ホテルバイトはきついだけじゃない!学生にうれしいメリット4つを紹介
2022.07.07
ホテルのバイトに華やかなイメージを持つ人も多いでしょう。
一方、仕事量が多くきつそうなイメージもあります。
実際、見えないところでさまざまな業務を行っています。
ホテルのバイトは接客スキルや語学力のスキルアップが図れたり、給料が高かったりとメリットも多いバイトです。
この記事では、仕事の概要やメリット・デメリット、面接のポイントをご紹介しています。
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ホテルバイトは難しい?任される業務内容
ホテルのバイトはフロント業務・ホールスタッフ・客室清掃業務の3つに分かれます。
それぞれの業務内容を確認していきましょう。
フロント業務
ホテルの顔であるフロント業務です。
ホテルのイメージにもつながる大切な業務であり、臨機応変な対応力が求められます。
フロント業務は以下の通りです。
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フロント業務は、お客様への丁寧な対応や接客マナーが求められます。
正しい言葉の使い方や礼儀作法、相手の立場になって考えるサービス精神が必要です。
どんな心理状態でも笑顔をキープするなど、バイトを続ける中で高い接客スキルが身に付くでしょう。
ときには、ホテルの窓口としてお客様のクレーム対応をしたり、海外の観光客の接客をしたり、臨機応変な対応力が求められます。
同時に語学力を高めるきっかけにもなるでしょう。
また、ホテルのフロントは誰がいつ見ているか分かりません。
そのため、業務中は気が抜けない仕事です。
誰からでも話しかけやすく親しみやすい雰囲気と、どの角度から見られても問題ない、清潔感のある身だしなみが大切な仕事でもあります。
飲食スペースでの業務
レストランが併設されているホテルでは、飲食スペースでの業務を担当することもあります。
いわゆるホールスタッフです。
ホールスタッフは主に接客と給仕をメインで行います。
ホールスタッフの仕事は以下の通りです。
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ホテルのディナーがビュッフェ方式であれば、空になったお皿のバッシング(お皿をさげること)や、料理の補充も仕事です。
ホールスタッフは、厨房とお客様の仲介的役割です。
お客様の食事のスピードや、厨房の料理のスピードに合わせて食事の進行をサポートしなければなりません。
常にお客様に目を配り、配膳スピードを調整したり、オーダーをとったり、周りへの配慮が大切です。
接客ではお客様が不快な気持ちにならないように礼儀をわきまえ、食事を配膳するにふさわしい身だしなみも求められるでしょう。
朝食担当のスタッフと、ランチからディナーの担当スタッフに分けて求人を募集しているところもあります。
客室清掃業務
お客様が快適に過ごせる環境を作るのが客室清掃業務。
チェックアウトしたお客様の部屋を清掃し、次の利用者を迎える準備をします。
主な仕事は以下の通りです。
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ルーティンワークをくり返し、効率的に作業を進めていきます。
一つひとつの作業内容はもちろん、どこから片付けていくかの段取りも大切な仕事です。
ホテルバイトは魅力もたくさん!得られるメリット4つ
ホテルでバイトをすると、社会人としての土台であるマナーが身についたり、ホテルスタッフの特典を利用できたりメリットがたくさんあります。
ホテルで働くメリットを見てみましょう。
正しい言葉遣いやマナーが身に付く
ホテル業務はお客様への応対が多いため、正しい言葉遣いとマナーが身につくでしょう。
バイトであろうと、スタッフの一員としてお客様が快適に過ごせるような接客スキルを必要とします。
ホテルによっては、お客様への対応方法をマニュアル化しているところもあるため安心です。
ホテルの接客マナーは、接客業の中でも高度なスキルが求められます。
そのため、バイト経験を通し、身をもって一流の接客マナーが学べるでしょう。
将来、接客業の道に進みたい方には有利な経験になるバイトです。
時給が高い
ホテルバイトは、比較的時給が高いバイトです。
都内では、フロントスタッフの時給が、平均1,100円以上から1,500円以上のホテルもあります。
ホテルバイトは時給の高いところが多いため、お金をたくさん稼ぎたい人にぴったりのバイトです。
ただし時給が高いということは、その価値に値する仕事が求められているということを忘れてはいけません。
社員割引を使える
ホテルのなかには、バイトでも社員割引を使えるところがあります。
系列ホテルや施設で社員割り引きが利き、安く利用できるのもメリットです。学
生であればまとまった休みがとれる、夏休みや春休みなどの休暇を利用しホテルに宿泊できます。
英語などの語学スキルを磨ける
ホテルは海外からの観光客も多く利用するため、英語などの語学スキルを磨くよい機会になるでしょう。
とくにフロント業務やホールスタッフは、お客様と会話する機会が多い仕事です。
最低限お客様が伝えたいことを理解できる程度まで語学力を身に着けておくと、英語で話しかけられたときにも焦らず対応できます。
将来語学を活かした就職先を考えている人にとって、英語をアウトプットできるよい機会になります。
ホテルで使われる英語には、普段聞きなれないホテル用語もあるため、職場の先輩に教えてもらいましょう。
英語の他には、中国語や韓国語も使用頻度の多い言語です。
ホテルバイトはきついこともある!考えられるデメリット3つ
バイトとはいえ、時給が発生する立派な仕事です。
バイトを始めて間もないころは覚えることも多く、身につくまでは失敗を繰り返すこともあります。
また学生生活とは違った労働に疲労を感じる方もいます。
ホテルバイトで考えられるデメリットを詳しく見てみましょう。
体力を使う業務が多い
ホテル業務の中でも、清掃やレストランでの業務は力を使う仕事が多いです。
そのため、体力がなければバイトの継続は厳しいでしょう。
ホールスタッフはホール内を歩き回り、重たいお皿や料理を何往復も運びます。
いつお客様に声をかけられるか分からないため、疲れていても表情には出せません。
ポーカーフェイスを意識するのにも力を使うため、より体力を消耗しやすいでしょう。
清掃業務は何部屋分もあるリネンを運び、部屋の数だけシーツを取り換えベッドのリメイクをします。
さらに掃除機をかけ水回りの掃除もする、となればかなりの体力を消耗するでしょう。
クレーム対応もしなければならない
お客様にとって、アルバイトもホテルのスタッフも見分けがつきません。
そのため、お客様からの理不尽なクレームにも対応しなければならないときもあります。
特にホテルのフロント業務は、お客様に合わせた臨機応変な接客が求められます。
常に周りに社員がいるわけではなく、勤務先や時間帯によっては一人でフロント業務をしなければならないこともあります。
理不尽なクレームは回避が難しく、一人で理不尽な申し出に直接対応したり、電話対応したり精神的負担に感じることもあるようです。
希望するシフトが通らないこともある
ホテルはシフトの融通が利きにくく、自由度は低めの傾向があります。
ホテルの1日はある程度業務ごとに時間が固定されているため、シフトも固定の時間枠に募集人数をかけています。
そのため、シフトの自由度が低く、希望の時間帯に入れないこともあるのがデメリットでもあります。
ホテルバイトは高校生・大学生でもできる?
