ホストバイトはおすすめ?メリットやデメリットも紹介
2022.03.29
華やかなホストクラブには、正社員だけでなくバイトも在籍しています。
ホストはお客様にお酒をくみ、楽しく会話することが一般的なイメージですが、バイトとしておすすめでしょうか?
ホストバイトをおすすめするポイント、メリットやデメリットなどを紹介します。
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ホストの仕事内容
ホストの仕事内容は、お客様にお酒をくみ、時には自分も頂きながら会話をして楽しませることです。
その他にもさまざまな仕事を担当し、お客様が満足するサービスを提供します。
一般的な飲食店や居酒屋と違ってお客様との距離が近く、丁寧な接客サービスが必要なバイトのため、ホストクラブならではの業務もあります。
この章では、開店前・営業中・閉店後に分けて仕事を紹介するので、ホストバイトに興味がある人は参考にしてください。
開店前の仕事内容
ホストクラブを開店する前にはお客様を迎える準備をします。
店内の準備・ホスト自身の準備があり、バイトであっても同じように準備をする場合が多いです。
・店内の準備
客室やトイレなどお客様が立ち入るところは特に丁寧に掃除して、清潔な状態を保ちます。
一般的な飲食店より厳しい基準で清掃後のチェックをし、お客様が快適に過ごせる空間をつくります。
営業時間中に必要なおしぼりやグラス、灰皿などの数をチェック、清潔さの確認も大切です。
掃除と備品チェックのあとは店内にいるスタッフでミーティングをして、売上目標やお客様の来店予定、連絡事項を周知します。
・ホストと自身の準備
華やかでかっこいいホストを演じるには、ヘアメイクと衣装も大切です。
自宅やサロン、店舗のどこで準備をするかは人によって異なります。
ヘアメイクから衣装への着替えまでを店舗で準備する人は早めに出勤します。
・お客様と同伴
同伴とは営業時間前にお客様と会い食事やカラオケなどデートを楽しんだあとで、店へ一緒に向かうサービスです。
同伴出勤の指名を受けたホストは勤務時間に遅刻しても構わず、お客様は気に入ったホストと仲が良いと周りにアピールでき満足感を高めてもらうメリットもあります。
営業中の仕事内容
開店しお客様を迎えたあとで行う仕事をひとつずつ説明します。
・お客様のそばでお酒をつくり会話する
お客様の指名を受けたホストは隣に座ってお酒をつくり、乾杯します。
指名を受けなくてもそばについてお酒をつくる場合や、指名を受けたホストが席を離れるとき新人ホストが代わりに入る仕事もあります。
お酒をつくる順番などの作法は、事前研修や体験入店で教えてもらえることが多いです。
・お客様のタバコに火をつける
お客様がタバコを吸おうとしたとき、タイミングよくライターに火をつけて差し出します。
自分の手元でつけてお客様のタバコへ火をつけるなど、マナーがあります。
・テーブルチェック
お客様の接客をしながら、テーブルの上がきれいな状態であり続けるようチェックします。
飲み物・灰皿・おつまみ以外のものが並ばないよう気を配り、灰皿に2つ吸い殻が入った時点で新しいものと交換する決まりです。
閉店後の仕事内容
ホストクラブにより閉店時間は異なりますが、閉店後の作業は似ています。
・店内の清掃
全てのお客様を見送ったあと、店内の片付けやグラス洗いをして翌日の営業に備えます。
・ミーティング
1日の売上や営業状況を報告し、反省点をあげて次に生かします。
・お客様とアフター
営業時間中にお客様からアフターを希望されてホスト側もOKの場合に、営業時間後にお客様と会います。
食事・飲み直し・カラオケ・ホテルなどさまざまですが、店の売上に貢献しないため給料にならないサービスです。
しかしお客様と仲良くなると来店回数のアップや売上アップが期待できるため、積極的に行うホストもいます。
ホストバイトをおすすめする理由
ホストバイトに興味があるものの、「本当に稼げるバイト?」「仕事内容が多くて大変そう」など気になることがあるとなかなか踏み出せないかもしれません。
