ブライダルバイトはどんな仕事?高時給?メリット・デメリットもご紹介
2022.03.22
ホテルや結婚式場での結婚式や披露宴を支える仕事がブライダルバイトです。
ブライダルバイトの仕事内容や働くメリット・デメリットもあわせて紹介します。
華やかなブライダルバイトに興味がある人は、自分に向いているかチェックしましょう。
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ブライダルバイトの仕事内容
ブライダルバイトはホテルや結婚式場が主な勤務先で、直接雇用されるまたは派遣会社からの紹介で働く形が一般的です。
ブライダルバイトにはさまざまな仕事があるので、担当する仕事の内容をそれぞれ紹介します。
ホールスタッフ
ホールスタッフは結婚式などのレセプション会場内で料理・ドリンク・デザートの配膳を行う仕事で、一般的な飲食店と内容はそれほど変わりません。
ブライダルバイトの場合、披露宴での仕事のため一般的な飲食店より高いホスピタリティが求められます。
飲食店や居酒屋で働いた経験があれば仕事を覚えやすく、早いうちに業務に慣れるでしょう。
ブライダルバイトの中では最も求人数の多い仕事で、飲食物の配膳の他に来場客の案内や誘導・式場の受付・進行・扉開けなど結婚式と披露宴のサポートまで行う場合もあります。
キッチンスタッフ
ブライダルバイトのキッチンスタッフは、キッチン未経験者の場合、調理器具や食器を洗う洗い場を担当します。
キッチン経験者は、簡単な料理やデザートの盛り付け・ドリンクづくりも行います。
バイトは洗い場作業がメインのため、料理の経験がないまたは少なくても問題はありません。
忙しいときや人手の足りない日は調理補助を行う場合もありますが、調理は全てシェフが担当するためバイトは簡単な作業のみです。
音響・照明スタッフ
結婚式場や披露宴会場を音や照明で演出する仕事で、未経験でも事前研修を行う施設が多く始めやすい内容です。
当日は事前に打ち合わせをした段取りに沿って、音や照明を使って会場を盛り上げます。
音響や照明の仕事に興味はあるものの勉強したことがない人は、良い経験の場になるでしょう。
経験者を優遇する施設もありますが、特に経験がなくてもさしつかえない可能性が高いです。
ウェディングプランナー
ウェディングプランナーは、式の準備から当日の進行など結婚式と披露宴全般のサポートを行います。
具体的には、新郎新婦を会場へ案内・式の打ち合わせ・計画づくり・必要な内容の準備と手配などです。
バイトがメインでプランニングすることはまずなく、プランナーのアシスタントやサポートが主な仕事です。
当日のアテンドを担当するケースもあります。
フロントスタッフ
フロントスタッフは、式当日の受付・クロークで来場客の上着や荷物の預かりと管理・電話応対などを行います。
受付をすませた来場客を会場やトイレなどへ案内する、席につくときイスを引くなども含みます。
式以前に下見や打ち合わせのために訪れた新郎新婦の案内も仕事のひとつです。
ブライダルバイトの時給とシフト
ブライダルバイトは募集地域や職種によって時給やシフトには幅があるので、応募する前に確認をしましょう。
何を重視するかを決めて応募すると、納得してブライダルバイトを続けられます。
ブライダルバイトは高時給?
あらゆるバイトの中でブライダルバイトの時給は高めのケースが多いので、しっかり稼ぎたい人におすすめです。
土日祝の出勤がほとんどで、休日にバイトができる人材は限られるため、平日のバイトよりも時給は高めです。
特に首都圏では高時給を期待できますが、担当する職種によって給料の差があります。
経験の有無により賃金アップする可能性があり、やりがいを感じられるバイトです。
全ての仕事内容が時給の設定とは限りません。
ホールスタッフやキッチンなどは長期バイトで月給制が多く、音響照明などは短期バイトで日給制をとることが多いです。
他には、披露宴1件あたりで給料が出る場合もあり、施設によって異なります。
ブライダルバイトのシフトは?
結婚式や披露宴を休日に開く人が多いため、バイトは土日の募集がメインで週末を中心に働くシフトが組まれます。
担当する仕事により出勤日はさまざまですが、どの仕事内容も週末勤務なしは難しいでしょう。
週1~2日で1日あたり5~8時間勤務が平均で、週末を利用して稼ぎたい人には働きやすいバイトです。
ブライダルバイトは高校生でも働ける?
