらい、真っ黒に染めると不自然に見えてしまいます。
一度黒く染めると、明るく染めなおすのは大変なため、後のことも考えてください。
黒く染めた髪が伸びるまでは、時間がかかってしまいます。
染めた髪はある程度色落ちしますが、真っ黒だとなかなか落ちない可能性もあるため注意しましょう。
バイト中に髪色や髪型のことで怒られたらクビになる?
髪色についてお客様からクレームが入ると、怒られてしまうこともあるでしょう。
また、何度も注意しているのに髪色を変えないと、クビにすると言われる恐れがあります。
クビにすると怒られても感情的にならず、いつまでに髪を染めなおすと話し合いましょう。
お店側からクビにすると言われても解雇にはなりませんが、誠心誠意の対応が必要でしょう。
会社により就業規則で決められていれば、クビになることもあるため注意してください。
従業員の髪色はお店の売上を左右すると判断する場合があります。
バイトを探す