【高校生・大学生必見】バイト応募の電話のかけ方を徹底解説!例文・困った時の対処法も
2022.05.10
バイト応募時に、電話をかけることは多くあります。
電話をかけるときから対応や言葉遣いを見られている場合もあるため、かなり緊張する場面でしょう。
電話をかけるときの準備や確認事項、流れについて解説していきます。
落ち着いて電話をかけるためにも、ぜひチェックしておきましょう。
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電話をかける前に事前準備を!
メモや筆記用具
電話をかけるときは、面接時間や持ち物などの指示を受けます。
緊張しながら電話をしていると、必要な情報を聞き逃してしまったり忘れてしまったりと、あとから困ってしまう可能性があります。
筆記用具はボールペンのインクが出るか、シャーペンの芯は入っているかなど、細かな部分まで確認しておきましょう。
電話中に字が書けない、メモできないという事態を避けるためにも、事前に使えるか確認した筆記用具とメモを用意しておきましょう。
バイトの募集広告や担当者の確認
電話でバイト応募するとき、求人情報や広告などから電話番号情報を入手すると思います。
電話をかける前に求人の担当者や誰宛てに電話をかければよいのかチェックしておきましょう。
もし担当者名が記載されていない場合は、求人情報を見て電話した旨を伝えれば問題ありません。
面接希望日の確認
電話で話している中で、面接の希望日や希望時間などを聞かれる可能性があります。
事前にいつならば都合が良いのかチェックしておき、日時について聞かれたときにスムーズに答えられるように用意しておきましょう。
希望日は複数日、時間帯も複数用意しておくことがおすすめです。
スケジュール帳
面接の日程や時間、場所などを自分のスケジュール帳に書けるように準備しておきましょう。
電話で決めた情報をすぐにスケジュール帳に書き込むことで、スケジュール管理にもなります。
整理しておこう!バイトの応募の際の確認事項
バイト応募の電話では、何を話すべきか、聞くべきなのか内容を整理しておきましょう。
事前に話す内容を整理しておくことで、スムーズな会話や落ち着いた対応が可能になってきます。
かならず確認すべき内容は3つあります。
・面接の日時
・担当者の名前
・必要な持ち物
また、人によっては確認すべき項目もあります。
・車で面接に向かう場合、駐車場の有無や駐車場所の確認
・まだ求人情報は有効か、現在も募集しているか
自分が確認することだけでなく、募集先から聞かれる情報もあるので事前に把握し、返答を用意しておきましょう。
・名前や年齢、学生の場合は学校名
・求人情報や広告はどこで見つけたのか
・シフト希望(週何日入れるか、希望の時間帯はいつなのか)
・バイトはいつから開始できるか
・面接の希望日時
学校名を聞かれる理由として、バイト禁止の学生を採用できないからです。
事前に通っている学校の校則を確認しておきましょう。
電話をかける時間帯・場所にも注意しよう
電話をかけるとなると、電話の内容や言葉遣いなどが気になりますが、時間帯や電話をかける場所についても気を付けなければなりません。
応募先の人がスムーズに対応でき、自分も落ち着いて対応できることが重要です。
応募先の忙しい時間帯を避けて電話をかけよう
応募の電話をかける時間は、いつでも良いわけではありません。
飲食店であれば11時から14時のランチの時間帯、18時から21時ごろのディナーの時間帯はやめましょう。
来客が多い時間帯は電話に出られない、電話に出ても折り返しが必要になるなど、対応の手間を増やしてしまう可能性があります。
また、お店の営業時間によってはスタッフがいない可能性もあるので、営業時間内に電話できるよう事前に情報収集しておきましょう。
一般的な企業であれば始業したばかりの9時から10時、お昼休憩の12時から13時、退勤前の16時から17時は避けたほうが良いと言えます。
どうしても電話をかける時間が合わない場合は、お昼休憩の12時から13時はかならず避けるようにしておきましょう。
コンビニなど24時間営業のお店は、24時間いつでも営業しているからと言って深夜に電話しても良いわけではありません。
10時までの早朝ラッシュ時やランチの12時前後、退勤時の17時以降は避けましょう。
静かな落ち着いた場所で電話をかけよう
電話をかける場所も騒がしい場所ではなくできるだけ静かな環境で、相手の声が聞き取りやすく、落ち着いて電話できるようにしましょう。
店内など騒がしい場所で電話をかけてしまうと、自分の声が相手に伝わりにくくなり、応募先の人が受け取る印象が悪くなってしまう可能性があります。
また、騒がしい場所から電話をかけると、自分も周囲の音が気になってしまい電話に集中できなくなる場合があります。
自分が集中して電話対応するためにも、落ち着いた場所を選ぶことは重要です。
