レジ打ちバイトは高校生にも大学生にもおすすめ!仕事内容やコツを紹介
2022.02.03
スーパーなどのレジ打ちの仕事は、てきぱきと作業をしていて見ていて気持ちがよいものです。
近年ではバーコードを利用してレジ操作をするので、お会計も楽になっています。
レジ打ちバイトの仕事内容について詳しく紹介しましょう。
レジ打ちバイトのメリットとデメリットについてもお伝えします。
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スーパーのレジ打ちバイトの仕事内容
高校生や大学生でもレジ打ちバイトをしている人は多いものです。
スーパーのレジ打ちバイトは、基本的には商品をスキャンしてお客様から代金を受け取るのが仕事で、仕事はシンプルで覚えやすいでしょう。
具体的にはどのような仕事内容なのか、レジ打ちのほかにどのような仕事があるのかについて解説します。
商品のスキャンと点検
レジ打ちの基本的な仕事は、商品のスキャンと清算です。
レジスターを使い、お客様が購入した商品を一つずつバーコードをスキャンしていきます。
すべての商品のスキャンが終わったら、合計金額を伝えお金を受け取り、おつりとレシートを渡します。
スマホ決済やクレジットカードの場合は、それぞれの方法で支払い手続きをすませなければなりません。
来店ポイントなどがあれば、カードやアプリをスキャンしポイントを加算します。
商品によっては専用の袋に入れたり、梱包したりして渡すこともあります。
お店によっては、お金の合計金額があっているかどうかを点検する業務も含まれます。
店内清掃・かごの回収
レジ打ちの仕事だけでなく、店内清掃やかごの回収をするのも仕事の一つです。
お客様が使用したかごやショッピングカートを回収し、決まった場所に移動させます。
また、商品を袋に詰める台(サッカー台)の拭き掃除や、周りの掃除をします。
掃除やかごの回収をしているときにお客様から声をかけられれば、対応するのも仕事です。
商品の場所について聞かれれば誘導します。
品出し・陳列
お客様が多い時間帯はレジ打ちをしますが、比較的お客様が少ない時間帯は、品出しや陳列の作業をすることもあります。
倉庫から商品を持ってきて所定の場所に並べる、商品を見やすいように、きれいに陳列するといった仕事をすることもあります。
商品は常にきれいに陳列されているのが理想です。
レジ打ちのバイトでも、手が空いていれば商品の陳列作業をして、お客様が見やすい、取りやすい売り場にするのも役割の一つです。
レジ打ちバイトに求められるスキル
レジ打ちバイトに求められるのは、レジをミスなく打てる正確さと、迅速さです。
買い物が終わったお客様は少しでも早くお会計を済ませたいものです。
レジ打ちに時間がかかってしまうと、イライラしてしまうお客様もいるでしょう。
レジ打ちが早くできても、間違いがあってはいけません。
何度もやり直せば時間もかかります。
おつりなどを間違えれば、お客様に迷惑がかかってしまいます。
レジ打ちのスキルだけでなく、「コミュニケーションスキル」も求められます。
レジ打ちさえできればよい、と思うかもしれませんが、お客様が気持ちよく買い物ができることも大切です。
そのためには、笑顔での接客が必要です。
また、トラブルが発生した場合には、落ち着いて判断し行動できることも大切。
忙しいときには仕事の優先順位を適確に判断し、要領よくこなせるスキルがあると職場での評価も高くなるでしょう。
レジ打ちと接客のコツ
レジ打ちのバイトでは接客も重要な仕事です。
ムスッとした態度でお会計をするより、笑顔で接客された方がお客様も気持ちがよいものです。
お店の評判もよくなるでしょう。
接客の仕方は職種によっても異なります。
レジ打ちではどのような接客が必要なのでしょうか?
レジ打ちの仕事に役立つ「接客のコツ」を解説します。
笑顔と挨拶
レジ打ちでの接客では、笑顔と挨拶がポイントです。
商品ばかりを見るのではなく、どんなに忙しいときでもお客様の顔を見て、明るい声で挨拶をしましょう。
接客でよく使う「いらっしゃいませ」や「ありがとうございました」という言葉も、ただ言葉にするだけでなく、お客様に対する感謝の気持ちが伝わるよう、心を込めて言葉にすることが大切です。
素早く動く
笑顔で明るく挨拶をすることは大切ですが、レジ打ちはてきぱきと動くことが重要です。
愛想がよくてもレジ打ちに時間がかかっていては、並んでいるお客様に迷惑がかかります。
スピーディな作業によって、並んでいるお客様のストレスも減るものです。
特に夕方の忙しい時間帯はスピーディさを意識してレジ打ちをしましょう。
誤差のないよう正確に
レジの操作時は正確さが大切です。1円でも誤差があってはいけません。
近年では、レジに練習モードなどが搭載されていることも。
お客様が少ない時間帯などに自主トレをするのもおすすめです。
レジ打ちを初めてする人にとっては怖い、もしくは不安なものです。
未経験者には研修を用意しているお店もあるので、確認してみるとよいでしょう。
バーコードの場所を覚える
最近のレジは数字を打ち込むのではなく、スキャンする機器が増えています。
数字を打ち込む手間が省け、より素早く、正確に操作ができるようになりました。
しかし、バーコードがどこにあるか探していると時間がかかってしまいます。
それぞれの商品のバーコードの位置を把握することで、レジ操作を迅速にできるようになるでしょう。
値引きシールを見逃さない
値引きシールは見逃さないようにしましょう。
また、どこに割引シールが貼ってあるのかを把握することも必要です。
生ものは袋に入れる
汁など漏れてしまう可能性があるものや、ピーマンやナスなどバラ売りをしている野菜・果物類はビニール袋に入れます。
売り場にビニール袋が用意してあるケースも多く、お客様が自分で入れる場合もありますが、中にはそのままカゴに入れるお客様もいます。