ホテルのバイトは求人内容に「高校生・大学生可」とするところも多い傾向にあります。
ただしホテルによっては、対象とする年齢や年齢別の時給を設定している、年齢に応じて担当業務を分けているなどの対応をしています。
ホテルバイト面接のポイント3つ
採用担当者は、自社のホテルで働くにふさわしい人物かどうかを面接で判断します。
接客する上での印象や、お客様を不快にさせない最低限の身だしなみ、辛くても簡単に辞めないような熱意を見極めようとしているのです。
採用担当者に好印象を与える面接のポイントをご紹介します。
清潔感のある服装
ホテルは一定のお客様をお迎えする場所です。
ホテルに従事する人として、誰が見ても清潔感のある服装は必要不可欠の要素です。
判断基準として、その恰好のままお客様に話しかけられても、ホテルのスタッフとして恥ずかしくないか考えてみましょう。
面接では、スーツやジャケットの着用が適したホテルが多いようですが、カジュアルなホテルや、接客を必要としない清掃の職種であれば私服でも問題ないところがあります。
ただしスーツでなくても、ワイシャツやスキニーパンツ、シンプルなデザインのブラウスやシャツなど、きれいめの服装で行くことが重要です。
「私服OK」と書かれていても、なるべくカジュアルな服装は避けましょう。
もし不安に感じるようであれば、面接の日程を調整するときに服装の指定を確認しておくと安心です。
服装は自由と言われたら、他の人はどのような服装で面接しているのか率直に聞いてみましょう。
身だしなみにも注意
清潔感ある服装に加え、接客するうえで意識すべきなのは身だしなみです。
人の印象は会ってすぐに決まると言われています。
例えば、女性はお辞儀するときに髪がかからないようにまとめる、男性は髭を剃る、など最低限の身だしなみに整えていきましょう。
志望動機と希望シフトを明確に
ホテルの面接では志望動機と希望シフトは必ず聞かれます。
まずは、なぜホテルでバイトをしたいのか、志望動機を事前に考えておきましょう。
ホテルは時間帯のシフトが複数あり、出勤可能な時間帯を選んで勤務しています。
例えば平日であれば、「週〇回、〇時~〇時希望」と具体的に伝えましょう。
早朝出勤や土日の出勤は可能か、またシフトの融通は利きやすいかなど伝えておくとよいでしょう。
ホテルバイトに多いQ&A
バイトの様子は、お客様として訪れた際には見えないものです。
ホテルでバイトをするときに多い疑問を解消していきましょう。
髪色は自由?
ホテルは一定の年齢層のお客様に接するため、ビジネスシーンに合ったヘアカラーが推奨されています。
そのため、カジュアルな印象を与えるような明るすぎるヘアカラーは、禁止しているホテルがあります。
ただし、ホテルによって規定は異なります。
トーンが落ち着いた茶色であればOK、というところもあれば、暗めの髪色以外はNGというところもあるため、面接時に確認しておくとよいでしょう。
もしバイトをしたいホテルに足を運べれば、一度様子を見に行き従業員の髪色をチェックしておくと安心です。
従業員の中にはプライベートでヘアカラーを楽しむために、勤務中はウィッグを使用し髪色をカバーしている方もいます。
人間関係は良い?
ホテルのバイトスタッフは学生などの若い世代が多いため、活気があり、仲良くなりやすい傾向にあります。
厳しい社員の方がいても学生同士で助け合い、仕事をサポートしあっているところも多いようです。
仕事中はどんな服装?
基本的に、多くのホテルでは制服が無料で貸与されています。
そのため自費をはたいて制服、もしくはスーツを用意する必要はありません。
その代わり、バイトの期間中は貸与された制服を使っていくため、自分で洗濯などの手入れをしなければなりません。
ホテルバイトで新しい体験をしよう
ホテルのバイトにはフロント・ホールスタッフ・清掃員など、さまざまな職種があります。
業務内容は異なりますが、共通しているのはホテルのバイトを経験すると接客スキルや礼儀礼節、マナーが身につくということです。
お客様相手にサービスを提供しているため、常に相手の立場に立ち、自分の振る舞いを見直すきっかけにもなります。
また海外からの観光客を相手に、語学のスキルアップを図れるのも魅力の一つです。
学生生活から新たな一歩を踏み出し、ホテルのバイトでさまざまな経験を積んでみましょう。
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