採点バイトなら在宅がおすすめ!仕事内容や給与事情を解説
2022.07.27
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採点バイトの勤務先は「試験会場」「在宅」の2つ
採点バイトは、大きく分けて試験会場と在宅、2つの勤務先があります。
試験会場での仕事は指定された時間と場所で行い、複数人で同時に作業します。
一方、在宅での仕事は個人で作業するため、時間も場所も自由です。
自分の都合に合わせて働くなら在宅採点バイトがおすすめ
在宅でできる採点バイトなら、自分の都合に合わせて働けます。
バイトやパートで働く場合、急な欠勤は職場に迷惑が掛かってしまいます。
しかし、在宅の採点バイトなら仕事をする日時は決まっていないため、体調不良や急な予定変更も問題ありません。
自分のペースでできる在宅採点バイトは、まとまった時間が取れない方も無理なく働けるでしょう。
採点バイトの仕事内容まとめ|在宅との違いはある?
ここからは、採点バイトの仕事内容を具体的に見ていきましょう。
他にも給与や、試験会場と在宅での勤務の違いも併せて紹介します。
仕事は「採点」「添削」
採点バイトは、模試や試験の答案を採点する仕事です。
その内容は、「採点」と「添削」に分かれます。
- 採点
答案の正誤をチェックして点数を集計します。
〇✕などの記号問題や、一問一答の問題な どは答えが決まっており、比較的簡単に作業ができるでしょう。
- 添削
記述式問題の解答を確認し、採点・コメントする仕事。
部分点をつけたり解説をしたりと、正誤チェックだけをする採点より難しい作業です。
しかし、添削者によって大きな差が出ないよう、詳細なマニュアルが用意されているため安心して作業できます。
収入は「出来高制」と「時給制」
採点バイトの給与は、主に「出来高制」と「時給制」に分かれます。
- 出来高制
答案用紙1枚に対して単価が決められており、採点すればするだけ収入が上がる仕組みです。
単価は、採点の難易度によって変わります。
正誤チェックだけの採点より、難易度が 高い記述式問題などの添削の方が、比較的単価の高いことが多いでしょう。
在宅の採点バイトの多くが、この出来高制で設定されており、答案用紙1枚に対して平均 単価は300円程度です。
- 時給制
平均時給1,000円~1,500円が平均的な相場となります。
試験会場での採点バイトは、時給制が多いです。
勤務時間は在宅なら縛りなし
在宅の採点バイトは勤務時間が自由に決められるため、自分の好きなタイミングで作業ができます。
もし、まとまった時間が確保できないとしても、スキマ時間を使って作業でき、自分で勤務時間を決められるでしょう。
採点バイトがおすすめな人
採点バイトは、とても地道な仕事です。
同じ問題が載っている答案用紙を、何枚も何枚もチェックする単純な作業の繰り返し。
そんな採点バイトは、どんな人に合っているでしょうか。
大学生や主婦の人
在宅の採点バイトなら、授業以外にも何かと忙しい大学生や、日頃から家事・育児で忙しくしている主婦など、働ける時間が不規則な人におすすめです。
スキマ時間を有効に使いましょう。
単純作業が好きな人
黙々と行う地道な作業である採点バイトは、単純作業が好きな人にぴったりな仕事です。
また、細かい部分の確認も嫌がらず、コツコツと作業できる人におすすめです。
報酬が出来高制の場合は、黙々と作業した頑張りが収入アップにつながります。
採点バイトのメリット
採点バイトにはどのようなメリットがあるのでしょうか。
試験会場と在宅、勤務先が違えばメリットも変わります。
それぞれのメリットを勤務先別に紹介します。
採点バイトのメリット(試験会場編)
まずは、試験会場で働く採点バイトのメリットです。
時間や収入に関することよりも、自分自身の経験やスキルにメリットを感じるようです。
具体的に見てみましょう。
今までの知識や経験を活かせる
自分が今までに培った知識や学力、受験の勉強や経験を活かせる仕事です。
特に大学生は自身も学校で学んでいる最中であり、受験してから日が浅いため問題に対する理解力も高いでしょう。
その分、記述式問題に的確なアドバイスができるのではないでしょうか。
もちろん、大学生以外の人にもメリットがあります。
採点していく中で、新たな知識が身についたり忘れていたことを思い出したり、自分の勉強にもなります。
お子さんがいる人は、ご自身でお子さんに勉強を教える際に役立つこともあるでしょう。
専門的な資格無しで働ける
採点バイトをするために必要な資格やスキルは特にありません。
大学生や主婦など、基本的には誰でも始められる仕事です。
ただし、採用する際に試験をするケースが多いため、ある程度の学力や知識を身につけておく必要はあるでしょう。
採点バイトのメリット(在宅編)
次に、在宅で働く採点バイトのメリットを具体的に紹介します。
