アルバイトで自己PRを書く際のポイント！ない場合の対処法や例文についてご紹介！
2022.05.19
アルバイトの面接を受ける際、履歴書やエントリーシートを記入するときに悩むのが自己PRの書き方についてでしょう。
そこで今回は、アルバイトで自己PRを書くポイントについてご紹介します。
アピールポイントがない場合の対処方法や具体的な例文もご紹介します。
初めてアルバイトをする方はもちろん、学生やフリーターの方もぜひ参考にしてください。
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自己PRの見つけ方
自己PRとは、自分の特技、長所、強みや特技などをアピールすることです。
どのように自分のよさをアピールしていけばいいかわからないという方も多いはず。
自己PRを見つける方法について詳しくご紹介します。
今まで経験した仕事から考えてみる
過去に同じような職種や業界で働いた経験がある場合は、即戦力になれることを強くアピールしましょう。
また具体的にどのような仕事をして、スキルを身に着けることができたかを振り返ることで自分の長所や強みに気づくことができるでしょう。
全く違う職種や業界に挑戦する場合は、前の仕事で経験したことがどのように新しい仕事に活かすことができるかを考えていきましょう。
何か問題が起こったときにどのように対応し、解決してきたかを考えることでアピールポイントを探せるはずです。
さまざまな種類のアルバイトを経験したことがある場合は、経験豊富であること、また、どのような環境にも順応できることを伝えることで、あなたの魅力をよりアピールできるでしょう。
学生生活のエピソードから考えてみる
現役の学生の方の場合は、一生懸命勉強に励んだ経験もそのまま自己PRにつながるはずです。
部活動の部長や生徒会など、リーダーとしての活動や誰かのためになる活動は積極的にアピールしていきましょう。
学生の本業は学業ですので、学校の成績や研究テーマがある場合は積極的に自己PRに入れ込んでいきましょう。
自分の長所を考えたり、周囲に聞いてみたりする
これまでの人生を振り返って自分の長所をうまく見出せない方や、書く内容に自信がない方もいるでしょう。
そんなときは、お友達や家族などの身近な方たちに質問をしてみるのもおすすめです。
他の方に質問することで、「誰とでも話ができる」や「コツコツと真面目に物事に取り組むことができる」など、自分の知らなかった一面を知ることができるかもしれません。
複数の方に質問をして共通する項目を自己PRに入れ込んでいきましょう。
それまでぼんやりとしていた自分の長所や強みが明らかになることで、自信がついて前向きな考え方ができるようになります。
面接の際にも、説得力のある伝え方ができるため、成功率もグンとアップしますよ。
自己PRのわかりやすい構成
自己PRとは
面接だけでなく、履歴書やエントリーシートの記入時も共通していえることは「結論先行型」で構成を考えることです。
結論から先に話すように工夫することで、話の内容がクリアになって相手に伝わりやすくなります。
自分がどのような人間なのかをわかりやすく簡潔に伝えることで、強い印象を与えることができるでしょう。
例えば「私は誰に対しても笑顔で接することができます」といったように、あなたの強みや長所をわかりやすく簡潔に伝えることが大切です。
自己PRを考える際は、なるべく短く一文で伝えるように意識してください。
具体的なエピソード
短く一文で表現した自己PRをよりわかりやすく表現するために、具体的なエピソードで裏付けをしていきましょう。
より説得力が高まり相手に伝わりやすくなります。
エピソードを考える際は、自己PRの書きはじめと同様、ご自分の長所や強みを掘り下げることをイメージし、わかりやすく端的な文章を意識してください。
同じ言い回しや表現があった場合は、削っていきシンプルな文章に仕上げていきましょう。
履歴書やエントリーシートによっては、記入できる文量が異なりますのでその場合は臨機応変に短くしてください。
バイト内でそれをどう活かすか
端的に自分の長所や強みを表現し、具体的なエピソードで裏付けができたら、最後にそのアピールポイントをどのように活かしていけるかについて具体的に考えていきましょう。
まだ働いていないのにどのような場面で活かしていくかわからないという方がほとんどでしょう。
どのように活かすかを書く場合も、長い文章を書く必要はありません。
1～2文で端的にまとめていきましょう。
もし可能であれば、実際の仕事現場の様子を見学してみましょう。
働いている方たちの姿を見ることでイメージが膨らむこともあるはずです。
具体的なエピソードが出てこない場合
具体的なエピソードが見つからない方やどのようにまとめたらいいかわからないという方は、以下の2つのポイントをおさえてエピソードを掘り起こしていきましょう。
力を入れて取り組んだことを考えてみる
これまで生力を入れて取り組んだ経験が何かを考えることで、より具体的なエピソードを考えやすくなるでしょう。
日常的に行っていることや当たり前と思っていることは、なかなか成功体験に結びつけにくいことがあります。
過去に褒められた経験や、成功体験と失敗体験の両方を書き出したりすることで、具体的なエピソードを探しやすくなります。
とにかく難しく考えずに、成功体験のハードルを落とすことが大切です。
趣味や特技から考えてみる
継続的に頑張ってきた経験が少ない方や成功体験の洗い出しがうまくできない方は、趣味や特技から考えることも大きなアピールポイントとなります。
趣味や特技も見つけられないという方は、次の方法で見つけていきましょう。
▽趣味や特技の見つけ方