店内などの騒がしい場所やBGMが流れている場所や音が反響する場所は避け、できるだけ静かな場所を選びましょう。
バイト応募の電話の流れ
バイト応募時の電話は、6つの流れにわけられます。
- 電話をかけて、名乗る
- 採用担当者や人事のスタッフへつないでもらう
- 応募可能か、まだ募集しているかの確認
- 面接日時のすり合わせ
- 面接場所や持ち物などの情報を確認
- お礼を言い、電話を切る
電話の流れを把握しておくことは、落ち着いた電話対応につながります。
また、事前に話す内容を知っておくことで、聞かれそうな質問の返答を用意できます。
電話対応から面接が始まっている場合もあるため、落ち着いて対応できるようにしておきましょう。
応募方法のマニュアルをチェックしたい人は、こちらの記事を参考にしましょう。
応募先と電話で話す際の例文
ここからは、実際の電話対応の例文を紹介していきます。
実際の話し方や対応を知っておくことで、自分が電話をかけるときにも役立つでしょう。
例文通りに進まない場合もありますが、例文を知っておくことで大まかな流れや雰囲気が分かります。
流れ①の例文
まずは、電話をかけるところから始まります。
「お忙しいなか失礼いたします。私〇〇と申します。アルバイトの求人情報を拝見してご連絡いたしました。担当者の〇〇様はいらっしゃいますか?」
最初に挨拶をしてから自分の名前を名乗りましょう。
その後、要件としてバイトに応募したいこと、担当者へつないでほしい旨を伝えます。
電話対応が担当者へ変わったら募集しているかの確認と今後の流れを確認しましょう。
「アルバイト募集の求人情報を拝見してご連絡したのですが、現在も募集されていますでしょうか」
「ぜひ応募させていただければと思いますので、今後の流れについてお伺いしてもよろしいでしょうか」
面接時の情報確認が終わったら、お礼を言い、電話を切ります。
「面接は〇月〇日〇曜日、〇〇時にお伺いします。本日はお時間をいただきありがとうございました。当日もよろしくお願いいたします。失礼いたします。」
ちなみに電話を切るときは、応募先の担当者が電話を切ったことを確認し、静かに受話器を置くようにしましょう。
流れ②の例文
もし面接日の都合が悪いときや質問事項がある場合の例文について、紹介していきます。
応募先が提示した日程や時間の都合が悪い場合は、都合が悪いことと他の候補日を提示しましょう。
「大変申し訳ございません。その日(その時間)は難しいのですが、〇日(〇時)や〇日(〇時)はいかがでしょうか」
また、持ち物について質問したいときは、求人情報などを確認したうえで質問します。
「面接時に必要な持ち物は何かありますか?」
「求人情報に履歴書必須と書かれていましたが、他に必要な持ち物はありますか?」
求人情報に書かれていることを聞くときは、かならず事前に情報確認しましょう。
複数の求人を見ている場合、他の求人情報と間違えてしまう場合があります。
事前に応募先と掲載情報を見ておき、間違った情報を聞くことがないよう注意しましょう。
流れ③の例文
電話時の基本とも言える挨拶ですが、「お忙しいなか失礼いたします」「ありがとうございます」「当日もよろしくお願いいたします」などさまざまです。
電話をかけ、最初の言葉は「お忙しいなか失礼いたします」と言い、忙しいなか電話対応してくれることに対する言葉を述べましょう。
電話の最後には「本日はありがとうございました」「当日もよろしくお願いいたします」「失礼いたします」と感謝の言葉を述べます。
バイト応募の電話で重要なポイント
内容の復唱・再確認をしよう
面接に限らず電話の最後や話している最中は、話した内容の復唱や再確認をしましょう。
電話は顔を合わせて話すこととは違い、声が聞き取りづらかったりうまく伝わらなかったりすることがあります。
会話の最中に復唱しながら話を進めたり、電話の最後に話した内容を再確認したりすることは重要なポイントです。
例えば面接日時について話しているときは、提示された日時に対して「〇月〇日〇曜日、〇時からですね。かしこまりました。」と言いましょう。
もし聞き取れなかったり聞こえた情報に自信がなかったりする場合は、「恐れ入りますが、もう一度お伺いしてもよろしいでしょうか。」と聞き直しましょう。
情報が不安なまま話を進めてしまったり、聞き直さなかったことで時間や場所を間違えてしまったりしないよう気を付けましょう。
言葉遣いは丁寧に・受け答えはハキハキと
電話対応や話し方、言葉遣いについてもチェックされている場合があります。
敬語や丁寧語を使うことはもちろん、丁寧な話し方を意識しましょう。
また、電話では聞き取りづらいことも多いため、受け答えはハキハキと、そして気持ちゆっくりと話すよう心掛けてください。
ハキハキと受け答えしなかったり早口になったりすると、情報が誤って伝わってしまったり、そもそも伝わらない可能性が出てきます。
