高校生のバイトは何時までOK?法律についても詳しく解説

    2022.03.02

    高校生 バイト 何時まで サムネイル 高校生 バイト 何時まで サムネイル

    高校生になったらバイトをしたいと考えている人もいるでしょう。

    そのような際に気になるのが、バイトの勤務時間です。

    たくさん働きたい人もいるかもしれませんが、まずは法律でどのような基準があるのか確認してみてください。

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    「高校生」だからではなく「年齢」で決められている

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    バイトに限らず、勤務時間の基準は労働基準法61条で定められています。

    法律の内容によると、「満18歳に満たない者は午後10時~午前5時まで使用してはならない」という決まりがあります。
     

    つまり、バイトの勤務時間が影響するのは、年齢による基準です。

    高校生だから何時から働けないのではなく、18歳未満が基準になります。

    また、法律上で年齢が少ない順に、「児童」「年少者」「未成年者」で、18歳未満は年少者に分類されます。

    高校生であっても年齢によりルールが異なるため注意しましょう。
     

    高校生がバイトする場合の法律

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    18歳未満の高校生がバイトをするときは、法律に従った勤務時間にしなければなりません。

    ただし、18歳未満でも例外が認められていることがあります。

    また、高校生のバイトは、時間だけでなく働き方にも注意が必要なため詳しく解説していきます。


     

    18歳未満が働ける時間帯

    動労基準法の第61条では、18歳未満は原則として午後10時~午前5時まで働けない決まりがあります。

    ここで注意したいのは、「原則」という言葉が付いていることです。

    基本的ルールとして、18歳未満は深夜から早朝まで働くことはできません。
     

    高校生で18歳になっていれば、労働時間の制限はありません。

    午後10時以降の勤務が法律で認められているため、深夜や早朝勤務でも問題ありません。
     

    ただし、高校生の場合は学校の校則で禁止されていることがあるため注意しましょう。

    もし校則に時間の指定がない場合でも、学業に支障がない範囲で働くのが望ましいといえます。


     

    例外で労働できる場合もある

    厚生労働大臣が認めた場合に限り、深夜労働時間を午後11時~午前6時までとしていることがあります。
     

    たとえば、交代制勤務が必要な職場では、満16歳以上の男性は午後10時30分まで、または午前5時30分から働ける場合があります。

    ほかにも、農林事業・保健衛生業・電話交換業務・水産事業など、特定の職業に限り18未満でも勤務可能です。

    また、災害や非常時など18歳未満の勤務がやむを得ない場合も、深夜の勤務が認められています。


     

    月何時間まで働ける?シフトと残業時間

    勤務時間の上限も労働基準法による決まりがあります。

    月の合計勤務時間の決まりではなく、1週間に40時間以内までです。

    また、1日に働ける時間は8時間までという決まりになっています。
     

    なお、1週間に40時間を超えた場合は、超えた分に対し時給を25%以上に割り増しする決まりです。

    この場合は残業として扱われています。
     

    高校生は学業との両立が望ましいため、1日4時間・週3日ほどシフトに入るのが平均的です。

    学生でも週に40時間・1日8時間の決まりは同じですが、シフトの入れすぎに注意しましょう。


     

    毎週1日は休む

    1週間で何日休むかは、同じく労働基準法で決まりがあります。

    休日は、毎週1日または、4週間で4日入れる決まりです。
     

    実際の休みの入れ方は、バイトの種類によっても異なります。

    バイトの休日は法律に従う必要がありますが、シフト状況や繁忙期などの状況によっても変わるでしょう。

    週に何日休めるかは、バイト先で事前に確認するようにしてください。


     

    休憩時間

    休憩時間も労働基準法による決まりがあります。

    アルバイトの勤務時間が1日6時間を超える場合は、最低でも45分の休憩時間が必要です。

    また、8時間を超える場合は、最低1時間の休憩時間が与えられます。
     

    法律による休憩時間の基準は、あくまでも最低時間です。

    バイト先によっては、これより長い時間の休憩時間のこともあります。

    バイトの応募の際に、休憩時間の目安を聞いておくといいでしょう。

    高校生のバイトで法律以外に確認すべき決まり事

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    これからバイトをする予定の高校生は、いくつか確認しておきたいことがあります。

    法律の確認はもちろんのこと、学校・地域・家庭でのルールも確認しておきたいものです。


     

    学校の校則を確認

    法律上は、18歳を超えていれば深夜勤務ができます。

    ただし、高校生の場合は校則で深夜勤務を禁止しているケースがあるため、事前に確認してください。
     

    もし校則で深夜勤務を禁止している場合、校則違反で停学処分になる恐れがあります。

    18歳を超えていれば卒業間際かもしれませんが、卒業していない以上まだ学生です。

    高校生が深夜勤務をするときは、必ず校則を確認しましょう。
     

    高校の校則で深夜勤務を認めている学校は多くありません。

    とくに注意したいのは普通科の高校の場合です。

    定時制の高校のように、学生が働きながら通うことが多いなら例外もありますが、普通の高校では許可していないことが多いでしょう。


     

    保護者の同意があるか確認

    高校生がバイトをするときは、勤務先で保護者の同意書の提出を求められることがあります。

    同意書の提出を求められたら、保護者の許可を得るようにしてください。
     

    会社で同意を求められることがあるのは、高校生は未成年者だからです。

    未成年者は保護者の管理のもとにあるため、法律上バイトができる年齢であっても、保護者が許可しなければ働くことを認めない会社が多いでしょう。
     

    通常のバイトの場合は同意を求められないかもしれませんが、深夜や早朝勤務の場合は必要になることがあります。

    また、会社によって基準が異なるため注意してください。


     

    都道府県の青少年保護育成条例の確認

    地域によっては、未成年者のバイトに制限を設けている場合があります。

    確認したいのは、各都道府県による「青少年保護育成条例」です。
     

    たとえば、神奈川県の場合は、青少年の深夜外出の制限があります。午後11時~午前4時までは、原則18歳未満は外出できません。

    もし条例に違反したとすると、保護者に罰則を与えられることもあるため注意してください。
     

    また、同じく神奈川県のホームページでは、「青少年の深夜外出について」という案内があります。

    通勤に時間がかかる人は、23時までに帰宅できるよう、バイトを切り上げるのが望ましいとあります。

    高校生はバイトを始める前に法律や校則も確認しておこう

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    高校生になったら、バイトを考えている人もいるでしょう。

    お店によっては「高校生可」のところもあるため、高校生はバイトができるようになります。

    ただし、高校生は未成年者のため、法律・校則・家庭のルールも確認することをおすすめします。

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