- 過去の経験を思い返してみる
- 毎日の日課から探してみる
- 好きなことが何かを考えてみる
- 周りの人に質問して他己分析してみる
具体的なエピソードを探すためのコツは、成功した経験だけでなく、失敗談から学んだことを盛り込むことで、より具体性が増します。
あまり難しく捉えずに楽な気持ちになって考えていきましょう。
自己PRの例文～未経験の場合～
自己PRの例文
▽例文その1
私は、周りの状況を判断して行動することがとても得意です。高校時代はバスケ部の副部長として部のメンバーを支えてきました。
メンバー同士の争いごとの際は仲裁に入ったり、大会前にメンバーの士気を高めるために声かけをしたりして、みんなが気持ちよく楽しめるような空間づくりを心がけてきました。
アルバイト経験がない私ですが、今まで培ってきた観察力や行動力を活かして、お客様のためになるような接客をしていきたいです。 |
▽例文その2
私の強みはコミュニケーション能力の高さです。幼い頃から誰とでも友達になることができていました。また、いつも周囲のみんなを楽しませること、笑わせることに幸せを感じてきました。
飲食店でのアルバイトは未経験ですのでわからないことも多いかと思いますが、持ち前の明るさとコミュニケーション能力を活かして、お客様や仕事場の方たちと上手に交流をしていきたいです。
一日も早く戦力として活躍できるように、頑張りますのでどうぞよろしくお願いします。 |
▽例文その3
私は目標に向かってコツコツと努力を積み重ねていくことができます。高校、大学受験の際も、模試や試験に向けたスケジュール管理を徹底して行ってきました。その結果、志望校に合格することができ、充実した毎日を送っています。
これまでアルバイトをしてきた経験はありませんが、慣れない仕事や新しいことに対しても成長する機会であると前向きに捉え、日々努力していきたいです。私の努力し続ける姿勢は必ず貴社の仕事に活かしていけると信じています。 |
自己PRの例文～経験ありの場合～
自己PRの例文
▽例文その1
以前は、ビジネス街の蕎麦屋でアルバイトを2年ほどしていました。昼時は近所のサラリーマンでごった返すため、とても慌ただしいなか仕事をこなしてきました。その経験から、どんなときでも冷静に物事を判断し行動する力が身につきました。
気持ちを落ち着かせて仕事にあたることの大切さを実感できたことで、人間的にもとても成長することができました。
飲食店での業務経験を活かして仕事に邁進していきたいと思っています。 |
▽例文その2
高校生の長期休みの際に、荷物の出荷作業を行う短期アルバイトを経験しました。効率よく仕事する正確性や送り先を間違えないように集中して作業することの重要性を学ぶことができました。
仕事の面白さを実感することができたので、今回長期のアルバイトを探して応募いたしました。以前の短期アルバイトの経験を活かして、スピード感と正確性を維持しながら業務にあたっていきたいです。 |
▽例文その3
私は以前、カスタマーサービスのテレフォンオペレーターのアルバイトをしていました。
トラブル等の電話対応は簡単なものではありませんでしたが、解決した際の達成感やお客様からの感謝の言葉にとてもやりがいを感じていました。
お客様の気持ちやご希望にしっかりと耳を傾け、問題解決に向けて的確な提案を行うスキルは、御社のオペレーター業務にも必ず活かしていけると思います。 |
職種別の自己PRの例文
自己PRの例文
▽例文その1｜カフェ
私は、どんなときも笑顔で接することができます。以前、カフェでアルバイトをした経験がありますが、辛いことがあっても、お客様の目を見て笑顔で接客することを心がけてきました。
またお客様に居心地のよい時間を提供するためには、笑顔だけでなく気配りも非常に大切だと考えています。お客様にお声がけや水をお持ちするタイミングなどを見計らって行動にうつすことが得意です。
貴社でも、とびきりの笑顔と気配りを忘れずにお客様一人一人と接していきたいと思います。 |
▽例文その2｜引越し業者
私は、小学校から高校卒業まで野球をしてきました。厳しい上下関係のなかで生活してきたので、体力はもちろんのこと礼儀や気配りは誰にも負けません。
野球を辞めた今でも、毎日のトレーニングを欠かしていません。ここ数年間風邪を引いたことがないほど、体調管理にも自信があります。
引越し関連のアルバイトは初めてですが、先輩方の話に耳を傾けてそれぞれの仕事を丁寧にこなしていきたいです。 |
▽例文その3｜アパレル
私は幼い頃からファッションが大好きで、大学入学とともに某有名ファストファッションブランドでアルバイトをはじめました。
接客のマニュアルやスタッフ教育をとても丁寧にしていただいたこともあり、それまで接客の経験がなかった私ですが今では自信を持ってお客様の接客を行うことができます。
レジ打ちの正確性はもちろん、商品管理、お客様とのコミュニケーションにも自信があります。
新しい業務もいち早く吸収して、即戦力として働けるように頑張っていきたいです。 |
まとめ
アルバイトの自己PRを作る際のポイントについて詳しくご紹介しました。
自己PRは、アピールポイントを探すことからはじまります。
そのため、これまでの自分史を作成しながら、どのようなエピソードを膨らませて話を展開していくかを決めていきましょう。
アピールポイントを探すのが難しい場合は、実際に起こったエピソードや成功体験があれば、確実に強みや長所につなげることができるはずです。
今回ご紹介した自己PRの構成の考え方や例文を参考にしながら、オリジナル自己PRを作成していきましょう！
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