自分も応募先の担当者も快適に話せるよう心掛けましょう。
電話をかける時間帯に気を付けよう
電話はいつかけても良いわけではありません。応募先の業種や営業時間などによって、忙しい時間が異なります。
お店の営業時間によっては出られない時間帯もあります。
電話をかけるときは、お店の場合は営業時間中にかけましょう。
飲食店などの場合、お昼は営業していないお店もあるため注意が必要です。
企業に電話をかける場合は、始業や終業間際、お昼休憩の12時前後は避けましょう。
こんなときはどうする?バイト面接の困った場面と対処法
電話をかけたら予想外の事態が起こってしまうこともあるでしょう。
事前に対処法を知っておくことで落ち着いて対応できたり、自分から提案もできます。
バイト採用後に辞退したいときのマナーや方法をチェックしたい人は、こちらの記事を参考にしてください。
担当者が不在
意気込んでバイト応募の電話をかけたけれど、担当者が不在だったという人は実は少なくありません。
担当者不在時は、担当者が戻る時間や電話対応できる時間を聞き「〇時に改めてご連絡させていただきます。」と伝えましょう。
もし戻る時間が分からない、応募先から電話すると言われた場合は「お気遣いありがとうございます。ちなみに、いつ頃にお電話いただけそうでしょうか。」と確認しておくと心の準備をして電話を待てます。
担当者の名前が分からない
担当者の名前が分からない場合は、「恐れ入りますが、担当の方のお名前を伺ってもよろしいでしょうか。」と聞いておきましょう。
応募先から折り返す場合でも自分が再度連絡する場合でも、相手の名前を知っておくことでスムーズに取次可能になります。
名前を聞いたら「〇〇様でいらっしゃいますね、ありがとうございます。」と復唱、お礼を述べましょう。
留守電に繋がる場合
留守電につながるときは、名前と要件など必要事項をメッセージに残しておきましょう。
「アルバイト募集の広告を拝見してお電話しました〇〇〇(フルネーム)と申します。改めてお電話します。失礼いたします。」
折り返しの連絡が来た場合
留守電を残したことで折り返し電話がかかってくる可能性もあります。
折り返しの電話がかかってきたらできるだけ静かな場所へ移動し、電話に出ましょう。
もし不在着信として残っていた場合は電話をかけても良い時間か考え、「先ほど折り返しのご連絡をいただきました〇〇です。」と言い、担当者へ取り次いでもらいましょう。
折り返しの電話がない
担当者不在時など、応募先から「折り返しの電話をお待ちください。」と言われたのに電話がかかってこないこともあるでしょう。
このような場合は、時間が経ってから再度電話してみましょう。
事前に折り返し電話の時間を伝えられていた場合は、1時間から2時間ほど経過してから電話し、「本日〇時ごろにバイト募集の件でお電話した〇〇と申します。
お忙しいなかたびたび申し訳ございませんが、担当の〇〇様はいらっしゃいますか?」と伝えます。
この時、事前に電話をかけていること、忙しいなか再度連絡して申し訳ないことに対する言葉を言いましょう。
バイト募集が終了していた場合
タイミングによっては募集が終了している可能性があります。
もし募集が終了していても「ありがとうございます。また機会がありましたらよろしくお願いいたします」と次につながる言葉を言いましょう。
急に電話が切れてしまった
電波状況などによって意図せず電話が切れてしまった場合は、すぐにかけ直す必要があります。
すぐにかけ直して「お話し途中で切れてしまい申し訳ございません」など、電話が切れてしまったことに対する謝罪が必要です。
電話先の声が聞き取りにくい場合
電話で話していると声が聞き取りにくい場合がありますが、そのまま聞き流すのではなく聞き直しましょう。
「大変恐れ入りますが、もう一度お伺いしてもよろしいでしょうか」と言い、言い直した言葉を聞き取れたら「ありがとうございます」と、感謝の言葉を伝えます。
文章校正にて「繋がる」は非常用漢字と表示されています。
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バイトの面接マナーについて詳しく知りたい人はこちらの記事、バイト面接のメール返信マナーについて詳しく知りたい人はこちらの記事を参考にしてください。
まとめ
バイト応募時に電話をかける機会はかなり多く、どのような流れで電話が進んでいくのか、電話対応など不安な人も多いでしょう。
事前にどのような流れで進んでいくのかを把握しておくことで、落ち着いて電話対応できます。
電話口ではゆっくりとした口調でハキハキと話すことを意識し、正しく情報が伝わるようにしましょう。
電話のかけ方や言葉遣い、対応などをチェックされている場合もあるため、事前準備をしっかりしてから電話しましょう。
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