ここではホストバイトをおすすめする理由を簡単に紹介します。
やればやるだけお金に余裕ができる
ホストバイトは一般的なバイトより給料が高く、頑張りに応じて歩合が支給される店舗が多いです。
日給は他のスタッフと同じでも、お客様からの指名が増えて売上が上がると歩合も増えます。
すると一般的なバイトの給料よりさらに高額を期待でき、お金に余裕を持って生活したい人には嬉しい仕事です。
・歩合制とは
歩合制は売上に応じてバイトに渡す給料をさし、ホストの場合は固定給にプラスして支給する店舗が多くなっています。
固定給の部分は店舗ごとに規定があり勤続年数などの条件で少しずつしかアップしませんが、歩合は頑張った分だけ上がります。
成果を目に見える形で受け取れるため、やりがいを感じるでしょう。
出会いや人脈が広がる
ホストクラブを訪れるお客様は年齢がさまざまで、働くスタッフも同年代や年上の人もいます。
今まで交流したことのない立場の人と関わる機会もあり、人脈の幅が広がるチャンスです。
お客様に女性が多いため出会いの場になるとの意見もあり、日頃の生活ではなかなか機会がない人にもおすすめのバイトです。
ホストバイトのメリット
「一般的なバイトは給料が物足りない」「社会で役立つスキルを身につけたい」など、バイトにメリットを求める人に向けて、ホストバイトのメリットを紹介します。
給料や身につくスキルなどを5つにわけて詳しく解説します。
短時間で高時給
ホストは日給制がほとんどで時給制の店舗はほぼありませんが、日給を時給に換算すると1,000円以上で中には1,800円を超える店舗もあります。
大学生の一般的なバイトの時給が1,000円前後~1,500円以下のため、ホストバイトの方が高くなります。
日給は1日あたりで給料が決まっていますが、勤務時間が短いため時給で計算すると高い金額です。
もしお客様からの指名がなく他のホストのサポートをした場合も、日給がつくため短時間でしっかり稼げるメリットがあります。
日給1万円以上稼ぐこともできる
ホストバイトの日給は6,000~8,000円程度で、日給だけで1万円以上の店舗は珍しくなっています。
ただし日給だけで1万円を超えなくても、指名料や売上などの歩合給をプラスすると1日で1万円以上稼ぐことも期待できます。
一般的なバイトで1日あたり1万円以上稼ぐには、例えば時給1,000円以上でも10時間ほど働かなくてはなりません。
しかし1日に10時間労働をさせると残業手当が必要となり人件費がかさむため、バイト先の人手が足りている場合はバイトの勤務時間を8時間以内にとどめるでしょう。
時給制で歩合なしの仕事では、いくら一生懸命働いても給料が大幅アップすることはなく、まとまった金額を稼ぐにはホストバイトがおすすめです。
コミュニケーションスキルが身につく
普段の生活で関わるチャンスのない人たちとの出会いは、ホストバイトのメリットです。
新しい世界を知るきっかけになり、広い世界を知るとどんな人とも会話ができるようになります。
ホストはお客様と会話して楽しませる技術が必要なため、出勤回数を重ねて接客し続けると自然とコミュニケーションスキルがアップします。
ホストクラブへ行った経験がなくても体験入店で仕事を直接見て、様子を知った上で始められるので安心です。
先輩ホストからコミュニケーション術を学び、困ったときはアシストも期待できるため、お客様とのコミュニケーションは次第に上手になります。
ホストクラブ内では先輩ホストや経営者との上下関係があり、社会に出たときの上司や先輩との接し方も学べます。
女性にモテる
ホストを経験すると女性が何を求めているか気づきやすくなり、気が利く男性は女性からモテる可能性が高いです。
ホストの仕事は正社員もバイトも、お客様である女性をもてなして気持ちよくすごしてもらうことなので、そのためには女性がどうして欲しいか気づかなくてはなりません。
来店する女性のお客様はひとりひとり要望が違うと思って丁寧な接客を心がけると、次第に人気ホストになり女性を喜ばせ楽しませるスキルが身につくでしょう。