そういった場合は、ビニール袋に入れてお渡しすると親切です。
飲み物は横に置かない
牛乳やペットボトルなどのドリンク類は横にしてカゴに入れないようにします。
飲み物は縦の状態でカゴに入れましょう。
お客さまが袋に詰める際に重い商品から詰めるため、ペットボトルなどの重いものを最初に入れてしまうと、上に乗せた商品を取り出さなければなりません。
カゴへの移し方などは店舗ごとに違いがあるので、研修でしっかり確認するようにしましょう。
会計漏れがないか確認
カゴの中に会計が済んでいない商品がないか、しっかりチェックしましょう。
小さな商品や厚みのないものは、カゴの隅にあると見落としてしまう可能性があります。
自分で買ったものでも、お客様自身が見落としてしまうこともよくあるので、カゴの中をよく確認しましょう。
後になって「買った、買わない」などのトラブルを避けるためにも、会計漏れのないように確認することです。
商品の陳列場所を覚えておく
商品の場所は覚えておきましょう。
会計の途中で、バーコードが読み取れない、バーコードのシールが剥がれている、または商品に傷や破損などがある、などといった場合、新しい商品を取りに行くことがあります。
商品を探している時間、お客様を待たせてしまうことになり、また並んでいるお客様もイライラしてしまいます。
商品の配置や陳列場所は、大まかでもよいので把握しておくと安心です。
ポイントカードの有無を確認
会計の際はポイントカードの有無を必ず確認しましょう。
お買い物のポイントが加算されることを楽しみにしているお客様は多いものです。
会計キーを押してしまうとポイント加算できないので、会計キーを押す前に必ず確認しましょう。
ポイントカードを出し忘れてしまう場合もあります。
また、いつも持っていないお客様だからといって、その日も持っていないとは限りません。
ポイントカードは常に確認するようにしましょう。
預かったお金を確認
お預かりしたお金は必ず声に出して伝え、お客様にも確認していただきましょう。
お金を入れると自動でお釣りが出るタイプのレジも多いですが、機械なので故障することもあります。
トラブルを避けるためにも、お預かりした金額とお釣りの金額は声に出しながらお渡ししましょう。
レジ打ちバイトのメリット・デメリット
レジの操作を覚える、迅速に正確に会計をする、さらに笑顔で接客をするなど大変な事も多いレジ打ちバイト。
苦労することもあれば、うれしいこともあります。
レジ打ちバイトのメリットとデメリットについて解説します。
レジ打ちバイトのメリット
無心になれる
レジ打ちバイトのメリットとして、無心で仕事に打ち込めるという点があります。
品出しや発注、注文などの業務に比べて、レジは流れ作業です。
レジの操作を覚えてしまえば、仕事はシンプルです。
接客においてもマニュアルがあるので、難しいことはほとんどありません。
常識的な言葉遣いや話し方ができれば、悩むこともありません。
接客も仕事の一つですが、考えて話さなければならない内容ではないので、緊張することもないでしょう。
待っているだけの時間もありラク
勤務時間中、ずっとレジを操作しているわけではありません。
お客様が少ない時間は、お客様を「待っている時間」もあります。
お店にもよりますが、お昼過ぎから夕方前の時間帯など、お客様が少ないときは「待ち」の時間もあるものです。
それでも時給は発生しています。そういったときはラクな仕事、と感じられるでしょう。
また、忙しいときでも会計に専念していると、アッと言う間に時間が過ぎていくのもメリットです。
レジ打ちバイトのデメリット
ずっと立ちっぱなしで足が痛い
基本的に同じ場所で立ちっぱなしなので、足が痛くなります。
長ければ半日程度立ったままということも。
体を動かさないため、肩コリや首コリなども起こりやすいのがデメリットです。
足もむくみやすく、体力的にもきつい仕事です。
商品によっては重量のあるものも少なくありません。
ドリンク類をケース買いする人もいれば、お米を買う人もいます。
重い商品を読み取ることが多い日は、腕が疲れることや筋肉痛になることもあります。
混雑時は息をつく暇もない
朝やランチの時間帯、夕方など、お客様が殺到する時間帯はかなり混雑します。
お客様が多い時間帯は息をつく暇もないほど忙しいものです。
年末年始などの繁忙期は、接客が続くため声がかれてしまったという人も。
忙しいとミスも起こりやすく、疲労もたまりやすくなります。
精神的にもつらくなるので笑顔でいるのが難しくなるでしょう。
そうなると接客態度が悪い、などのクレームが入る可能性もあるので注意が必要です。
お金を扱うので責任が伴う
お金を扱う仕事なので、精神的負担もあります。
レジ操作を間違えてしまうと訂正がとても大変です。
お金は慎重に扱わないと、トラブルの原因になります。
レジはお金を扱う業務なだけに、間違いが許されないという点は緊張感があるでしょう。
クーポンや割引券、ポイント利用などによって、レジや会計の操作が複雑になっていることもあります。
覚えることも多く、ミスをしないよう緊張感を持って仕事をしなければなりません。
レジ打ちバイトは学生にもおすすめ
レジ打ちバイトはお金を扱う業務で、責任感を持って仕事をしなければなりません。
立ちっぱなしの時間も多く、足や腕が痛くなることもあります。
そういったデメリットもありますが、基本的に仕事はシンプルでレジ操作さえ覚えてしまえば後は流れ作業なので難しく考える必要はありません。
笑顔で接客をしていれば、いつの間にか時間が過ぎていくでしょう。
てきぱきとレジ操作が正確にできるようになれば、気持ちよく仕事ができるでしょう。
仕事内容がわかりやすく、シンプルなので学生にもおすすめです。
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