コールセンターのバイトとはどんな仕事?評判は?誰でも働ける?
2021.07.26
コールセンターのバイトは高時給のところが多く、気になっている人もいるでしょう。
しかし、電話対応に自信がなく、クレーム対応がキツイと感じてしまい、なかなか行動できない人もいるかもしれません。
そこで、コールセンターバイトの仕事の特徴をまとめてみました。
メリット・デメリットや、向いている人の特徴を紹介しますので、バイトするか迷っている人は参考にしてみてください。
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コールセンターバイトの仕事内容は?
コールセンターバイトは、電話やチャットを使ってお客様の対応をする仕事です。
話す内容は、お客様からの問い合わせに答えるものや、商品の売り込みをするテレアポなどがあります。
仕事内容は大きく分けて2種類あります。
ひとつはお客様からの問い合わせに答えるインバウンドで、もうひとつはお客様へ連絡するアウトバウンドです。
受信のみのインバウンド
インバウンドの仕事は、3種類に分けることができます。
テレフォンオペレーター・カスタマーサポート・テクニカルサポートの3種類です。
テレフォンオペレーターは、商品やサービスに対するお問い合わせに答えます。
カスタマーサポートは、企業のお問い合わせ窓口となる存在で、総合的なことに答えます。
テクニカルサポートは、電子機器やネット接続など技術的なサポートをする仕事です。
インバウンドの仕事は売り込みをせずマニュアル完備で、決められた内容に答えます。
向いている人は、正確な情報を伝えられて、人の気持ちに寄り添える人です。
お客様が連絡してくる理由は何か困っているからで、スタッフは何に困っているのか、どのような対応を求めているのかという臨機応変な対応が求められます。
インバウンドの仕事で必要なスキルは、パソコンの基本操作です。
音声通話だけでなくチャットやお客様のパソコンを遠隔操作することもあるため、パソコンのスキルが必要でしょう。
発信のみのアウトバウンド
アウトバウンドの仕事は、2種類に分けることができます。
テレフォンアポインターとテレマーケティングの2種類です。
商品やサービスを売り込むためお客様に連絡するのが、テレフォンアポインターです。
商談のためのアポイントを取る仕事や、サンプルなどの発送の許可をもらいます。
一方で、テレマーケティングは自社商品の満足度を尋ねる仕事です。
アウトバウンドの仕事は売り込みが必要なため、トークスキルが必要です。
電話をかける相手は、会社が用意した連絡先などを使います。
売り込みの連絡のため、相手から冷たい態度をとられることもあるでしょう。
電話をかけた瞬間切られることもあるため、気持ちの切り替えが必要です。断られても前向きに捉えられる人が向いているでしょう。
アウトバウンドの仕事は、契約が増えるごとにボーナスが出る場合があります。
たくさん売ることができれば、時給アップにもつながりやすいでしょう。
もともと営業スキルがあり、実力に応じて報酬アップを期待する人に向いています。
コールセンターバイトの良い点、悪い点
コールセンターのバイトは、時給が高いことで知られています。
ほかにもどのような点で魅力を感じている人が多いのでしょうか。
コールセンターバイトの良い点と悪い点を紹介します。
コールセンターの良い点
コールセンターの良い点は、次のようなものがあります。
・時給が高め
・デスクワーク
・マニュアル完備
・シフト制が多い
・服装や髪型が自由
時給が高め
コールセンターバイトは、ほかのバイトと比べて時給が高めです。
時給1,000円以上は期待できるでしょう。
24時間営業のコールセンターでは、深夜の時間に時給2,000円程度のところもあります。
また、給与の支払いは、日払い・週払い制が利用できる職場もあるでしょう。
銀行振込だけでなく、手渡しなど柔軟な対応をする会社に勤めることもできます。
デスクワーク
電話やチャットの仕事は、座って作業ができます。
デスクワークなら体力に自信がない人でもバイトできるでしょう。