将来的にホストをやめたとしても女性にモテるはずです。
営業や接客のスキルが身につく
ひとりのお客様と長時間接するホストは、続けると営業や接客の高いスキルが身につきます。
お客様が喜ぶ話題や会話の内容、声のかけ方などはお客様ごとに好みが違うため、その場に合った接客が必要です。
楽しい時間を求めてやってくるお客様に満足のいく時間を提供するには、自分の感情を抑えてサービスするときもあります。
失礼のない接客マナーを身につけた上でお客様ごとのきめ細かいサービスができれば、将来営業職や接客業についたときに役立ちます。
ホストバイトのデメリット
給料やスキルなどメリットの多いホストバイトですが、デメリットも把握し納得した上で働き始めましょう。
後悔しないためにも、参考にしてください。
金銭感覚が狂う可能性がある
給料の高いホストバイトは、一般的なバイトや正社員よりも稼ぐ可能性があり、収入が上がると使うお金も増えてしまいます。
ホストはバイトでとどめて正社員にはならないつもりでも、大金を使うことに慣れると、生活水準を下げられず社会に出たとき収入が足らず借金を重ねるかもしれません。
将来に渡ってホストを続ける覚悟のある人は別ですが、バイトまでと考える人は生活水準を大きく上げず必要に応じた使い方で金銭感覚が狂うことを防げるでしょう。
お酒をたくさん飲むのがきつい
ホストクラブはお酒を使ったサービスが基本のため、お酒を飲む機会はどうしても多くなります。
人気ホストなど一部のホストに限り、それほどお酒を飲まなくても売上を伸ばす人はいますが、新人やヘルプに入った場合は大量に飲まなくてはいけないため、きついと言われています。
未成年でもバイトOKの店舗もありますが飲酒と喫煙は法律により禁じられているため、ホストクラブでも未成年は飲酒と喫煙はできません。
・人気ホストの誕生日は大量のお酒を飲む
人気ホストの誕生日はお客様がお祝いに高いお酒を注文することが多く、複数のお客様が注文すると同時に何本もお酒が並びます。
そのテーブルにいるホストはもちろん、店内のホスト全員に振る舞われる場合もあるので、たくさんお酒を飲むことになります。
並んだお酒が空にならなければ次のお酒の注文はまずないため、売上アップのためにも飲まなければならないのです。
友達付き合いが疎かになる
大学に通いながらホストバイトをすると、夜に働くため友達同士の飲み会などに出る機会が減ります。
バイトの回数を調整して友達付き合いをしながら働く人もいますが、昼間は大学へ通って夜にバイトでしっかり稼ぎたい人は、バイトの回数を減らしたくないでしょう。
すると自然と友達の誘いに乗れなくなり、断る回数が増えた結果、友達も声をかけづらくなって呼ばれなくなる可能性があります。
休日に友達と出かける予定を入れていても、前日夜遅くまでホストクラブでお酒を飲んだせいで二日酔いになり、出かけられないかもしれません。
いくら位稼ぐか目標を立ててバイトを入れると、学業と友達づき合いをうまくしながらホストクラブで働けるでしょう。
自分の時間がとれなくてきつい
ホストは営業時間外にも売上をつくるための努力が必要で、プライベートの間に営業活動をします。
そのため自分の時間が取りにくく、オンオフが割り切れないためにきついと感じる人もいます。
・すぐにお客様へ返信しなければならない
お客様に気に入られて連絡先を交換したときは、お客様からメッセージが届くとできる限り早く返信が必要です。
コンスタントに素早い返事が来るホストにはメッセージを送りやすく、話が弾めば来店する機会が増える可能性もあります。
・同伴やアフターに時間を取られる
同伴は出勤前、アフターは営業時間後にお客様と食事やカラオケなどでデートする時間です。
日給に含まれない仕事ですが、お客様と盛り上がると指名や売上アップにつながり給料も上がるかもしれません。
営業活動の一環として自分の時間を使うため、自分のための時間が減ってしまいます。
学生はホストバイトできる?