やはり、自分の都合で働けることが、在宅採点バイトの大きなメリットと感じる人が多いようです。
自宅で自由に働ける
在宅勤務においては、自宅で自由な時間に働けることが最大のメリットと言えるでしょう。
通勤時間も必要ありません。
授業や部活動、友人との時間など何かと忙しい大学生や、家事や育児でまとまった時間がなかなか確保できない主婦など、それぞれ自分の好きな時間に働けるのです。
決められた期限内に終わらせることさえできれば、いつでも仕事ができます。
また、仕事の量も自分で調整できるため、自宅に居ながら自分のペースで無理なく働けるでしょう。
人間関係に悩まずに済む
自宅で仕事をするため、煩わしい人間関係に悩むことはありません。
面接や採用試験など、多少人と関わることはあるものの、実際に仕事がスタートすれば直接顔を合わせることはほとんど無いでしょう。
人付き合いが苦手な人でも、ストレスを感じることなく集中して働けるでしょう。
採点バイトのデメリット
採点バイトをするにあたって感じるデメリットも紹介します。
まずは、試験会場で勤務するデメリットを見ていきます。
採点バイトのデメリット(試験会場編)
試験会場で採点バイトをする際のデメリットを紹介しますが、人によっては在宅勤務でも感じる可能性があります。
単純作業で飽きる
「採点バイトは単純作業が好きな人におすすめ」と前述しました。
しかし、単純作業が苦手な人にはデメリットとなります。
同じ作業を黙々と、何時間も行うことにストレスを感じる人もいるでしょう。
ミスが多いとクビになる
どんな仕事、どんな人でもミスする可能性はあります。
しかし、そのミスがあまりにも多い場合は仕事に支障をきたし、企業に損失を与えることも考えられます。
ミスが多い、ミスが続く、ということがあれば仕事を打ち切られることもあるでしょう。
採点バイトのデメリット(在宅編)
最後に、在宅採点バイトのデメリットを紹介します。自由に働ける一方、自己管理が大事な在宅勤務。
どんなデメリットがあるのでしょうか。
オン・オフの切り替えが難しい
在宅勤務は自分の都合やペースで働けることがメリットですが、オンとオフの切り替えが難しく、しっかりと自分自身でスケジュール調整しなければなりません。
サボろうとすればいくらでもサボれてしまうのです。
在宅の採点バイトは、スケジュール調整が苦手な人には難しい仕事かもしれません。
試験が行われない時期は案件が少ない
試験会場で行う採点バイトにも言えることかもしれませんが、模試や試験が行われない時期は仕事の依頼もありません。
どうしても模試や試験のシーズンには偏りがあり、求人や仕事の依頼は、常に出ているわけではないのです。
採用されても、実際に仕事をするのは模試や試験が多いときだけです。
安定した収入が得られるバイトではないため、並行して他のバイトをする人もいるようです。
採点バイトの始め方
採点バイトを始めるには、何から始めればいいのでしょうか。
応募から仕事がスタートするまでの流れを説明していきます。
登録に応募する
採点バイトは登録制が多いため、募集が始まったらまずは登録に応募します。
求人サイトや求人雑誌などを介して応募するケースが一般的です。
その後、履歴書などで書類選考をするところもあります。
面接(オンラインまたは直接)とテストを受ける
採用されるためには、面接とテストをするところが多いようです。
テストは、受ける科目を自分で選択できたり、文系と理系に分かれていたり、とさまざまです。
事前に確認し、勉強しておくことをおすすめします。
企業や塾によっては、面接をしないところもあります。
志望動機を明確にするのが面接合格へのカギ
もちろん採点バイトでも、ほとんどの面接で志望動機を聞かれるはずです。
志望動機は、明確に答えられるようにしておきましょう。
「几帳面な性格を活かしたい」「塾講師の経験があり採点しながら自分にも応用力をつけたい」「子供にかかる学費に役立てたい」など、はっきりとした答えが合格へのカギとなるはずです。
求人に応募する
面接やテストをクリアできたら、採点バイトのスタッフとして正式に登録されます。
その後は仕事の情報が入るのを待ち、やってみたい仕事があればその都度応募する、このような流れで進めている企業もあります。
企業や塾によって進め方はさまざまです。
ご自身で確認してください。
採点バイトでスキマ時間を有効活用しよう
誰でも始められる採点バイトについて紹介しましたが、いかがでしたか?
特に在宅での採点バイトは、忙しい大学生や主婦でも自由に、自分のペースで働ける仕事です。
また、試験会場で決められた時間に作業する採点バイトもあります。
それぞれメリット・デメリットはありますが、どちらのバイトもスキルアップが期待できる仕事です。
自分の生活スタイルに合った採点バイトで、スキマ時間を上手に賢く使いましょう。
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