座ったままの仕事といっても、トイレには自由に行くことができます。
時間帯によっては連絡がほとんどなく、自由に過ごしていい職場もあるようです。
基本的に1人でやる仕事なので、自分のペースで働きたい人や、人間関係が少ない職場を選びたい人におすすめです。
マニュアル完備
コールセンターのほとんどは、マニュアル完備です。
最初は覚えることが多くありますが、研修制度があれば安心でしょう。
マニュアルでは、正しい敬語の使い方、クレーム対応、営業スキルなどが学べます。
最初からいきなり難しい対応を任されることはなく、徐々にスキルを習得していけば大丈夫です。
シフト制が多い
コールセンターの多くは、シフト制を採用しています。働き方の融通が利く職場が多く、週に1日から、土日のみ、短期勤務などが選べます。勤務時間も午前中のみや深夜など、自由な時間を選びやすいでしょう。
服装や髪型が自由
コールセンターは、服装や髪型が自由な職場が多くあります。
お客様の対応が必要といっても、直接姿は見えないため、身だしなみは厳しくありません。
茶髪OK、ネイル可など柔軟な職場を選ぶこともできます。
コールセンターの悪い点
コールセンターの悪い点は、次のようなものがあります。
・クレーム対応がキツイ
・覚えることが多い
・電話が苦手だとキツイ
・パソコンが苦手だとキツイ
・ノルマがあるところも
クレーム対応がキツイ
コールセンターの仕事は、クレーム対応がキツイと感じる人がいます。
お客様によっては怒っている人もいるため、メンタルが弱いと辛いでしょう。
理不尽な問い合わせでも、謝らなければなりません。
ただし、クレーム対応のマニュアルで少しずつ対応できるようになり、ストレス耐性が高まって自分に自信が出る人もいるようです。
覚えることが多い
コールセンターの仕事はマニュアルがありますが、最初は大変だと感じるでしょう。
覚えることは、会社のあらゆる面までです。最初の研修でみっちり知識を叩き込む必要があります。
ただし、覚えることが多いといっても、最初は簡単な対応からできます。
クレームが少なく決められた対応がある部門から、少しずつ覚えることが可能です。
電話が苦手だとキツイ
アウトバウンド電話をかけるのが苦手な人でも、コミュニケーションの仕事だと、電話対応が苦手な人はキツイと感じる場合があります。
一方でインバウンドなら、決められた回答があるため、電話が苦手でも仕事ができます。
スキルを学ぶ気持ちでやりましょう。続けるうちに自信がつく人は少なくありません。
パソコンが苦手だとキツイ
コールセンターの仕事は、パソコン操作が必須です。電話で話すだけでなく、手元で情報を調べる必要があります。
パソコン操作では、お客様を待たせないよう最低限タッチタイピングが必要です。
また、必要に応じてパソコンを使いマニュアルを検索することもあるでしょう。
ノルマがあるところも
ノルマがあると、契約が取れずキツイと感じることがあります。
とくにノルマがあるのは、アウトバウンドの仕事です。
ノルマがあるとプレッシャーを感じる人は、インバウンドがおすすめです。
お客様からのお問い合わせに答えるインバウンドなら、商品売り込みはありません。
どんな人が働いてる?テレワークも可能?
働いている人の年齢層や、どのような働き方があるのか見ていきましょう。
コールセンターに向いている人の特徴も併せて紹介します。
高校生や大学生も働ける!
コールセンターで働く人のメインは、20代~30代です。
学生の場合は、大学生が多く働いています。
大学生なら授業が終わってからの仕事や、土日などにシフトを入れられるでしょう。
サークルやほかのバイトで忙しい人でも、コールセンターなら勤務できます。
コールセンターの中で22歳以下は1割程度と少なめですが、マニュアルが完備されているため初めてのバイトでも安心です。
高校生の場合は、数は少なめですが求人はあります。
基本的に年齢制限を設けていないところが多いため、電話で問い合わせてみましょう。
学生のバイトは、若年層に向けた化粧品の紹介などの仕事があります。
50代・60代は?