ブライダルバイトは高校生でも働け、大学生や専門学校生も勤務可能です。
実際に働く学生は多く休日がメインのシフトのため、学校とバイトの両立がしやすいバイトです。
ホールスタッフは求人数が多く、未経験歓迎・高校生の応募OKの職場を見つけやすいため狙い目でしょう。
一般的な飲食店より高いホスピタリティを求められる職場ですが、その分頼れる先輩が多数在籍し指導もしっかり行われるため、真面目に取り組めば難しくはありません。
将来ブライダル業界で働きたい高校生にとって、稼ぎながら学べる一石二鳥の場になります。
ブライダルバイトのメリット・デメリット
結婚式や披露宴など華やかなイベントを支えるブライダルバイトに興味がある人は、メリットとデメリットを知ってから応募しましょう。
デメリットで紹介する内容も、とらえ方を変えれば将来のための良い勉強になります。
前向きにメリットとデメリットをチェックしてください。
笑顔あふれるブライダルバイトのメリット
ブライダルバイトに憧れを持つ人は改めてメリットを確認しましょう。
時給から興味を持った場合も、メリットをチェックすると働く目的がさらに広がります。
感動と達成感を味わえる
ブライダルバイトには、人生で何度も経験しない特別な場である結婚式や披露宴へ立ち会い、感動と達成感を味わえる喜びがあります。
結婚式や披露宴が終わるまでの間、スタッフは忙しく目まぐるしい時間を過ごしますが、新郎新婦や参列者が笑顔で終われたときの達成感は大きいです。
その式で働いたスタッフ同士の連携がうまくいったときは特に大きな達成感ややりがいを感じられます。
テーブルマナーや接客業のスキルが身につく
披露宴では普段の食事とは異なるコース料理が多いため、コース料理の内容やカトラリーの置き方などテーブルマナーが身につきます。
新郎新婦と参列者が気持ちよく過ごすために、しっかりと接客マナーを教わるのでレベルの高い接客スキルが習得できます。
バイト仲間ができる
ブライダルバイトは多くのスタッフと連携して仕事をすすめるため、スムーズな業務にはコミュニケーションが不可欠です。
すると自然に仲間同士が仲良くなり、プライベートでも交流のある友達をつくりやすくなります。
忙しい業務を終えるたびに絆が強まり、さらに同じシフトで一緒に働くスタッフが多いので、たくさんの仲間ができるのもメリットのひとつです。
仕事がきつい?ブライダルバイトのデメリット
オシャレで華やかで、そしてやりがいもあるブライダルバイトですが、きついと感じる部分もあります。
メリットだけでなく、デメリットも事前に知ってから働き始めましょう。
ミスできないプレッシャーを感じる
新郎新婦と参列者にとっての特別な時間を最高の思い出にするために、ミスはできないというプレッシャーがあります。
しかし重圧は自分だけが感じるのではなく、他のスタッフも同じように感じています。
研修で学んだ内容をきちんと行い、わからないときはすぐに先輩へ尋ねて仕事に取り組めば、失敗は少ないでしょう。
ブライダルバイトは立ちっぱなしで動き回るため、体力が必要できつい面もあります。
ミスしないためにも最低限の体力は必要ですが、体を動かすことが得意な場合デメリットに感じない人もいます。
身だしなみのルールやマナーが厳しい
ブライダルバイトは、ホテルや結婚式場の格式に合った厳しい身だしなみのルールがあります。
バイトももちろん他のスタッフと同様に厳しいルールを守らなくてはなりません。
・髪色は自然な色でできれば黒髪
・女性で髪が長い場合ヘアゴムとネットを使ってまとめる。男性は耳や襟足に髪がかからない程度の短髪
・清潔感のあるメイクをし、ネイルは禁止
・女性はヒールのある靴をはく
など、一般的な飲食店よりも厳しいルールを守って働きます。
言葉遣いも終始きちんと敬語での会話を求められます。
ブライダルバイトはこんなタイプの人におすすめ!
ブライダルバイトにチャレンジしてみたい人、興味がある人は、自分に向いているかチェックしましょう。
どんな人が向いているか、ポイントを紹介します。
・人が喜ぶ顔を見たい
結婚式や披露宴は感動的なお祝いの場で、幸せな表情をたくさん目にする機会があります。
新郎新婦や参列者が喜ぶ場を、自分たちのサポートでつくり出す体験ができ、直接感謝される機会もあるでしょう。
・事務仕事などの座り仕事より動き回る仕事が好き
ブライダルバイトの中でもホールスタッフは会場内を動き回るため、体を使った仕事が好きな人におすすめです。
キッチンの仕事も準備からコース料理が終了するまで休みなく働き続けます。
結婚式や披露宴の当日はどの仕事も静かに座る時間はほとんどなく、終了まで体を動かし続けます。
・高時給のために頑張れる
時給が他のバイトよりも高めのブライダルバイトは、しっかり稼ぐためなら頑張れるという人にも向いています。
・将来ブライダル業界で働きたい
ブライダル業界への就職を考えるには、実際に仕事を体験するとわかりやすくおすすめです。
バイトの立場から上司や先輩スタッフを見てますます憧れが強くなる可能性もあります。
ブライダルバイトで特別な一日をサポートしませんか?
ブライダルバイトは、結婚式や披露宴など特別な日を支える重要な仕事です。
厳しいルールを守り研修をしっかり受ける必要はありますが、将来社会に出たときに役に立つ財産になります。
人を喜ばせることが好きな人ややりがいのある仕事をしたい人、将来ブライダル業界で働いてみたい人などは、ぜひチャレンジしてください。
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