大学生ホストは店舗により異なりますが、平均して2~3割在籍しています。
社会人でバイトのホストはほとんどおらず、在籍するバイトは大学生が多いです。
現在のホストクラブはクリーンなイメージが広がりチャレンジしやすい店舗が増えたため、大学生からの応募も少しずつ増えました。
ホストバイトは夜に働くので、日中は学業や部活・サークル活動などが忙しい人も、空いた時間で効率よく稼げます。
給料が一般的なバイトより高いため、学業とバイトの両立を叶えたい人に向いています。
学業に支障をきたさないように注意
毎日バイトを入れず、翌日1限からの日は休みにするなどの工夫をすると、大学生でもホストクラブで働きやすいです。
夜遅くまでお酒を飲む可能性があることを頭に入れてシフトの希望を出し、上手にバイトしましょう。
たくさん稼ぎたいからと無理してシフトを入れ続けると、講義に出られなくなり単位を落とすかもしれません。
授業の時間割や自分のお酒の強さなどを総合して考え、どれだけ出勤するかを決めて学業に支障をきたさない働き方をしましょう。
高校生とホストバイト
高校生の間はバイトであってもホストクラブでは働けません。
求人は18歳以上が多いものの、高校在学中はホストクラブに応募しても、たいてい採用されないでしょう。
万が一高校生でも可と言われた場合は危険な職場の可能性が高く、応募を控えることをおすすめします。
同じ18歳でも高校生がホストバイトをできない理由は、学校から許可されない可能性が高いからです。
一般的なバイトよりトラブルが起きやすいと判断し、たとえバイトOKの学校でも他を探すよう言われます。
正社員の副業でホストはあり?
昼間正社員として働きながら、夜は副業でホストバイトをする方法があります。
働く時間が分かれるため、お酒をたくさん飲んでも翌朝起きて働ける人は両立できるでしょう。
ただし就業規則に副業禁止規定がなくても、会社や関係者にバレないよう気をつけましょう。
副業を禁止していない会社でも、ナイトワークは禁止の場合もあります。
心配なときは就業規則を確認した上で、ホストバイトを副業にするか判断することがおすすめです。
【住民税の納付方法に注意】
ホストバイトをするには、住民税の納付方法を変えると会社にバレる確率が低くなります。
ほとんどのホストクラブは給料ではなく報酬として渡すため、住民税を普通徴収で納められます。
会社で行う年末調整を自分で行い、住民税を会社経由ではなく個人で納める普通徴収に切り替えましょう。
ホストバイト分も含めた住民税額を会社に知られずに納税すれば、ホストクラブで働く事実を会社が知ることは難しいです。
報酬扱いでバイト代を受け取る場合は個人事業主になるため、売上のために使ったお金は経費にできます。
お客様との同伴やアフターのデート代・プレゼント代・交通費・仲間との打ち合わせ代などを、報酬から差し引いた金額を申告します。
ホストは高時給で出会いが広がるバイト
ホストクラブでのバイトはしっかり稼ぎたい人におすすめで、高収入の他にコミュニケーションスキルを高めるチャンスにも恵まれた仕事です。
女性のお客様の接待が仕事のため、働くうちに女性の気持ちを把握しやすくなりモテることも期待できます。
ホストバイトを始める場合は、学業や会社との両立で失敗しないために、生活の仕方に気を付けて収入の受け取り方にも配慮しましょう。
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