コールセンターのバイトで50代以上は、1割程度です。
シニア世代の割合は少なめですが、インバウンドなら年齢層が高めの人もいます。
どちらかというと、小規模のインバウンドの職場で50代以降が多いようです。
50代以降の人におすすめなのは、シニア層向け商品やサービスの会社です。
シニア層向け化粧品や健康食品などでも、50代以降のスタッフが喜ばれるでしょう。
また、落ち着いた雰囲気を優先するコールセンターも有利に働けます。
たとえ若い人が多い職場であっても、やる気があれば勤まるでしょう。
デスクワークで体力が必要ないため、何歳になっても現役で働くことができます。
自宅でもコールセンターのバイトはできる
コールセンターの仕事の中には在宅で働けるものがあります。
仕事として多いのは、個人事業主やフリーランス向けの求人です。
クラウドソーシングや求人サイトなどを通して、在宅の仕事が募集されています。
在宅の場合は、発信と問い合わせの2つの仕事があります。
簡単なアンケートを受けてもらうものや、通販サイトの受付を在宅で募集していることがあるようです。
通勤型のコールセンターと比べて、仕事内容が簡単なものもあります。
デメリットは、パソコンやネット環境が必要で、雑音があると仕事ができない点です。
また、対応が難しい内容を会社に質問したくてもできず、自分で解決する能力が求められます。
メリットは、自分のペースで働けることで、仕事の合間に家事や育児・介護が必要な人に人気です。
コールセンターのバイトはこんな人におすすめ
最後に、コールセンターバイトがおすすめの人の特徴を紹介します。
コールセンターの職種によっても向いている人の特徴が異なります。
それぞれの業種別に、おすすめの人を解説しますので、参考にしてみてください。
インバウンドがおすすめの人の特徴
コールセンターの求人の80%はインバウンドのため、多くの求人から比較したい人におすすめです。
インバウンドは電話がかかってこない時間もあります。
いつも対応に追われているわけではないため、自分のペースで働きたい人に向いているでしょう。
ハードワークが苦手で、お客様の役に立ちたい思いがある人向けです。
インバウンドの職場の環境は、和気あいあいとした職場です。
基本的に1人の仕事ですが、職員同士が助け合っているため、親交があります。
プライベートに職場の人と交流を楽しみたいなら、インバウンドがおすすめです。
仕事で覚えることは多いので、学ぶ気持ちがある人に向いているでしょう。
研修期間は1~3か月と長めに設定されているところが多いようです。
ただ情報を覚えるだけでなく、臨機応変に対応できる能力も必要です。
幅広い知識がある人や、知識を高めたい人に向いているでしょう。
アウトバウンドがおすすめの人の特徴
アウトバウンドの仕事は、コールセンターの2割程度です。
求人数が少なめですが、インバウンドと比べて高時給が期待できます。
インバウンドは時給1,000円からなのに対し、アウトバウンドは時給1,300円からでインセンティブが得られるところがあります。
こちら側から情報を発信して契約を取る必要があるため、積極的な人に向いています。
自分の能力をどんどん高めていき、高収入を目指す人なら、やりがいを感じることができます。
職場の人との関係は、インバウンドと比べると付き合いが少なめです。
個人での能力が重視される職場のため、マイペースで自由を尊重する人が多くいます。
仕事で覚えることは少なく、すぐに実践したい人におすすめです。
細かいルールを覚えるより、体を動かすタイプに向いているでしょう。
研修期間は短いところが多く、すぐに実績を出せば高収入を目指すことができます。
電話ですぐに切られる場合もあるため、気持ちを切り替えられる人におすすめです。
ときには話が長くなることもあるので、自分から積極的に話せる人に向いています。
やりがいがあってスキルも身につく!コールセンターのバイトに挑戦しよう
コールセンターのバイトがしたくても、電話対応が気になる人もいるでしょう。
多くの職場では研修があるため、少しずつ慣れていけば大丈夫です。
コールセンターは、社会人としての知識や、クレーム対応など学べる面がたくさんあります。
バイトを通してスキルを高めたい人にピッタリでしょう。
ときには、お客様から感謝されることもあるため、やりがいをもって仕事ができます。
コールセンターバイトが気になる人は、まずは応募してみましょう。
仕事に慣れれば在宅の仕事にも挑戦できるため、幅広い年齢の人におすすめです。
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